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 僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

アイム・ソーリー 明石家さんま

2016年11月27日 | 映画の話やTVの話など

先日、テレビで、
「バカのアホ炒め」
という料理名を耳にしました。
何、それ…? とわが耳を疑いました。
で、よ~く聞いてみると、スペイン語で、
バカ(BACA)は牝牛、アホ(AJO)はニンニク、
…という意味で、つまり牛肉のニンニク炒めというわけ。
(もちろん、正式な料理名ではないようですが)

日本語のわからないスペイン人が聞いたら、
「バカのアホ炒め」の何がおもろいねん!
…というところでしょうけどね。

しかしまぁ、外国語と日本語の
「発音同じお笑いネタ」は面白いですね。

たとえばオランダにはスケベニンゲンという都市があります。
オランダは元々「〇〇ニンゲン」という地名が多く、
スケベの他にも、エロニンゲンとかバカニンゲン…
…という町が、実際にあるそうです。
(ほんまかいな?)

ロシアにオモロイ川という川がありますが、これもロシア人なら

「なにがおもろいねん!」と不思議に思うことでしょうね(笑)。

さてその外国語と日本語の「発音同じお笑いネタ」といえば、
数日前にNHK総合で放送された、明石家さんま司会の、
「第1回明石家紅白!」という音楽&トーク番組が面白かったです。

欅坂46、ピコ太郎、泉谷しげる、槇原敬之、
いきものがかり、八代亜紀らが出演していました。

大阪弁丸出しの槇原敬之とさんまとのトーク、
僕の大好きな「舟歌」(八代亜紀)はさんまも大好きという話、
欅坂46が伴奏なし(アカペラというらしい)で、さんまとの
「しあわせって何だっけ」のコーラスを披露したことなど、
…想像していた以上に楽しい番組でしたね。

その中で、いきものがかりのメンバーの1人が、明石家さんまに、
「サンマというのは英語でソーリー(saury)というんです」
と伝えるくだりには、大いに笑わせられました。
僕の好きな「発音同じお笑いネタ」だったのでね~

「へぇ~、そうか…? 知らんかったわ~」と、さんまが応じると、
「だから、さんまさんが自己紹介する時は、アイム・ソーリーです」
と続けたので、な~るほど、と僕も感心して聞き入った。
さんまも、
「ひぇっ『私はさんまです』は、アイム・ソーリーって言うんだぁ」

と、白い歯をむき出しにしてゲタゲタと大笑いした。

そして、そのあと、いきものがかりは、
「アイム・ソーリーという自己紹介ができる人は、
 日本人では、さんまさんと総理大臣だけですよ」
と言って、その場をしめくくったのである。

いやぁ~、このオチには、思わず拍手を送りました。

ぱちぱちぱちぱち。

絶品のユーモアですよね。

いつか、元総理大臣・竹下登氏の孫であるタレントのDAIGOさんが、
「爺ちゃんが総理になった日、アイム・ソーリと言いながら帰ってきました」
という笑い話を披露していたことを思い出します。

今回は「第1回明石家紅白!」ということですから、
次の第2回目もあるはずなので、大いに楽しみです。

いつまでたってもミーハーなわたくしですが…

しかしまぁ、ここまでお読みくださった皆さんに、

この記事のなにがおもろいねん!

な~んて言われちゃったりして。

 

 

*ここで「お詫びと訂正」です 

本文中、「欅坂46が伴奏なし(アカペラというらしい)で」
のくだりで、
欅坂46」とあるのは誤りで、正しくは
Little Glee Monster(リトル・グリー・モンスター)
でございました。コメントでご指摘いただきました。
どうも、こういう若い子たちのグループには弱いもんで。

アイム・ソーリー!

 

 

 


 

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人生のパスワード

2016年11月21日 | 映画の話やTVの話など

この間、DVDで

イエスマン ~“YES”は人生のパスワード~

という映画を見た。

ジム・キャリー演ずる銀行員が、
これまでは仕事でもプライベートでも何でも「NO」と言って、
あらゆることを断るネガティブな生活を送っていたけれど、
あることがきっかけで「YES」と言わざるを得なくなり、
しかしそのおかげで、素敵な彼女とめぐり合ったり、
仕事で休日出勤に「YES」と答えたら昇進したり、
その後の人生が急に好転するという映画だった。

ま、ストーリーはともかく、この映画の中で、
素敵な彼女が主人公にこんなことを言うシーンがあった。

「この世の中は遊び場よ」…と。

人生を暗く深刻に考えがちだった彼に、
彼女はそう語りかけるのである。

比較的軽いタッチのセリフだったけれど、
この言葉が、映画を見終えた後も、
なぜか心の中で響き続けた。

ふむ。
つまり、生まれてから死ぬまで、
僕らは遊び場にいると思えばいいんだよね。
なら、いろんなことに深~く悩まなくて済む、
…ということなんだ。

映画の中の何気ないセリフに、
強く気持ちを動かされることがある。

この映画の一言にも、気楽に生きていけば…?という、
何か「生きるヒント」みたいなものが感じられた。

映画のサブタイトルは
「YESは人生のパスワード」だったけど、

僕にとっては、
「この世の中は遊び場よ」というセリフこそ、
「人生のパスワード」のような気がしたのであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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映画「ツーリスト」のアンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップ

2016年09月29日 | 映画の話やTVの話など

今月中旬にTVで放映された映画
「ツーリスト」の録画を数日前に見た。
アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップが主演で、
2010年に公開された映画だそうである。

  

 

うちのモミィは、ジョニー・デップの
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のシリーズが大好きで、
TVでもよく放映されるので、録画しておくと、
休みの日などに、真剣な顔でじ~っと見ている。

元々「チャーリーとチョコレート工場」という映画で、
モミィは、ジョニー・デップのファンになった。


そのジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの共演で、
妻は「この映画、一度見たことがある」と言っていたので、
以前もテレビで放映されたようだけど、僕は知らない。

もっとも、最近は、以前に見た映画もすっかり忘れてしまって、
見たことがあるのやら、ないのやら…よくわからないのだ(笑)

かつては「我輩は映画通である」と自慢していたのに、
このごろは、これまで見た映画も、題名を忘れたり、
演じた俳優の名前が出てこなかったり、
物語自体を忘れたり…という始末です。


さてその「ツーリスト」は、サスペンス映画である。

映画の宣伝文句は…

傷心を癒すために、イタリアのヴェネチア旅行に来たアメリカ人のフランク(ジョニー・デップ)が、旅路で謎の上流階級の美女のエリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)と知り合うことで巨大な計画に巻き込まれてゆく。

…というものである。

こういう映画は、見ながら、少しでもボンヤリすると、
ストーリーの細かな展開が、よくわからなくなる。

この映画も、冒頭で謎の美女エリーズが、
パリのカフェで手紙を受け取るところから始まる。
(渡したのは手紙を書いた人物ではなく、ウェイター)

それを遠くから監視する男たちがいる。
エリーズが見張られているのか…?と言えば、そうじゃなく、
男たちは、エリーズが受け取った手紙の主を追っているのだ。
手紙の主がエリーズの恋人なのかどうかも、まだわからない。

エリーズは手紙を見て、列車でヴェネチアに向かう。
その列車の中で、フランクと出会い、同席する…
…というところから、物語は本格的に進行してゆく。

パリのカフェでエリーズを見張っていたのはロンドン警察だった。
エリーズへの手紙の男(この時点では誰かわからない)は、
マフィアから大金を盗み、さらに7億ポンドを脱税した。
ロンドン警察は、脱税犯としてその男を追っていたのだった。

