電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

万年筆のキャップを外して使う習慣

2016年09月17日 06時00分48秒 | 手帳文具書斎
モンブラン・マイスターシュテュック149を使うとき、これまでは日頃の習慣で、キャップを尻軸にはめて使っていました。ところが、途中でぐらぐらしてきて、外れそうになることが多く、どうも国産万年筆のほうが使いやすいと感じておりました。
もう一つ、パイロットの「コクーン」万年筆も、アルミのボディは後ろにキャップをさしてもすぐに外れてしまいます。これも、どうも案配が悪いと感じておりました。

この点、このたび購入したツイスビー(TWSBI)のダイヤモンド580ALシリーズは、回転吸入式の機構のため、はじめからキャップを外して使うという想定で作られている、ということを知って、目から鱗でした(^o^)/

そうか、マイスターシュテュックやコクーンも、キャップを外して使うという想定だったのかと、あらためて気づいた次第。大型の万年筆、とくに回転吸入式の機構を持つ製品の場合は、キャップを外したら手近な場所に立てて使うというのが流儀なのかも。つい、キャップをポストして使おうとするのは、昔の小型ポケット万年筆や細身のスリム万年筆などの習慣によるのかもしれません。まだ、キャップを外して使う方が使いやすいとまでは思いませんが、もう少し慣れるまで、使ってみたいと思います。

また、ツイスビー万年筆のメカニカルな仕組みは、理系のハートをくすぐります。同社のインクボトルや、プランジャー式の万年筆なども、興味深いものです。

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