電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ツイスビー(TWSBI)の万年筆ダイヤモンド580ALラヴァーが到着する

2016年09月04日 06時04分23秒 | 手帳文具書斎
秋田の「とみや文具店」に注文していたツイスビー(TWSBI)の万年筆、ダイヤモンド580ALラヴァーが到着しました。



開封すると、







予想以上に美しいオレンジ色で、懸念したキャップのネジ山の処理の部分もさほどに角張ってはいず、パイロットの「コクーン」のような段差も感じません。



キャップを尻軸にポストできない点はいささか弱いけれど、手にしたときに長さが足りないということもないようです。



インクを入れない状態で、キャップをしたまま重さを測ると、31g ありました。これにモンブラン「ロイヤルブルー」インクを1回だけ吸入して重さを測ると、




同様にキャップをしめた状態で、32g ありましたから、インクの吸入量は1gということになり、予想よりも少ないみたい。インクタンク内にインクが見えなくなった時点で、もう一度インクをしっかり吸入して重さを測ってみようと思います(*1)。



実際に書いてみると、予想以上に書き味はスムーズで、インクフローは明らかに私のウォーターマン「ロレア」を上回ります。鉄ペンだからという書き味の懸念も無用。キャップの先端部がけっこう重いのと、ついキャップを尻軸にポストしようとする癖を除けば、最初から手になじみます。私の備忘録を書く用途には、中字で正解でした。

(*1):【追記】このデジタル秤は台所用で、実際は0.1g単位では秤量できないもののようです。後日、上皿天秤で正確に測定し直したところ、満タンに吸入したときのインク量は1.6gでした。

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