一方で、その男に大金を盗まれたマフィア一味がいる。
彼らもその男から金を奪い返すため、エリーズを尾行する。

ぼんやりと映画を見ていると、ロンドン警察と、
マフィアの一味の男たちの顔がよく似ているので、
どれが警察でどれがマフィアだか…わかりにくいし、
エリーズと、追われている男とはどんな関係なのか?
まるで見当がつかず、首をかしげながら見始めるのだ。


…とまあ、これが映画の「起承転結」の「起」の部分である。
そこから「承」へ入ってくると、さまざまな伏線が張られ、
アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップの会話を、
注意深く聞いていると、何となくストーリーが見えてくる。

しかし、重要な会話部分を軽く聞き流したりしていると、
「転」から「結」に差し掛かるとき、まるで意味が分らない。

映画はイタリアのヴェネチアが舞台なので、
海や運河など、いかにも水の都らしい景色が満喫できる。
僕はイタリアには、フィレンツェ、ローマ、ナポリに行ったが、
ヴェネチアには行ったことがないので、つい景色に気を取られる。
そこでの主人公たちや敵方たちの会話を、つい軽く聞いてしまう。

映画を見終え、一応結末がわかる。
で、各シーンを思い浮かべてみるのだが、
どうしてもわからない点が、いくつか出てくる。

この映画には、特にそういう要素が多かったので、
翌日、もう一度、最初から映画を見直した。

すると、当然、登場人物は最初から素性がわかるし、
会話も、十分意味が理解できるので、とても面白い。
いろんな人物のちょっとした言葉や動作にも、
あぁ、これがアレにつながるのか…と心の中で頷いたり。

結局、この映画は二度目のほうが余計に楽しめました。


この映画の一番の見どころは、
運河を背景にしたアクションシーンもよかったけれど、
J・デップとA・ジョリーの会話のシーンも楽しめた。
違う役者なら、このストーリーでは駄作になっただろう。

なにせハリウッドの男女の大スターの競演である。
ふたりの表情を見ているだけでもゾクゾクしてくる。


「ふたりはいいコンビやねぇ…」
映画を2度見たあと、僕は妻にこう言った。
「ジョリーとデップは、お互い好き同士になるのでは」

この映画の2人を見ていたら、ほんとに実生活でも、
互いに惹かれ合ったりするのでは…と思わせるほどだった。

2人ともこの映画の撮影当時から家庭もあり子供もいたが、
つい、映画の共演がきっかけで恋におちる…みたいなね~


な~んてことを言っていた数日後のことである。
厳密に言えば昨日の水曜日の朝のことだけれど…

TBSテレビ朝8時からの情報番組「ビビット」の冒頭でいきなり、

英紙「ザ・サン」が、ブラッド・ピットとの離婚問題に揺れるアンジェリーナ・ジョリーがジョニー・デップとの不倫疑惑を報じた…

…というゴシップ情報が流されたのである。

これには腰が抜けるほどビックリしました。

英紙の記事によると、

アンジェリーナ・ジョリーは破綻した結婚生活についてジョニー・デップに相談していた

…というようなことが書かれていたそうだけど、

2人の出逢いは映画「ツーリスト」で共演したことがきっかけ…

…とも書かれていた…ということでした。
まぁ、なんだか、絶妙のタイミングで…。

テレビから流れる話を聞き、
うむ、そ~か、やっぱりなぁ… 
…と深くうなずいた僕だったのです。

 

 

 

 

 

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「はじめまして愛しています」と「家売るオンナ」

2016年09月24日 | 映画の話やTVの話など

毎週楽しみに見ていた2つのドラマが、先週2つとも終ってしまった。

ひとつは「はじめまして愛しています」
主演は尾野真千子と江口洋介。
子供のいない夫婦が、一人の子供を育てようとする話だ。

親から虐待を受けて、自分たちの家に迷い込んできた男の子を、
自分たちで育てようとする夫婦の前に、いろんな壁が立ちはだかる。

特別養子縁組、というのも、簡単にはできないみたいだった。

尾野真千子と江口洋介の夫婦のやりとりもよかったし、
児童相談所の職員、余貴美子の感情を殺した演技も卓越していた。

子供の生みの母親と祖母が、主人公たちの目の前で、
子供を奪って帰るシーンは、見ていて辛かった。

ドラマのラストは、さまざまな紆余曲折を経て、
主人公の夫婦が、特別養子縁組を認められ、
その子を育てることになって終わる。

僕たちが孫のモミィを養子にした時は、
比較的簡単な手続きで出来たけれど、
やはり他人の子を養子にするとなれば、
いくつものハードルを超えなければならないんだなぁ…
…と、痛感した次第です。
ま、そういうことを抜きにしても、いいドラマでしたね。
遊川和彦の脚本だから間違いないとは思っていましたが。


もうひとつのドラマは、さらにインパクトが強かった。

北川景子の「家売るオンナ」だ。

ある不動産会社のチーフ、三軒家万智の決めゼリフは
「私に売れない家はない!」というもの。
なんだか米倉涼子の「ドクターX」のセリフ、
「私、失敗しないので」を連想させるけれど、
三軒家チーフのこのセリフも、胸のすく思いがする。

これだけ自信を持って仕事ができる人って、
世の中にどれほどいるんだろうなぁ~。

とにかく、家を売るためには何でもする。
いっさい私情ははさまず、グズグズする部下には、
「早く行け。ゴー!」と目を剥いてハッパをかける。
全編、北川景子は笑顔のない厳しい目付きでの演技だった。
彼女はこういう役が、案外似合っていたんだなぁと再認識。

そんな仕事一辺倒の三軒家チーフに、部下の工藤阿須加が、
「はぁ…?」と泣きそうな情けない表情がおかしかったし、
上司である屋代課長(中村トオル)もコミカルで笑わせる。
三軒家に「僕が課長で課長は僕だ!」と啖呵を切るんだが、
どこか頼りなくて自信なさげな管理職を軽妙に演じていた。

ライターの島崎今日子さんは、新聞のテレビ欄で、
組織という集団の中で長いものに巻かれず、孤高の道をゆく姿には、
精神が浄化されるものがある…という意味のことを書いておられた。

ある意味、三軒家万智は働く女性の一つの理想なのかも知れません。

ともあれ、毎回、ワクワクしながら見てしまいました。
終わってしまったのが残念で、このうえはシリーズ化し、
ぜひぜひ第二弾を期待したいです。
脚本は大石静で、やはり脚本家の存在は大きいですね。

ところで、この「家売るオンナ」の最終回、
ラストシーンは、三軒家万智と課長の屋代が会社をやめ、
海辺の田舎町で小さな不動産屋を開くというエンディングだった。

これを見て、とっさに思い出したのは、
もう15年以上も前に見たドラマ、
「ビューティフルライフ」のシーンだった。

美容師のキムタクが、難病だった恋人の常盤貴子を亡くしたあと、
海辺の小さな町で美容院を開き、彼女を偲ぶというシーン。
これが、このドラマのラストシーンだったが、
「家売るオンナ」の最終回を見て、思い出した。

ちなみに、この「ビューティフルライフ」の最終回は、
平成のドラマで第1位の視聴率を上げたということだが、
それを、あの「半沢直樹」の最終回が上回ったそうである。


最後に、もうひとつ。

「はじめまして愛しています」の江口洋介の勤め先は、
不動産関係で、北川景子の「家売るオンナ」も不動産。
たまたま、2つのドラマとも、主人公の仕事は家を売ることでした。

