ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

実際に銀行へハッカー攻撃?

2020-10-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 ハッカー集団サイバーパルチザンがベラルーシへの銀行への攻撃をするので、ベラルーシの国民の皆さんは現金を金曜日の夕方までに引き出しておきましょうと予告していましたが、それを信じて銀行のATM前に行列ができたところもあるようです。

 そして夕方、三つの銀行で携帯端末を使った決済などができなくなったそうです。

 本当にこれがサイバーパルチザンの仕業なのかどうか不明です。

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者82471人。死者数885人。

2020-10-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 10月9日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は82471人になり

 ました。1日の新規感染者数は489人です。また増加しました。

 死者数は885人です。

 76543人が回復しました。

 202万件を超える検査数となりました。

 

   反政府デモ集会が連日行われていますが、そこへいつも警察が拡声器で「解散してください。」と参加者に呼びかけています。それでも解散しなかったら、治安部隊の登場です。事前に警告していたのに、従わなかったデモ参加者のほうが悪い、という論理です。

 その拡声器で呼びかけている警察官ですが、解散してください、だけではなく、

「デモ集会参加時には顔をマスクで隠さないでください。」

と呼びかけています。素顔丸出しだと、後で身元の確定がしやすく、デモ終了後にゆっくり身柄拘束できますからね。

 しかし、コロナウイルス感染拡大が増えている今、マスクをしないでください、というのは、感染リスクが高くなるのですから、おかしいです。

 大統領はコロナにかかりたい人はデモ集会に行って病気になってください、と国民にメッセージを発信しているし、警察は犯罪者の身元確定の手間を減らすために、マスクはしてはいけない、つまり感染リスクを高めてもいい。身柄拘束のほうが国民の健康を守るより大事だとはっきり言っているのも同じです。

 

 これではますます感染が拡大するでしょう。

   そう言えば、政府派のデモ集会参加者は誰もマスクをしていません。

 犯罪行為をしていないし、拘束されたり捜査されることもないので、マスクをしていてもいいのですが・・・

 この政府派デモ集会にマスクなしで参加すること自体もコロナウイルス感染リスクを上げていると思います。