めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

残念、お粗末の方々

2014-09-06 12:41:04 | 政治

予想どうりと言うか、やはり、いたる所で広がり始めました。
公園の一角にスプレーする傍らで、沢山の人々や子供たちが遊んでいました。
その後、二桁と患者が増えると、次には公園全体を閉鎖することになりました。
この時の学者のコメントが、ウイルスを持ったかが飛ぶ距離は半径数十メートルの
範囲という事でした。

そして、お隣のNHkの職員が、更にはテレビタレントへと広がり、ニュースを見れば

次々に広がって、数キロ離れた新宿公園、そして、更には遠く横浜と、きりが有りません。
そのたびに、周辺の人々の不安は高まり、当局の対策の後手後手ぶりが目立つばかりです。
もし、この病気がコレラやセキリ、更には、いま世界が最も恐れるエボラ出血熱で有ったら。
考えるだけで恐ろしいです。

しかしながら、この危機に対する対処の仕方は、本当に腹立たしく思えます。

何かの時と似ていませんか。そう、東日本大震災の時にメルトダウンした原発の対応です。
当初は、原発の建物周辺で自体が収集するかのような報道をし、ヘリコプターからまかれる
大量の水で収まると言ったパフォーマンスで私たちの気持ちを安心させました。

しかし、ご存じの通り、この収拾は何世紀にもわたり、とても私達の世代で対処できない、

未曾有の人災である事が誰の目にも明らかです。
大震災に見舞われたことは仕方のない事としても、その後の政府や電力会社の対応は
いかにずさんでいい加減であったか、とくに、原発事故の後の対応は全くのお粗末でした。

今回、10月末には蚊の活動が収まり、事態は収拾するという学者たちの発言に、

最初の蚊の行動半径の説明と同じく、何の説得力も無く、それをニュースの前面に押し出し
何とか線引きを図り、事態を早急に収拾させようとする考えが見え見えです。

もし、福島第二原発の事故が都心の近くで有ったら、ましデング熱ではなくエボラ出血熱で

有ったら、今の日本の執行部では到底対応できないでしょう。
今の日本丸を進めている執行部は、その場その場に対処する事ばかりで、全く未来や周囲
そして国民の本当の幸せや安全の事を考えていない様に思えてなりません。
今、彼らの頭は、改造内閣の中でいかに自分のパフォーマンスを築いて行くか、
更には、自分たちの将来の事しか頭にないのではと思えてしまいます。