実はうちの次男も同業で、つまり「家売るオトコ」であります。
勤務先の会社はわが街・藤井寺の「ミヤウチ建設」といいます。

お近くでお住まいの方、お家のご相談は、ぜひこちらへどうぞ(笑)

 

 

 

 

 

 

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石田純一は完全解禁…? ~不信のとき~

2016年08月30日 | 映画の話やTVの話など

   


7月8日に「消えたテレビドラマ 原因は石田純一か?」
というブログをアップしたところ、それからず~っと、
このブログの下のほうに出ている「このブログの人気記事」
のベスト10に入り続け、今日も1位にランクされている。

http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/c1c2520395de84c036bc3d8281067326

この記事が、今でも多くの方々に読まれているのか~
…と、改めて思っているところである。

このブログで書いた話は、つまり…
7月に石田純一が東京都知事選への出馬を希望し、
記者会見を開いたことが発端で、ちょうどその時、
関西テレビでお昼に再放送されていた「不信のとき」
というドラマを、たまたま僕が面白いと思って見ていたが、
そのドラマに石田純一が脇役で出演していたので、それが…
テレビ局が自主規制したのか、放送をいきなり中止したのだ。

10年前のドラマの再放送ながら、毎回次のストーリーが気になって、
自分としては、初めて、午後の再放送ドラマに興味を持ったのに、
石田純一のおかげで、第5話をもって、急に中止されてしまった。

本当にガッカリだった。

レンタルビデオ店に行っても、やはり同じような人が沢山いるのか、
「不信のとき・第6話」からのDVDはいつも貸し出し中だった。

そしてそのことも忘れかけていた先週の23日(火)のこと、
ふと新聞のテレビ欄を見ると、「不信のとき」が出ていた。
この日から、改めてその再放送が第1話から始まったのだ。
しかし、それを知ったときはすでに放送時間を過ぎていた(泣)。
僕は第3話~5話しか見ていないので、
第1話から見たかったんだけどなぁ。

早速、翌日の24日の第2話からずっと番組予約をした。
そして昨日が第5話で、今日が第6話。
今日からの分を見ていないので、楽しみだ。

それにしても、石田純一はハタ迷惑な人である。
都知事選に出ても、小池百合子さんに勝てるはずないし。

「不信のとき」の彼の役は、主人公の石黒賢の知人で、
妻や成人した子がありながら、18歳の少女と不倫をし、
子どもまで孕ませる…という役柄である。


  

石田純一に東京都知事というのは似合わないが、
こういう役柄なら、まさにピッタリだよね。

ともあれ、彼のせいで楽しみにしていたドラマを中断されたが、
無事、また再放送が始まったので、楽しみがひとつ戻ってきた。

…といっても、東京都知事選はとっくに終わり、
小池知事はリオで五輪旗を受けとって日本に帰ってきた。

今頃になって石田純一の「解禁」で再放送の再開というのは、
ちょっと遅すぎるんじゃない?…と思ったりしますけどね。

 

*おまけ  ~番組キャンセル賠償金~

高畑淳子の息子が、卑劣な犯行で逮捕された件で、
息子の出演番組のキャンセルや出演者差し替えなどで、
TV局等への膨大な賠償金のことが取り沙汰されています。
一説では、億単位に上がる…とも。

これを見て、石田純一が都知事選出馬を諦めた一番の理由が、
やはりTV局や企業への膨大な賠償金の負担だったことがわかります。
そんな巨額の賠償金を払ってまで都知事選に出馬するのは、
さすがに妻の東尾理子さんたちが許さないと思いますね~。

 

 

 

 

 

 

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「真田丸」と「砂の器」

2016年07月19日 | 映画の話やTVの話など

NHK大河ドラマ「真田丸」も後半に入って、
益々面白くなり、目が離せなくなってきた。

今回は、太閤秀吉に子供(後の秀頼)ができたことで、
関白秀次が「自分は邪魔な存在なのでは」と不安を抱き、
あげくの果て自害をしてしまうシーンがヤマ場だった。

ところで今回のドラマで、真田信繁(幸村)は、秀吉から、
大谷吉継(片岡愛之助)の娘と結婚するように命じられる。
信繁はその時、同時に、秀次の娘を側室にすることも決心する。

秀次は自害したけれど、それに怒った秀吉が、
彼の一族を皆殺しせよと命じるのであるが、
秀次の娘たかは、隠れていて、難を逃れる。

たかを発見した信繁が、彼女を側室にする、と決めたのだ。


さて、ドラマの本編が終ると、その日の物語のゆかりの場所の、
現在の風景が紹介される「真田丸紀行」というコーナーがある。

今回は、秋田県の由利本荘市という所が紹介された。

「この地にも真田家の息吹きを感じることができます」
というナレーションが流れた。

で、なぜここなのか…と言えば、
信繁と側室のたかの間に、女子が生まれたと伝えられるが、
その女子は「お田(でん)の方」といい、そのゆかりの地が、
ここ秋田県由利本荘市であるというのだ。

お田の方は、この地の亀田藩で、
藩主の正室として、暮らしていたという。

テレビ画面に、現在の亀田城跡が映り、そして次に
お田の方が両親の菩提寺として建立したと言われる
「妙慶寺」というお寺が紹介された。

そのお寺には、お田の方が着用したという甲冑が残されていた。
甲冑の兜の部分には、六文銭がくっきりと刻まれていた。

この日の「真田丸紀行」は、最後に
「妙慶寺 JR羽後亀田下車 徒歩15分」
という字幕が出て、終った。

真田丸の今回はこれで終った。
でも僕はこの「真田丸紀行」を見て、胸が騒いだ。

亀田…という地名は、
僕の中では忘れがたい地名として刻み込まれている。

映画「砂の器」に結び付くのである。

1974年(昭和49年)に公開された日本映画屈指の名作である。
(原作・松本清張、監督・野村芳太郎、音楽・芥川也寸志)

僕はこれまでの生涯に見た映画で、
最も感銘を受けた映画を一つだけ挙げよ…
…と言われたら、迷わずこの「砂の器」を挙げる。

その「砂の器」は、ご承知の方も多いと思うが…

東京の蒲田駅操車場で、中年男性の他殺体が発見される。
その殺された被害者のポケットからバーのマッチが出てくる。
丹波哲郎らの刑事がそのバーへ聞き込みに行くと、従業員が、
被害者と若い男との間で「カメダ」という言葉が交わされた…
「カメダはどうしたとか、カメダは変わらないとか」
従業員にはズーズー弁、東北訛りに聞こえたという。
この「カメダ」が、事件の突破口となる。

丹波哲郎が「カメダ」というのは人の名前ではなく、
地名ではないか? と捜査会議の席で言い、
若い刑事の森田健作と秋田県の亀田へ行く。

この映画は、丹波哲郎と森田健作が、汗を拭きながら、
羽後亀田駅に降りるシーンから始まるのだ。
そして、地元警察の協力を得て、
不審人物に関する聞き込みなどをするが、
何の手がかりも得られないまま帰京する。

結局、途中で「カメダ」は、秋田県の亀田ではなく、
島根県奥出雲の亀嵩(かめだけ)ということがわかったが、
なにせ映画の冒頭だから、羽後亀田には強烈な印象が残った。


日曜日の夜に「真田丸紀行」を見て、
信繁と秀次の娘の間にできた子が亀田に住んでいた
という話を知ると、これまで数えきれないほど見た
「砂の器」をまた見たくなり、我慢できなくなった。

そこで昨日の月曜日、ツタヤへ行って、
「砂の器」を借りてきて、夜に妻と一緒に見た。

 
 

 
もう、40年以上、この映画を見続けているので、
セリフの一つひとつも、ほとんど覚えてるわけですが…

それでも、今回もまた「あぁ、何度見てもいい映画だなぁ…」
というため息交じりの感想は、やはり変わることはなかったです。

 

 

 

 

 

 

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消えたテレビドラマ 原因は石田純一か?

