10月8日、チハノフスカヤ氏をベラルーシ内務省もロシアに続いて、国際指名手配としました。
チハノフスカヤ氏は今日、スロバキア大統領と会談し、支持を得たところです。ちなみに在ベラルーシ・スロバキア大使は一時的に帰国しています。
チハの不スカヤ氏がどこにいるのか明白なのですが、国際指名手配ですか。
チハノフスカヤ氏は自ら望んでベラルーシか国外へ脱出したと日本では報道されていますが、実際にはベラルーシの(おそらくKGBの)車に乗せられて、リトアニア国境地帯まで連れて行かれたのです。
つまり国外退去命令です。
国外に追放しておきながら、今国際指名手配した、とはどういうことなのでしょうか?
国内にいた時点でベラルーシの警察が逮捕しておけば今頃国際指名手配など面倒なことしなくてよかったのに。
見方を変えれば、国外退去させたのはベラルーシ警察(内務省)の失態であり、それを今、認めたことになるのですが、このあたりベラルーシ内務省はどう考えているのでしょう?
現在ベラルーシ人に対するリトアニアのビザ発給が中止されています。理由はよく分かりませんが、近いうちにまた発給されるようになるでしょう。すでに少なくとも230人のベラルーシ人がリトアニアに出国(事実上の亡命)をしました。
ベラルーシ人がポーランドへ出国するのも今少し難しくなっているようです。しかし、これも近いうちに解消すると思います。