僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

思いも寄らないこともある

2009年07月24日 | 日常のいろいろなこと

海外旅行につきもののアクシデントは、終わってみれば笑い話だけど、その最中は、かなり深刻である。「二度と海外旅行なんかしな~い」と、本気で思ったりする。

国が違うということは、言葉だけでなく、これほど、ありとあらゆることが違うのか、と、旅行に行くたびに思う。やはり暮らすのは日本が一番いい。どこの国よりもいい…。海外は、何ごとにも油断がならない。

元職場の女性が新婚旅行でロンドンへ行ったとき、地下鉄に自分が乗ったとたんドアが閉まり、夫はホームに残ったままだった…という話も聞いたことがある。日本と違って、あちらの地下鉄は、発車の合図も何もなく、急にドアが閉まるので、そういうことが起きる。

新婚旅行で海外へ行って、そこで仲が悪くなり、「成田離婚」となる…というのがよくあるそうだけど、その原因の一つは、見知らぬ国で頼りになるのはわが夫ひとり…という状態の中で、夫が見込み違いの頼りない男であったことが判明したことによる、というのが多いのではないだろうか。

「な~んだ。外国へ来たら、からっきしダメ男じゃんか」
と、新妻から、「夫 失格」の烙印を押されてしまうのである。

新婚旅行が海外の場合、男は絶対に油断してはならないのだ。


昨日いただいたちひろさんからのコメントでは、ご主人とベルギーを旅行中、乗る予定の列車が運休になって、ご主人が対応に走っている間、一人で心細い思いをした…ということが書かれていた。
その気持、よ~くわかります。

外国では、時間がルーズだったり、急に運休したり、というのが多い。

ちひろさんご夫婦の場合は、アクシデントに見舞われながらも、ご主人が大活躍されたのでよかった。こちらは、海外旅行で、夫の頼もしさに改めて惚れなおした…というケースで、前述の話とは逆ですね(笑)。

    …………………………………………………………………

お話は、そのちひろさんのことになるのですが…

ちひろさんとは、以前からのブログ友達である。

4年前、僕は自分のブログに外国語の勉強のことを書いた。

英語を始め、ハングル、スペイン語、フランス語、イタリア語、中国語、ドイツ語から、挙句の果てはインドネシア語まで、わが家には会話の本がある。本があるばかりで、何も勉強できていない、とほほ…というのが、その内容だった。その時に「ハングル」で検索すると、ちひろさんのブログにヒットしたので、僕からコメントを送らせてもらった。
ちひろさんは、ハングルを学んでおられた。
それ以来、ブログを通じてのおつきあいが続いている。

そのちひろさんから、先月初旬のある日の朝に、携帯メールをいただいた。急に京都への日帰り旅行をすることになり、いま京都にいます…というメールだった。ちなみにちひろさんは、関東在住の方である。

ちひろさんが「京都大好き」の人であることは、ブログで承知していたけれど、小さな子どもさんがおられるのに、一人で京都へ…?

…というのも、前の日に、ご主人が、「明日は子どもの世話をするから一人で京都へ遊びに行っておいで」と言ってくれたそうなのです。

ベルギーでのヒーローは、今も健在である。優しく思いやりのあるご主人の好意で、ちひろさんは、急きょ、留守の間の子どもさんの身のまわりの段取りをして、早朝から、京都への日帰り一人旅に出たのである。

ちひろさんのメールは、京都に来ていますということだけで、最初は「お気をつけて」という程度の返事しか送れなかったけれど、せっかく京都まで来られているんだから、ぜひお会いしたいものだと、僕は思い始めた。

女性に対して失礼かな~とは思ったけれど、僕はメールで、夕方、ちひろさんが新幹線でお帰りになる前に、京都駅で会いませんか…? と書いて送った。

そして快くOKをもらったので、妻に、
「ブログ友達のちひろさんに会いに、京都へ行って来るよ~」
と伝え、時間を見計らって家を出た。

一昨日(7月22日)に、ちひろさんが、その京都旅行の様子をブログにアップされたので、ここにご紹介したいと思います。

        ↓

http://namcleblog.blog88.fc2.com/


京都の土地や寺社に詳しく、京都をこよなく愛するちひろさんらしさに溢れている紀行文です。

夕方、京都駅でお会いしたときの様子も、ちひろさんのブログに詳しく書かれていますので、ここでは書きません。

ブログを通じて「4年前からの知り合い」でありながら、
京都駅で「初めまして~」という挨拶はおかしかったですが(笑)。

今、思い出しても、不思議な気がします。
いろいろな出会いがあるものですね。
ネットだけで終わるはずだったおつき合いが、思いも寄らぬ展開で。
本当にブログには、はかり知れない可能性が秘められていますね~。

 

 

 

 

 

 

コメント (12)
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