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 僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

「はじめまして愛しています」と「家売るオンナ」

2016年09月24日 | 映画の話やTVの話など

毎週楽しみに見ていた2つのドラマが、先週2つとも終ってしまった。

ひとつは「はじめまして愛しています」
主演は尾野真千子と江口洋介。
子供のいない夫婦が、一人の子供を育てようとする話だ。

親から虐待を受けて、自分たちの家に迷い込んできた男の子を、
自分たちで育てようとする夫婦の前に、いろんな壁が立ちはだかる。

特別養子縁組、というのも、簡単にはできないみたいだった。

尾野真千子と江口洋介の夫婦のやりとりもよかったし、
児童相談所の職員、余貴美子の感情を殺した演技も卓越していた。

子供の生みの母親と祖母が、主人公たちの目の前で、
子供を奪って帰るシーンは、見ていて辛かった。

ドラマのラストは、さまざまな紆余曲折を経て、
主人公の夫婦が、特別養子縁組を認められ、
その子を育てることになって終わる。

僕たちが孫のモミィを養子にした時は、
比較的簡単な手続きで出来たけれど、
やはり他人の子を養子にするとなれば、
いくつものハードルを超えなければならないんだなぁ…
…と、痛感した次第です。
ま、そういうことを抜きにしても、いいドラマでしたね。
遊川和彦の脚本だから間違いないとは思っていましたが。


もうひとつのドラマは、さらにインパクトが強かった。

北川景子の「家売るオンナ」だ。

ある不動産会社のチーフ、三軒家万智の決めゼリフは
「私に売れない家はない!」というもの。
なんだか米倉涼子の「ドクターX」のセリフ、
「私、失敗しないので」を連想させるけれど、
三軒家チーフのこのセリフも、胸のすく思いがする。

これだけ自信を持って仕事ができる人って、
世の中にどれほどいるんだろうなぁ~。

とにかく、家を売るためには何でもする。
いっさい私情ははさまず、グズグズする部下には、
「早く行け。ゴー!」と目を剥いてハッパをかける。
全編、北川景子は笑顔のない厳しい目付きでの演技だった。
彼女はこういう役が、案外似合っていたんだなぁと再認識。

そんな仕事一辺倒の三軒家チーフに、部下の工藤阿須加が、
「はぁ…?」と泣きそうな情けない表情がおかしかったし、
上司である屋代課長(中村トオル)もコミカルで笑わせる。
三軒家に「僕が課長で課長は僕だ!」と啖呵を切るんだが、
どこか頼りなくて自信なさげな管理職を軽妙に演じていた。

ライターの島崎今日子さんは、新聞のテレビ欄で、
組織という集団の中で長いものに巻かれず、孤高の道をゆく姿には、
精神が浄化されるものがある…という意味のことを書いておられた。

ある意味、三軒家万智は働く女性の一つの理想なのかも知れません。

ともあれ、毎回、ワクワクしながら見てしまいました。
終わってしまったのが残念で、このうえはシリーズ化し、
ぜひぜひ第二弾を期待したいです。
脚本は大石静で、やはり脚本家の存在は大きいですね。

ところで、この「家売るオンナ」の最終回、
ラストシーンは、三軒家万智と課長の屋代が会社をやめ、
海辺の田舎町で小さな不動産屋を開くというエンディングだった。

これを見て、とっさに思い出したのは、
もう15年以上も前に見たドラマ、
「ビューティフルライフ」のシーンだった。

美容師のキムタクが、難病だった恋人の常盤貴子を亡くしたあと、
海辺の小さな町で美容院を開き、彼女を偲ぶというシーン。
これが、このドラマのラストシーンだったが、
「家売るオンナ」の最終回を見て、思い出した。

ちなみに、この「ビューティフルライフ」の最終回は、
平成のドラマで第1位の視聴率を上げたということだが、
それを、あの「半沢直樹」の最終回が上回ったそうである。


最後に、もうひとつ。

「はじめまして愛しています」の江口洋介の勤め先は、
不動産関係で、北川景子の「家売るオンナ」も不動産。
たまたま、2つのドラマとも、主人公の仕事は家を売ることでした。

実はうちの次男も同業で、つまり「家売るオトコ」であります。
勤務先の会社はわが街・藤井寺の「ミヤウチ建設」といいます。

お近くでお住まいの方、お家のご相談は、ぜひこちらへどうぞ(笑)

 

 

 

 

 

 

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