僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

「半沢直樹」 を見ています?

2020年09月01日 | 映画の話やTVの話など

日曜日の夜のドラマ「半沢直樹」の人気はすごいですね。

毎週木曜日の新聞テレビ欄に1週間の視聴率ランキング(関西地区)が出るのですが、「半沢直樹」がいつもダントツの1位です。先週は30%近い数字を出していました。20%を超える番組も珍しいので、この数字は圧倒的とも言えますね。

僕のこのブログの本文が終わったあとのほうに「このブログの人気記事」という欄があるのですが、いまそこを見ると「半沢直樹とおもてなし」という記事が第2位に入っています。2013年9月の記事で、もう7年も前の記事ですが、僕のブログでさえ「半沢直樹」について書いたものが結構多くの方にお読みいただいているんですね~ 

それにしても、前回からもう7年になるとは。早いです。

前回のシリーズは、最後に大和田常務(香川照之)に土下座をさせる有名なシーンがヤマ場でしたが、それまで半沢はやられっぱなし、という印象がありました。それが見ていてちょっとストレスでした。

きょう、お昼に「くら寿司」に行ったのですが、後ろの席にいたおばさん同士の会話の中で、「わたしは半沢直樹は見ないねん。あれ見たら、しんどくなるから」という声が聞えてきました。

う~む。そうかもね。
前回は見ていて、しんどいシーンが多かったです。

でも今回はちょっと違います。

今回は、憎らしい人物が次から次と登場しますが、毎回、そのうちの誰かが半沢にギャフンといわされる、という胸のすくシーンが用意されていて、その点では前回よりはストレスなく見ることができていますからね~

ま、それにしても
今どき、こういう「憎たらしい人物」たちが続々登場するドラマも珍しいですね。でも、僕が小学生の頃は普通にありました。毎週、親に東映時代劇の映画に連れて行ってもらい、片岡千恵蔵や市川右太衛門、中村錦之助、大川橋蔵らが主演の時代劇を沢山見てきましたが、悪者はみんな「半沢」に出てくるような、大仰な悪役ぶりで、見ていて本気で腹が立つ。そいつを最後にやっつけるシーンでは思わず手を叩きたくなった。

たとえば忠臣蔵の吉良上野介を進藤英太郎という俳優が演じたが、これが本当に意地悪く憎たらしいのだ。子供だった僕は、こいつは実際にも悪い人間だ、と本気で思い込んだほど。「半沢」を見ていると、そんな子供の頃の記憶がよみがえってくるんですよね~(笑)。

「半沢直樹」のまわりには、歌舞伎俳優や劇団出身の名優、人気者が多くいて、お互いににらみ合うところがアップされ、そこで決めぜりふを口走る。にらみ合い、向かい合う2人は、口と口がつくのではないかと思うほど顔を近づけ合う。まるで「濃厚接触」そのものみたいですけど。

そんな壮烈なドラマだけど、一方では批判も出ています。その最大なものが「女性の描き方に問題がある」というもののようだ。朝日新聞のテレビ評論欄を担当する島崎今日子さんは、「井川遥演じる小料理屋の女将は半沢にほほ笑みかけ、部下の今田美桜は尊敬の目で半沢にうなずく」と書き、妻の上戸彩は半沢のために作る夕食が驚くほど品数が多くて豪華、と続け、また別の女性評論家は「女性観の古さが気になります。主要な役のほとんどが男性。半沢の妻は男の目から見て実に都合のいい女性のように見えます」というようなことを書かれていた。

ま、いろんな見方があるようです。

ところで、前回シリーズから出ている大和田役の香川照之さんですが、最近のコロナ禍のテレビニュースで大阪が映った時、道頓堀のグリコの看板がよく出てきます。そのグリコの看板の横に香川照之さんの大きな顔が映っています。僕らはそれを見る度に「あ、大和田常務や!」と声を上げるんです。

 
道頓堀のグリコの看板。その左横に香川さんの顏。
毎日のようにニュース番組の映像として出てきます。

ということで今回は終わりますが、最後に
「半沢直樹」でどうしてもわからない登場人物がひとりいます。それは夏目三久ちゃんです。毎朝見ている「朝チャン」で司会をしている夏目三久ちゃんが「半沢直樹」に出ているようなのです。

ドラマの最初と最後に出演者の字幕が出ますが、そこに「夏目三久」と出ているんですよね。「え? どこで出ていたの?」と思って、また録画したドラマを早送りしたりして確かめるのですが、どこを見ても出てこない。でも、毎回出演者の字幕に「夏目三久」の名前が出てきます。

これだけは、ネットで調べてもわからない。

いまも、謎のままです。

 

 

 

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2 コメント

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マルテンサイト千年 (グローバル・サムライ)
2024-07-07 09:06:57
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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Unknown (のん)
2024-07-11 22:06:59
せっかくコメントをくださったのに、難し過ぎて意味が分からず、お返事のしようがありません。
では、では。失礼します。
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