電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

モンブランの「ロイヤルブルー」の使用頻度が高まっている

2016年09月02日 06時03分21秒 | 手帳文具書斎
叔父の遺品のモンブランのマイスターシュテュック149(M)に、プラチナ社の古典ブルーブラックを入れて愛用していますが、大容量のインクタンクのおかげで長時間の大量筆記も可能でありがたい反面、やはりというか案の定というか、常用するにはいささか太すぎると感じます。A罫(7mm)のツバメノートでもやや窮屈に感じますので、太罫の便箋や原稿用紙などのほうが向いているようです。

その点、ウォーターマンのロレア(中字)で使うことにしたモンブランの「ロイヤルブルー」(*1)が、手頃な文字の太さで都合が良い。キャップを尻軸の後端にポストできるので、バランスも良く転がりにくいし、キャップをなくさない点も有難い。この万年筆のおかげで、意外にも裏抜けしにくいモンブランの「ロイヤルブルー」インクの使用頻度が有意に高まっています。ただし、ウォーターマンのコンバータもまた、インク容量が少ないと感じます。要するに、「自由にインクを選べる大容量の中字の万年筆」があればいいのだな。

インクに関しては、どうやら「裏抜けしにくい」「色のきれいな」青系インクが好みのようで、プラチナ社の古典ブルーブラックのボトルインクとともに、モンブランの「ロイヤルブルー」がメインに加わってきたようです。その反面、パイロットの色彩雫シリーズ「朝顔」も「紺碧」も、色はきれいなのですが、裏抜けしやすく紙を選ぶ傾向が強いので、汎用性の点で一歩ゆずります。インクは必ずしも色水商売じゃない、ということか(^o^)/

(*1):モンブランの「ロイヤルブルー」インクについて~「電網郊外散歩道」2016年3月
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