2016年07月08日 | 映画の話やTVの話など

テレビドラマは、どちらかというと、
あまり見ないほうだ。

しかし…
今週の月曜日に、フジテレビ系列の、
「グッディ」という午後のワイドショーを見ていた時、
その番組が終ったらCMも入らずいきなり

「不信のとき ~ウーマン・ウォーズ~

という、再放送のドラマが始まった。

見るつもりなどなかったのだけど、
そのままズルズルと見てしまった。
思ったよりも面白かったのである。


  

その日は第3話ということで、
第1話・2話は見ていないけれど、
ストーリーは、割によくわかった。

いわゆる不倫ものだけど、コミカルな人物像が面白い。
ハラハラドキドキする場面も、結構ある。

原作は有吉佐和子の「不信のとき」で1967年の作品だ。
かなり以前にも、映画化やTVドラマ化されたという。

本作は、10年前に放映されたドラマだそうである。


ヒロインは米倉涼子。
その夫がエリートサラリーマンの石黒賢。
この夫婦は子供を望んでいるが、まだできない。

その石黒賢が、取引先の社長である石田純一に、
クラブのママ(松下由樹)を紹介され、関係をもつ。
そして、彼女に子供ができる。
(ただし石黒賢の子かどうかは不明)

一方、妻の米倉涼子は、書道家の父を持ち、
自身も書道を趣味とするが、父の弟子で、
イケメン書道家の小泉孝太郎と、これも怪しい関係に。
そして米倉涼子も、待ち望んだ妊娠をする。
(ただし、夫の子か書道家の子か不明)

まあ、ざっとそういう話である。

物語は、その夫婦を中心に、他の登場人物たちの間でも、
さまざまな不倫関係や片思い、嫉妬、恨みなどが渦巻き、
複雑な人間関係が交錯する。

石黒賢の取引先の社長の石田純一も、
十代の家出娘を愛人にして、子どもを作る。
石田純一は、こういう役がまたよく似合うのだ(笑)。

番組は再放送だから、土・日曜日を除いて毎日放映される。

ワイドショーの「グッディ」が2時45分に終わり、
その後、この「不信のとき」が放映されるのである。

第3話を見てから、僕はこのドラマをずっと録画し、 
その日の夕方か夜に見ることにしていた。

そして、月曜日の第3話から昨日の第6話まで、毎日見た。
つまり、このドラマにハマっちゃったわけですよね。


…ところが、第7話が放映されるはずの今日、

信じがたいことが起きたのである。

スポーツクラブから帰り、遅いめの昼食で、
ビールを飲みながら「グッディ」を見ると、
生中継で、石田純一が、記者会見を開いていた。
東京都知事選に出馬の意欲を見せているそうである。

ふ~ん。石田純一か…?
…と、僕は「不信のとき」のドラマに出てくる
石田純一を思い出しながら、会見の様子を見ていたが、
長々と続いていたので面倒臭くなり、TVを消した。


それから数時間後、録画した「不信のとき」を見ようと、
リモコンを操作してその番組を再生したのである。

今日の第7話は「危険な情事…愛人の逆襲」というタイトルだ。

すると…

思いも寄らぬことが起きた。

再生されたドラマは「不信のとき」ではなく、
そのあとの時間帯に放映される再放送ドラマ、
「コード・ブルー ドクターヘリの緊急救命」
という番組だったのである。

…?????

なに、これ? 
間違いなく「不信のとき」を録画予約したのに…
どうしてそのあとの番組が録画されているのだ?

一体何なのだこれは…と思っているうち、画面の上に、
「番組の予定を変更しております」という字幕が出た。

そしてそのドラマを早送りしたら、最後に
「引き続き『コード・ブルー』を放送します」
という字幕が出たのである。

つまり今日はこのドラマを2回分、流したわけである。

なぜ急にそんな変更をしなければならないのだ…
…と、テレビ局の意図するところが分らなかった。

しばらく考えた末、ハッと思いついたのは、
原因は石田純一ではないか…ということだった。

「不信のとき」が始まる直前に、ワイドショーの
「グッディ」で、石田純一の会見の生放送があり、
そのすぐ後のドラマに彼が出演しているということで、

それが、何かテレビ局にとって不都合だったのだろうか?

なにせ、選挙がらみなので、十分慎重に対応せねばならない。

で、そのドラマを急きょ、別のドラマに差し替えた…?

それとこれとはまた別の話だと思うのだけれど、
テレビ局が予定を変更して別番組を流したのは、
石田純一が出演するドラマを避けた…と思われる。

まったく~
おかしな話だけどねぇ。

それが真相はどうか…まだわからないものの、
おそらく、そういうことではなかったのか…。

ということで、楽しみにしていたドラマは、
今日は見られませんでした。残念です。

今日は、先に述べたように、第7話の予定だった。

全12回だから、まだ6回分残っている。

これを、今後、全部放映を中止するのか…?

まさかねぇ。

残り6回分、すべて録画予約しているというのに。

テレビ局も、無茶なこと、しないでくれ。

 

 

 

 

 

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「真田丸」が面白くなってきた

2016年05月06日 | 映画の話やTVの話など

前回のタイトルが「あれから1年」というのだったので、
今回は「あれから401年」にしようと思ったのですが、
何のこっちゃわからんので、やめておきました。
それについては、またあとで。

さて、
NHK大河ドラマ「真田丸」が面白くなってきました。

一昨年から昨年にかけて、NHKBSプレミアムで、
かつての大河ドラマの名作「伊達政宗」の再放送があり、
それを1年間、ずっ~と胸躍らせながら見てきた僕としては、
「真田丸」のコミカルなタッチはなかなかついて行けなかった。

NHK大河ドラマの魅力の一つに「重厚さ」がある。
三谷幸喜は「古畑任三郎」以来のファンだけど、
大河の脚本としてはちょっと軽すぎ…?
…という印象も拭いきれなかった。

しかも最初の頃は、幸村はまだ15歳程度で、
父の昌幸(草刈正雄)が事実上の主役であり、
真田家を取り巻く諸々の出来事が描かれていたが、
まだ、中央政権の様子を詳しく伝えることもなかった。
さらに、チャラい現代語口調の会話に違和感もあった。
「重厚さ」を期待する年齢層から、批判も出ていたし、
一時は視聴率がガタ落ちになったこともあった。

いたいこの先どうなることかと気がかりだったが、
幸村が大坂へ来てから、がぜん面白くなってきた。

最初は人質としてだったが、秀吉に気に入られて、
やがて、秀吉の近習として扱われるようになった。
そこで幸村は、当代きっての武将たちとも接する。
これらの経験が幸村の知見を養ったと言われている。

また茶々や石田三成らも登場し、展開が多彩になってきた。
とりわけ、クールな三成役の山本耕史がとてもいい。
今から関が原の戦いでの光成を想像すると胸が騒ぐ。

あのコミカルな現代語調にも、徐々に慣れてきた。
今は長澤まさみや竹内結子の口調も気にならない。
慣れとは、恐ろしいものである(笑)


