電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

音楽用語が名前になった例

2013年06月11日 06時05分41秒 | クラシック音楽
マイカー通勤の途中で、色々な車とすれ違います。中には、音楽用語を車名にしたものがあります。例えば、

デュエット:二重唱、トヨタ
マーチ:行進曲、日産
フーガ:遁走曲、日産
ラルゴ:ゆるやかに、日産
エチュード:練習曲、マツダ
コンチェルト:協奏曲、ホンダ
プレリュード:前奏曲、ホンダ
バラード:譚詩曲、ホンダ

などです。現在は製造が中止された車種もありますが、けっこう多いものだと感じます。

そういえば、ホンダのクイントというのも、クインテット(五重奏)から来ていたはず。日産のフィガロは、モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」から来ているのかもしれませんし、大昔に日野自動車のコンテッサ(伯爵夫人)などというのもありましたので、ヘルマン・プライがフィガロに乗り、シュヴァルツコップがコンテッサに乗る、などという空想もおもしろいものです。

オーディオ・メーカーでは、たしかケンウッドに社名変更する前は(株)トリオでした。こちらは三重奏ですが、音響メーカーが音楽用語を名前に使うのは不思議ではありませんし、さらに推測すれば、創業者が三人だったとかいう事情でもあったのかも。

不思議なことに、コンピュータ関係では音楽用語を名前にした例はごく少ないようです。昔のロータス社??にMS-DOS版の統合ソフトで Symphony というのがありましたが、たしか日本語化はされなかったと記憶しています。現在は、OpenOffice.org系のオフィス・スイートの名前に使われているようです。

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