電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

いかがなものか。

2019年07月01日 06時01分01秒 | Weblog
この世には、さまざまな広告手法があるようです。不愉快なダイレクトメールがくるのは、郵送料という経費がかかるためか、頻度がごく低いために、それほど腹は立ちません。しかし、いつ頃からでしょうか、強制的に広告画像を見せられるようになりました。

最初に疑問を感じたのは、ブログを始めた2004〜2005年頃の、編集画面に表示されたこの広告画像。加齢臭だとか口臭だとか、中年をターゲットとしたと思われる広告でした。若い女性社員が、いかにもいやそうに顔をしかめている写真に、「口臭で部下に嫌われる」というコメント。これが毎回、記事を投稿するごとに、これでもか、これでもかと表示されます。いかにも攻撃的・脅迫的な広告手法です。

さらにその後は、男性が壁に両手を当ててうつむき、隣の不満そうな女性に「もうだめだ」と音を上げ謝罪している様子が出てきました。当方は、「広告は原則としてクリックしない」ことにしておりますので、何の広告なのか確たることはわかりませんが、暗示している背後の文脈にえげつなさを感じました。

女性であれば、容姿容貌の、ごく部分的な要素を取り上げ、◯日間で痩せられる、とか謳った同じ広告を毎回毎回見せられるのは、あまり気持ちの良いものではないでしょう。

どんな商売でも、ふつう、顧客には笑顔を見せるものです。しかし、これはブログ記事の投稿をしている人を、お客ではなく、単に「広告を見せるターゲット」としてしか扱っていないことを表しています。しかも、その広告の手法は、反感を受けやすい単純な反復を基本とする、一定の年代を対象とした一種の心理脅迫的なものです。まことに失礼、不愉快千万。広告手法としても幼稚な部類。同社の管理職はこれを良しとしたのだろうかと不思議でなりませんでした。

その後、ワタシ自身は広告を表示しない有料サービスに移行しましたので、編集画面で敵意を感じることはなくなりましたが、当時は「いい放送番組の途中のCM」以上に反感を感じたものです。毎回毎回、何度も何度も、記事を投稿し、ほっとするたびにえげつない広告を見せられるのは、なんとも不愉快です。

最近、広告が炎上する事件が増えてきているように思います。広告料の総額が新聞雑誌等の紙媒体よりもネット媒体のほうが多くなったことが、しばらく前にニュースになりました。もしかしたら、ネットの広告料がテレビ等の放送媒体を超えるところまで来ているのかもしれません。ということは、広告の炎上という事態は、「表示される広告が一方的で下品」だという点で多くのユーザーが不愉快千万に感じていることが噴出している、そのあらわれなのかもしれないと思ってしまいます。

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