で、冒頭の「あれから401年」に話は戻ります。

1615年(慶長20年)というから、今から401年前のこと。
その年の今日→5月6日に「道明寺の戦い」があった。
道明寺は、現在は藤井寺市である。…ということは、
今、僕が住んでいる付近でその合戦があったわけです。

大坂冬の陣で大坂城の外堀を埋められた豊臣軍は、
夏の陣では城から出て、徳川幕府軍と戦うことになる。
その豊臣軍が幕府軍と激突したのが道明寺の戦いだった。
この戦いで、豊臣軍の猛将・後藤又兵衛が戦死する。

その時、真田幸村の軍勢は後方の藤井寺村で奮戦するも、
他の戦闘場所での敗退もあり、天王寺方面へ撤退となる。

そして次の日の5月7日に、
幸村は天王寺で落命するのである。
さらに、その日の深夜、大坂城は陥落し、
翌5月8日に、秀頼と淀殿(茶々)が自害する。

6日に道明寺の戦いがあり、その翌日に幸村が死に、
その翌日に秀頼と淀殿が自害して、豊臣家は滅んだ。

401年前の今日と、明日と、あさっての出来事だった。

 


 
  去年はちょうど合戦から400年の年だったので、
 それを記念して、近鉄南大阪線道明寺駅の前に

「道明寺合戦記念碑」ができた(去年4月撮影)。

 

 
  その横にはこんな幟(のぼり)も。


ドラマ「真田丸」ではこのクライマックスシーンは、
終盤の11月から12月ごろの放映になるんだろうけど、
これから秀吉と淀殿の間に秀頼が産まれ、
秀吉が他界し、関が原の戦いがあり、
石田三成が捕らえられて処刑され、
西軍についた真田親子は九度山に閉居の身となり、
そしていよいよ大坂の陣が始まり、幸村が大坂に呼ばれ、
真田丸を築いて徹底抗戦を展開して、徳川方を翻弄し…

…というワクワクする展開となっていく。

お楽しみはこれからだ……ですね~

  

「藤井寺市観光ボランティアの会」のページです。
 
http://www.fujiidera-kanko.info/volunteer/modelkosu9.html

 

 以上は今日の朝にアップしたものですが、
  いま(午後9時過ぎ)これを付け足します。

さきほど、午後9時前のNHKニュースで、
今日は後藤又兵衛の命日ということで、
兵庫県のお寺で法要が行われたことが

報じられていました。
その場所に俳優の哀川
翔が来ていました。
哀川翔は「真田丸」で後藤又兵衛役をするそうです。
収録に入るのは7月からということだそうですが、
「頑張って演じます」…と挨拶をしていました。
 

 

 

 

 

 

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「真田丸」の視聴率が急降下

2016年03月10日 | 映画の話やTVの話など

今日の新聞のテレビ番組の視聴率欄を見てびっくりした。
大河ドラマ「真田丸」が、ベスト20から消えていたのだ。

朝日新聞のテレビ番組欄では、毎週木曜日、
「TV視聴率ランキング」というのを載せている。
(ただ、これは、関西地区の視聴率ですが)

今回は、2月29日~3月6日までの週間視聴率だった。

毎回、1位はNHK朝ドラの「あさが来た」だけれど、
2位~4位ぐらいには必ず「真田丸」が入っていた。
ちなみに、先週は3位だった。なのに…

今回は、ベスト20にも入っていなかった。
これにはびっくり仰天だった。

でも、何となく、わからないこともない。

先日のブログ「真田丸あれこれ」でも書いたけれど、
長澤まさみ(きり→幸村の生涯のパートナー)が、
今どきのヤンキーみたいな話し方をするのがわずらわしい。
さらに幸村の母が何かと言うとぎゃぁぎゃぁ騒ぐのも耳障りだ。
きっと、そういうのも、視聴率に、微妙に影響していると思う。

それと、戦国時代の大動乱の様子が、ドラマでは描かれていない。
真田家のホームドラマのようで、それはそれでいいのだけれど、
信長が死に、秀吉が光秀を討つという歴史の大きな流れが、
このドラマではほとんど描写されていないのは、なぜか。

それによって真田家や周辺の国衆がどうするか…
…という駆け引きの会話のシーンばかりが目立つ。

幸村が人質を助けるシーンも、不自然さが目立ち過ぎていた。

やはり、歴史の本筋をほとんど描かないことが、
ドラマをいささか貧弱にしているように感じられる。

それと、歴史はそのように激流の如く動いているのに、
ドラマは毎回、あまり話が進展しない。
どうも、同じような話の繰り返しである。

三谷幸喜の脚本だから、コミカルは結構だけれど、
NHK大河には、重厚な時代劇を期待する向きも多い。
なのに、コミカルを通り越している部分が多いように見える。

僕自身、一昨年からこのドラマに期待していただけに、
今のところ、この展開には、ちょっと不満である。
まあ、これから面白くなっていくのだろうけどね。

今の内容なら視聴率が下がっても仕方ないか…

このあと、関ヶ原の戦いから大坂の陣へと進んでいけば、
また視聴率は上がると思うのだけれど…

それにしても、幸村の生涯の宿敵だった家康も、
あれだけコミカルに描かれていると、
最後はどうなるんだろ、と心配だ。

さらに付け加えると、あの、きり(長澤まさみ)が、
ドラマの最後まで、幸村のそばにいるのかと思うと、
そちらのほうも、何だかなぁ…と、ため息が出てしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「真田丸」あれこれ

2016年02月22日 | 映画の話やTVの話など

NHK大河ドラマ「真田丸」を楽しみにしている人は多いと思います。
視聴率も好調。安土桃山時代のいかにも乱世という時代背景の面白さ。
信繁(幸村)の父昌幸が、今のところ軸になって話は展開しているが、
この真田昌幸を、草刈正雄が魅力たっぷりに演じている。
この人は、容貌もいいけれど、声もすご~くいいですね。

そして、後半の大坂冬の陣と夏の陣が、今から楽しみで仕方ない。

それと、物語に直接関係ないけれど、冒頭の音楽も素敵ですね~


このドラマに、「国衆」という言葉が出てくる。
広辞苑をひくと、まず「領土内に土着の武士」とある。
次に「都で地方の侍をいう言葉」とあり、3番目に
「田舎の人」とも説明されている。
ありていに言えば、田舎者なんだ。

真田家も、大名ではなく、国衆→田舎者である。
まず武田家に仕え、武田が滅びると織田家に仕え、
そのとたんに信長が死んでまた真田は行き場を失う。
国衆というのは、まさに吹けば飛ぶような存在で、
強い大名につくことが唯一の生き延びる道ではあるけれど、
この情勢を読み取る力が、真田昌幸はなかなかのものだった。

織田に仕え続けるか、他に乗り換えるか、乗り換えるとしたら、
どこの大名が将来有望であるか…真田昌幸は智謀をめぐらせるのだ。
そんな父に振り回されたり、激を飛ばされたりして、
幸村とその兄は、乱世の中で生きる知恵を身につけていく…
…とまぁ、下手な解説だけど、今のところそんな展開である。

真田昌幸がこの次に仕えるのは豊臣秀吉だけれど、
ドラマには、今のところ秀吉は少ししか出てこない。
次は昌幸と秀吉が、いつ、からむのか、楽しみである。

さて、この大河ドラマは、NHK総合TV日曜の夜8時から…
…と、相場が決まっている。しかし、である。
妙なことに、NHKBSプレミアムが、
その2時間前、つまり午後6時から放映しているのだ。
第1回目に新聞のテレビ欄でそれを見つけたとき、
どうせBSだから再放送だろうと思った。でもねぇ、
再放送が本放送の前にするわけありませんしね。

