10月27日、ゼネストが続いています。
朝から各地で人間の鎖、そして身柄拘束が始まっています。
昨日、デモ集会を行った心臓外科医など医療従事者が病院へ出勤すると拘束されました。11名拘束されたのですが、幸い午前11時半ごろには全員解放されたそうです。
今日の午前中に手術を予定した患者さんは・・・
ミンスク州立病院の医師2人も身柄拘束されました。
レチッツァ市の企業ベラルーシネフチの従業員がストライキを行ったところ、今朝、全員解雇されました。こうして本当に現場で働く人が少なくなっていきます。
ノヴォポーロツク市の企業ナフタンでは、前日と同じく工場内に治安部隊が配置され、ストライキが始まらないか見張っています。
国立ベラルーシ・情報ラジオエレクトロニック大学の教職員35名がストライキを開始しました。
多くの大学で学生デモが行われています。学長との対話を求めて、学長室に学生が大勢押しかけています。
ベラルーシ大学では中庭への出入り口に鍵がかけられ、学生は外に出ることができません。(万一火事が起きたときのことはどうなのでしょう?)
大統領はデモに参加した大学生は全員退学処分にすると発表しました。
ミンスク市内の第2番リツェイ学校(人気のある進学校)の高校生100−150人が授業をボイコットして、校内で座り込みデモをしています。
団地デモも始まりました。
携帯電話の会社もストライキをしています。(携帯電話は利用できています。)
有名企業ケラミン(タイル会社)もストライキに入るそうです。
野党幹部メンバーのコレスニコワ氏が収監されているジョージノ市の刑務所ではコロナウイルスによる隔離と閉鎖がされたそうで、弁護士は面会ができません。
この刑務所で集団感染が発生したという正式な報道はありません。
ミンスク市内で自転車に乗って出勤途中の男性が、赤信号で停止しているときに身柄拘束され、来月3日に裁判だそうです。(何の罪で?)
国立バレエオペラ劇場、フィルハーモニー、新ドラマ劇場の俳優、演奏家たちも反政府派の歌を合唱しています。
夕方から団地デモが始まっています。