めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

最新スギ花粉アレルギー治療法

2015-02-25 16:17:25 | 花粉症

いよいよ招かざる客がやって来ました。
今年は随分遅かった様に思えますが、ここ数日で我が家の
ティッシュ消費量がいっきに上がりました。

私は少し目がかゆくなり、喉が腫れぼったくなる程度なのですが、

この時期になると、私以外の家族は本当にかわいそうな状況となります。
息子と娘は鼻炎カプセルが常時必要となり、妻は、薬は飲まないものの
目や鼻、顔全体がかゆくなり、思わず掻いてしまう事により
まるで結膜炎に罹ったかの様な赤い目になってしまいます。

いつもの年は、2月早々にはマスクを利用しているのですが、

今年は、忘れた頃に一気にやって来ました。
これから、杉花粉の後のヒノキ花粉が終わるまで家族の苦しみが続きます。

そんな中、花粉に関して朗報がもたらされました。

舌下免疫療法と言われる治療法が開発されました。
スギ花粉のアレルギー物質を少しづつ取り込む事により、花粉に対する
強い反応を抑えるという療法です。

一年以上かかりそうですが、これで完全にい治る可能性も高いと言われています。

このニュースを聞いて、私は思わず叫びました。
この治療法、ずっと以前にやってたよ!!
そうそう、と軽く受け流すように妻が微笑みましたが、私のやった事と趣旨は一緒です。

もう20年程前になりますが、私もいつの間にか花粉症になり、毎年家族ともども

春先になると嫌な思いをしていました。
そこで、考えたのは、杉のエキスを体内に取り込んで、花粉アレルギーを直そうと考えました。
花粉が終わった5月頃、奥多摩の山にハイキングに行った時、若い杉の葉を沢山集め
ビニール袋にいっぱい詰めて帰りました。

この発案は、松葉をアルコールに付けて、その抽出液で病気を治すと言う漢方から

花粉症も同じような効果があるのではと思いついたのです。
山から大量の杉の葉を持ち帰り、大瓶に焼酎漬けしました。
それから3か月程して、瓶の色が変わってきた頃から、少しずつ一日一回
スプーンですくって半年ほど飲み続けました。

そして翌年、やはり、杉花粉の時期となると、家族は皆鼻水クシャミで苦しみ始めました。

しかし、私は、目はかゆくなるものの、前年程の苦しみが有りません。
殆ど鼻をかむことも無く、マスクも必要ありませんでした。
これは、今思えば最新の舌下免疫療法と同じではないかと思っています。

あれからもう20年になりますが、家族で一番アレルギーが出ないのです。

もちろん、時々鼻水は出ますし、喉が腫れたりしますが、日常生活には支障ありません。
この事については、家族は懐疑的ですが、私としては、効果があったと思っています。

とは言え、怪しげな民間療法と同じですから、何の医学的根拠も有りません。

スギ花粉を使ったのと杉の葉では効果が違うかもしれません。
しかし、症状が軽くなったことは事実ですから、将来的に専門家に
その真偽を確かめて欲しいものです。



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