なぜか、日本中のほとんどの人が8時から見るドラマを、
6時からやるBSプレミアムで先に見ることができるのだ。
それにしても、BSで再放送ならわかるんだけど、不思議です。
これなら、NHK総合の8時からの放送が再放送なんですよね。
まあ、余談でしたが…

そんな魅力たっぷりの「真田丸」だが、いささかの不満もある。

三谷幸喜の脚本だからコミカルなシーンもあっていいだろう。
それがドラマにいい味を醸し出している部分も多くある。
でも、行き過ぎると目ざわりになる。

そのひとつが、高畑淳子扮する薫(幸村の母)の言動だ。
何かというとすぐにわめくし、喜怒哀楽を激しく出しすぎる。
戦国時代の妻はそんなんじゃないだろ、というようなレベルでなく、
見ていてうるさいだけである。いい女優さんなのに、もったいないことだ。

それと、長澤まさみ(きり→幸村の生涯のパートナーらしい)である。
100パーセント今の若い人のしゃべり方をしているのだが、やっぱり
一応、時代背景があるのだから、その場にそぐわないし、耳ざわりだ。
「現代劇のせりふで時代劇を演じるのがミソ」と三谷さんの見解だが、
ミソも味が濃すぎるとウェっと吐き出したくなるんだから。

若い人たちは時代劇のせりふに慣れていないので、それを
わかりやすいようにという脚本の意図はわからないでもないが、

違和感だけ目立ち、若者に迎合しているようにも見えてしまう。
…というか、時代劇のせりふぐらい、若い人にもわかるはずだ。

長澤まさみの今どきのヤンキーみたいなセリフを聴いていると、
まるで現代から戦国時代にタイムスリップしてきた娘みたいだ。

そういえば、現代から戦国へタイムスリップした「信長協奏曲」
という、面白いドラマがあり、人気爆発で映画化もされている。

そういうストーリーならわかるけれど、
「真田丸」でタイムスリップしてきた娘なんてねぇ…
ストーリーと関係ないし、不必要だと思うんですけど。

 

ドラマといえば、もう終わりましたけど、NHK総合の
 「逃げる女」が、緊迫感があって見応えがありました。
 水野美紀がサイコーでした。終わってしまい、寂しい!

 

 

 

 

 

 

 

 

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「真田丸」 が始まりました

2016年01月13日 | 映画の話やTVの話など

この日曜日から、いよいよ待望のNHK大河「真田丸」が始まった。

僕はこのドラマを、おととしの12月から楽しみにしていた。
その当時のブログで、

「来年の大河は幕末の長州藩を舞台にした『花燃ゆ』というドラマとのこと。
そして再来年の2016年が、真田幸村を主人公とする『真田丸』だという」

と書き、去年2月には「来年の大河『真田丸』に期待」との記事も載せた。

春先には、大坂の陣における真田幸村ゆかりの地も、歩いたりした。
そんなことで、1年以上も前から首を長くして待っていたドラマだった。

そして、ついに始まった第1話を、ワクワクしながら見た。

ここではまだ真田幸村(源次郎信繁)は15歳の少年だった。
好奇心や冒険心が強く、賢そうな少年を、42歳の堺雅人が好演している。
ちなみに、1歳違いの兄・信幸(源三郎)を演じる大泉洋も42歳である。

まぁ、2人の42歳が15歳と16歳を演じるわけだけれど、
さほど不自然さはない。2人はうまくかみ合っていた。
慎重な兄と、冒険的な弟という構図も、わかりやすい。

名前は、長男の信幸が源三郎で、次男の幸村(信繁)が源次郎だ。
ドラマの中で、2人の姉である松(木村佳乃)の夫が、
なぜ長男の信幸が源三郎で次男の幸村が源次郎なのかと首をひねる。

その理由は、真田家は代々長男が早く死ぬことが多かったので、
名前を長男らしくない源三郎にした…と松が説明するシーンがある。
でもなぜ、その弟の幸村が源次郎なのか?
答えはただ単に「次男だから源次郎」だった。
「はぁ、そこは、ひねり、なしか」
と松の夫がつぶやくシーンが、おかしかった。

ただ、それから33年後、幸村は大坂夏の陣で壮絶な死を遂げる。
一方の兄・信幸は、幸村とは違う道を歩み、しっかり長生きする。
そう思えば「早死を避ける」意味の源三郎の名が当たったと言える。

それはともかくとして、まあ、こんな調子で、初回から、
原作者の三谷幸喜らしいくすぐりがチラチラと出ていた。

例えば、幸村たちの父・真田昌幸(草刈正雄)だが、
主君である武田家が存亡の危機に面していた局面で、
自分の母や妻、そして松たちがいる家族の前では、
「自分がいるかぎり、武田家は滅びることは決してない」
ときっぱりと言って、安心させる。しかし…
息子ふたりだけになると、とたんに
「武田は滅びるぞ」と言う。
えっ? と、兄信幸は口をポカンとあけ、弟幸村は目を丸くする。
NHKの試写会では、このシーンでどっと笑いが起きたそうである。
この父・真田昌幸を演じる草刈正雄も、飄々として魅力的だ。

草刈正雄は、1985年(昭和60年)から1986年(昭和61年)に
NHKで放送された連続テレビドラマ「真田太平記」に、
なんと、真田幸村役で出演しているのである。
それから30年経って、今度は父・真田昌幸の役だ。
この草刈の昌幸の演技も、これから楽しみである。

それと、もう一つのくすぐりのシーンは、
武田家を脅かす周囲の戦国大名たちが紹介される場面である。

北は上杉景勝(遠藤憲一)、東は北条氏政(高嶋政伸)、
南は徳川家康(内野聖陽)、西は織田信長(吉田鋼太郎)。
これらの列強に囲まれながら、武田家は滅亡の危機に瀕している。

それぞれの武将が次々と画面に登場してくるのだが、
北条氏政(高嶋政伸)が出てくるシーンで笑ってしまった。
氏政は一心不乱に飯を食っている。飯に汁をかけるのだけど、
これにはエピソードがあり、氏政は飯に何度も汁をかけるという。

父・北条氏康がその様子を見て、
汁をかけるなら一度にかければいいのに、何度もかけるというのは、
「毎日食う飯の汁かけの量も分かってない愚か者」
これでは氏政の代で北条は滅びる…と嘆いたという逸話だ。

それを、三谷幸喜はこのシーンで使ったのである。
三谷ファンは大喜びしたことでしょう。

 
  このシーン。飯に汁をかける北条氏政。

 

「真田丸」は全50回で、大坂の陣はこれからまだまだ先の話だが、
期待どおりのすべり出しだったし、キャストも良さそうだし、
この1年間、日曜日の夜がホントに楽しみですね。

 

 

 

 

 

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いよいよ「真田丸」

2015年12月29日 | 映画の話やTVの話など

テレビでは連日、今年1年を回顧する番組を繰り返している。
なんだか、毎日が大みそかのような気がする今日この頃である。

で、今日は何日なのか? その都度カレンダーを確かめる。
な~んだ、大みそかまでまだまだじゃないかと思ったりね。
仕事を退職すると、今日が何日なのかわからない時がある。


さて、そのテレビで「スポーツこの1年」という番組を見ていると、
やはり、ラグビーW杯の南アフリカ戦の映像が最も印象に強い。
3点リードされた試合終了間際にチャンスを得た日本が、
相手の分厚い壁に阻まれながらも、懸命にボールを回し、
ついにトライに成功して歴史的逆転勝利を決めるシーン。
何度見ても、胸がドキドキしますよね。
ラグビーのことはわからない僕でもね。

