10月24日、いつものように土曜日の反政府派女性のデモ行進が始まりました。今日は女性でもワーキングウーマンが主役です。実際には400人ほどが集まり、身柄拘束もありませんでした。(11人拘束されたが、すぐ解放されたという情報もあります。)
ミンスクからモギリョフに向かって50台の車が国旗を掲げてデモ行進しました。
ミンスクの独立広場に政府支持派のデモ集会が行われましたが、集まった人の数は20人足らずでした。これは政府主導のデモ集会ではなかったためです。(自らの意思で集まった人たちです。)
今日は雨で天気が悪く、デモ行進参加者は少なかったです。
雨がやんだ午後、団地デモが各地で始まりました。
しかし、これからベラルーシはどんどん気温が下がるので、屋外でのデモ集会は困難になってくるでしょう。
屋外でデモをするだけが反政府活動ではないのですが、大統領選挙から2ヶ月以上経過し、毎日デモをするわけにもいかないので、野党が10月25日を最後通告の締め切り日にしたのはうなずけます。
キエフやベルリンでも連日ベラルーシ反政府デモ集会が行われています。
東京でも反政府デモ集会が行われました。(日本で行われるのは今日が初めてではありません。)
今日も各地で白赤白の旗を外す作業、落書きを消す作業などが繰り返されています。
すぐにまた元どおりになるのでいたちごっこです。
私が住むマンションもエレベーターの中にビラを貼る人がいて、それを管理局が剥がしています。しかし糊の跡が汚くなってきたのと、張り紙禁止の意味も込めてか、エレベーターの中のペンキ塗り替え作業をしました。
ペンキが乾くまではビラを貼ることができないから、そのようにしたのでしょうが、乾いたらまた貼られると思います。
明日が野党の示した最後通告の日です。今日も大統領は自分の進退について、また政治犯釈放について何も言及しませんでした。
在ベラルーシ・アメリカ大使館はベラルーシ在住のアメリカ人に対し、3日間の食料と飲料水、特に持病のある人は薬の備蓄、あるていどのまとまった現金を手元に置くよう通達しました。