しかし「スポーツこの1年」の番組に間に合わなかったシーンもある。
それは数日前、女子サッカーの澤さんがゴールを決めて優勝した試合。
現役最後の試合で、それも皇后杯の決勝戦に自ら得点をして、
1対0でチームを優勝に導くとはね~ 
ふつう、そんなうまくいかないものですけど…


ま、そんなことで「五郎丸」で沸いた今年だったけれど、
来年は、NHK大河ドラマの「真田丸」が楽しみである。

真田丸とは大坂冬の陣で真田幸村が築いた出城のことで、
大阪の玉造という、僕にとってなじみ深い場所にあった。

実はこの4月に、玉造から大阪城周辺にかけて歩き、
真田幸村ゆかりの場所を訪ねて写真もたくさん撮った。
そのことをブログに載せるつもりだったけれど、
体調不良やら何やらでブログを休眠してしまい、
再開後も、結局、まだそのままの状態である。

そこで先日、遅まきながらその記事を書こうと思ったら、
その時に撮った写真がパソコンのどこにも見当たらない。

あちゃまぁ~。そうだったなぁ。
今月初め、ウィンドウズ10にアップグレードした時、
パソコンに入っていたデータが全部消えてしまった。

幸いなことに写真はメモリに保存していたので、
致命的な被害は受けなかったけれど、今年の春頃に
撮った写真は、まだメモリに保存していなかった。
夏以降の写真はデジカメの中に入っていた。
つまり、ちょうど境目の写真が、消えていたのだ。
大阪城では桜が満開だった季節、ほぼ1日かけて、
真田幸村ゆかりの神社などを歩き回り、
写真も撮りまくったというのになぁ…

「もうすぐ『真田丸』が始まります」
というブログを年末に書こうという思惑が、
ものの見事にはずれてしまった。

まことに残念なことです。

これだけでは愛想がありませんので、
4月にアップしたふたつの関連記事を添付しておきます。

 http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/1431727a56acece6fffc242c297882f4

 http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/281b6f5426a28afaa5f40586e6cf6506


玉造については、また再度チャレンジします。
なにしろ「真田丸」は1年間続きますからね~

 

 

 

   
  この間、こんな雑誌を買いました。
  「真田丸」を楽しむためのウオーミングアップです。

 

 

 

 

 

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「掟上今日子」 と 「リピーテッド」

2015年12月23日 | 映画の話やTVの話など

わが家のモミィもテレビ好きで、子供向けアニメをよく見ているけれど、
最近はいくつかの大人向け連続ドラマも見るようになった。

特に彼女のお気に入りは、毎週土曜日午後9時から放映されていた
「掟上今日子の備忘録」というドラマだった(10月10日~12月12日)。

で、土曜の9時になると妻と寝室へ入り、それを見ていた。

掟上今日子というのを「何て読むの?」と僕が聞くと、
おきてがみ・きょうこ、やで」と教えてくれる。
まあ、なんとも奇妙な名前ではある。
「ふ~ん、どんな物語なの?」と聞く。

この掟上今日子は職業は探偵だが、眠ると記憶が無くなってしまう。
だから、依頼人から持ち込まれる事件は、その日中に解決するのだ。

「めちゃ面白いで~」とモミィが言うので、何度か見た。

資料を読んでいる掟上今日子こと新垣結衣が、ウトウトしかける。
そこへイケメンの岡田将生がやってくる。
「お願い、私のほっぺをつねって」と掟上今日子が叫ぶ。
眠ってしまうと記憶が消えるので、眠るわけにはいかない。
そこで、イケメン岡田クンに頬をグネグネしてもらい、
何とか眠らずに資料に目を通し、事件を解決に導く…

…というようなシーンが印象に残っている。 


  
 大事なことは忘れぬよう、体中に書きまくる掟上今日子。


「ねっ、おもしろいでしょ!」とモミィがうれしそうに同意を求める。

ふ~む。眠るとすべての記憶が無くなるって…どんなんだろう?
いろいろと想像してみたが、よくわからないなあ。

めちゃくちゃ困ることだけは確かだろうけど。


ところで、先週、妻と夜の散歩がてら、
レンタルビデオ店のツタヤへ寄った。

もう長いこと、レンタルはしていないし、会員証も失っていた。
最近はテレビのBSも古い映画ばかりで、見たい映画も減ってきた。
そこでこの日改めて会員証を作り、またこれから借りることにした。

店内をウロウロしたあと、新作コーナーで見つけた
「リピーテッド」というミステリー映画を借りた。
去年、公開された映画で、なかなか面白そうだ。 

 

    

 

僕の好きなニコール・キッドマンが主演だが、
その紹介文を読むと、これがまた…

眠ると消えてしまう記憶
“昨日の私”からのビデオメッセージ
~その犯人を知るのは私だけ

というものであった。

「眠ると消えてしまう記憶」とは…
まるで「掟上今日子」ではないか。

そして期待に胸を膨らませ、DVDを見た。


クリスティーン(ニコール・キッドマン)は、

事故の後遺症で、毎朝目覚めるたびに前日までの
記憶が失われてしまうという記憶障害を負っていた。

だから毎朝、ベッドの横に知らない男が寝ているのに驚く。
「あなたは誰?」と身構える彼女に、
「君の夫のベンだ」とやさしく答えるベン。

ベンは、そんな彼女を献身的に支えている。

ところがある日、ベンの留守中に一人の男から電話があった。
男は、クリスティーンの治療に当たっている医師だという。
毎日、夫のベンの留守中に電話をし続けているのだと言う。
もちろん、昨日までの記憶がない彼女にはわからない。
その電話の男は、彼女にある「秘密」を教える。

その秘密とは、

「あなたはこれまで毎日の出来事を、映像日記で撮影してきた」
というもので、そのカメラのような映像日記の隠し場所を教える。
電話の男の指示で、どこかの引き出しの中から映像日記を見つける。

その自分の映像日記を再生したクリスティーンは、あっと驚いた。
記憶障害の原因が、誰かに襲われて瀕死の重傷を負ったことだと知る。
夫のベンは「君は事故に遭って記憶障害になった」と言っていたのに。

夫が言っていることと相反する医師の言葉。
一体誰を信じればいいのか?

クリスティーンは『昨日の自分からのメッセージ』を頼りに、
謎を追っていくが、そのたどりついた真実は…


…という感じの映画で、ついつい「掟上今日子」が浮かんでくる。

どちらもまわりに2人の男がいて、1人は信頼できる男で、
1人は彼女の記憶障害を利用してだます悪い男という設定も同じ。

映画全体がちょっと辛気臭くて、見ている僕が居眠りかけた。
おっと、居眠ったら、それまで見た映画の記憶が無くなるぞ~
な~んて思いながら、ほっぺたをツネりながら最後まで見ました(笑)。

映画が終わっても、結局何だったのか…?
ラストシーンも「えっ、これで終わり?」みたいで、 

よくわからずじまいでした。

一緒に見ていた妻も、
「『掟上今日子』のほうが、ラストが決まっていた」
…と言ってました。

 


まぁ、感想は人それぞれですから、
興味のある方は、予告編をどうぞ。
これを見れば面白そうですけどね。
   

 ttp://repeated-movie.com/

この画面の、左側の上から2番目、
「TRAILER」をクリックしたら予告編が出てきます。

 

 

 

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来年の大河「真田丸」に期待

2015年02月14日 | 映画の話やTVの話など

今年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」は、
第一回目から録画して見ているが、…どうも、
身を乗り出して見るほどの興味が湧いてこない。

井上真央ちゃんの子役と真央ちゃん本人が
驚くほどそっくりだったのには感心したが、
今のところ、感心したのはそこだけである。

録画したものを、まだ数本見ないまま残っている。

早くも、途中離脱してしまいそうである。

NHK・BSプレミアムで毎週土曜日に再放送されている
「伊達政宗」が、すっごく躍動感に満ちているので、
よけいに現在の「花燃ゆ」の影が薄い。

ところで「半沢直樹」で大ブレイクした堺雅人が、
4月からの新ドラマで久々に登場するという。

題名は「ドクター倫太郎」。
脚本は「ドクターX」と同じ人だそうだ。

なんだか“二番煎じ”という感じもしますけど、
堺雅人が主演だから、きっと面白いでしょうね。

ま、それは余談でしたが。

堺雅人といえば、来年の大河ドラマが大いに楽しみです。

「花燃ゆ」が始まったばかりなのに、もう来年とは気が早いが、
三谷幸喜脚本の「真田丸」というタイトルで、真田幸村の話だ。
その真田幸村を、堺雅人が演じる。どんなんだろうなぁ~


去年の暮れにこのブログで、

「『道明寺合戦』 から400年」という記事を書いた。

豊臣家が滅んだ「大坂の陣」からちょうど400年で、
その大坂の陣の中でも最も激しい戦いだったのが、
わが町藤井寺の「道明寺の合戦」だった…
…という内容である

その道明寺の合戦で、徳川方を迎え撃ったのが、
後藤又兵衛や真田幸村たちであった。
後藤又兵衛はこの戦いで討ち死にし、
真田幸村もその翌日、四天王寺で落命した。

この合戦で徳川側の主力は、伊達政宗の軍勢だった。
政宗の忠臣、片倉小十郎がその軍勢を率いた。
そして、豊臣方を打ち崩したのである。

今、NHKのBS再放送を見てハマっている「伊達政宗」の軍が、
僕らが住んでいるこの場所で、豊臣…つまり大阪方をやっつけたのだ。

なんだかねぇ。複雑な思いがしますが…

(先週放送の「伊達政宗」は「大坂の陣」というタイトルで、
 道明寺の合戦が描かれていました。すご~い偶然でしたね)

 
大阪市内では、あちこちの史跡や神社で、
真田幸村の幟があがっている。

これも、大阪市平野区をウオーキングしている途中に
通りがかったので、スマホで撮影したものです。

  

 

もともと大阪は真田幸村にゆかりの深い土地ですしね。
こういうのが、あちこちにあります。

 

 

さて今年に入り、わが町はいよいよ「大坂の陣」で盛り上がっている。

先週の日曜日に、市の教育委員会主催で

ふじいでらタイムトラベル 
体験学習 ゲームで対戦 
大坂夏の陣・道明寺合戦

というイベントも、市民ホールで行われた。

もちろん、僕もモミィと2人で申し込んで参加した。

大学の教授が、大坂の陣や道明寺の合戦のことを、
子供たちにもわかるように、説明をしてくれた。

 

 

参加者の前に、道明寺合戦の当時の古地図と、
徳川方と豊臣方の紙人形が置かれていた。

わが家からも近い場所で、青く塗った川は石川といいます。
川沿いにサイクルロードがあり、よくジョギングします。
緑色は、玉手山という小高い丘陵です。

 

そして、これを動かして、豊臣方を「逆転勝利」に導こうというもの。


 
 

なんといっても、豊臣方は地元ですからね~
豊臣方を応援するわけです。

まず最初は史実に基づき、徳川方に対し、豊臣方は
後藤又兵衛の軍勢だけが対峙する形にコマを置いた。

 

 
それを、モミィがいろいろと動かしていました。
「相手のうしろに回ればいいのかなぁ…」
などと、さまざまな作戦を考えながら。

  

 

会場には、甲冑姿のおサムライさんもいました。
    

  

 


そんなことで、来年の大河ドラマのクライマックスは
この道明寺合戦のシーンになるだろうと思われるし、
幸村ゆかりの場所は、観光客で賑わうことでしょう。

僕は、一足先にそういうところを歩こうと思ってます。

また、そのことはこのブログで紹介していきます。

来年の大河ドラマの「真田丸」、ほんとに楽しみですね~

 


* ご参考までに。「真田丸」に関するページです。 


http://sanadamaru.syuriken.jp/index.html

 

 

 

 

 

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つまようじ男やらナッツ姫やら

2015年01月20日 | 映画の話やTVの話など

昨日のワイドショー番組は「三大ネタ」で沸いていました。

ひとつは、申し上げるまでもなく「つまようじ男」。
「悪質動画少年逮捕『無能警察』大胆挑発素顔」
…というようなTV番組欄のうたい文句でしたが…
早く捕まれっ! と思っていたので、逮捕は何よりでした。

あの、モコモコした口調で次々と動画を流し、
英雄気取りで「逃走風景」を流す男にはぞっとした。
たぶん、日本中の人たちが眉をひそめたに違いない。
19歳の少年だから顔写真を出せないということだが、
指名手配した段階から、顔写真を公開すべきだろ。
こんな場合は、難しく考える必要はないんじゃないか。

男は「捕まっても少年だから罪は軽い」とも言っていた。
そういう魂胆が何とも腹立たしい。
そんな「配慮」をするから少年犯罪は増える一方だ。
「少年法を改正するために英雄になろうと思った」
とつまようじ男は言っているらしいが、意味わからへ~ん。

今の19歳といえば大人だし、やっていることも悪質で、
今後の社会に及ぼす悪影響ははかり知れない。顔写真を出せ~

ま、ネットで「つまようじ男」と検索をかけたら、
氏名や顔写真、出身校までも出ているので、
それを見ればわかることですけど…。


その次は「ナッツ姫」でござります。
つまようじ男だのナッツ姫だの、なんのこっちゃと思いますが。
「ナッツ姫初公判…仰天暴言全容」というのが番組欄の紹介文。
このナッツ姫という「通称」は誰がつけたか。うまいですね。
僕は「姫」といえば「あんみつ姫」しか浮かびませんけど…

露骨に金と権力に物を言わせる人間…というのは、
日本では軽蔑されるので、あまり表面には出てこないが、
韓国ではまだそういうのがまかり通っているようです。
報道されている機内での「姫」の言動には呆れ果てます。
やはり、韓国の権力者の意識の低さを感じさせますね。

それにしても、あちらのマスコミはすごいわ~
姫を「さらしもの」にして記者らが罵声を浴びせるのですから。
日本なら、警察が容疑者をマスコミと接触させないようにし、
容疑者もフードで顔を覆ったりしてそそくさと過ぎ去って行く。
そこのところが、えらい違いです。


さて、三つ目は離婚の話題。
「いい夫婦が離婚へ。24歳年下の三船美佳に高橋ジョージ『何で?』」
…とまあ、ワイドショーには欠かせない離婚話。

こちらはまあ、夫婦にありがちな話です。

妻は夫の無神経な言動に普段から耐え続け、
夫はそんな妻の気持ちに全く気づかないまま。
妻はついに離婚を決意し、夫はびっくり仰天する…。
高橋ジョージの「何で?」は、そんな意味です。


…ということで、ちょうど時間となりました。

これから所用で、電車に乗って京都へ行きます。

今日は、僕は「つまようじ男」ならぬ「電車男」です。

(これも意味わからへ~ん)

 

 

 

 

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