電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

百均のハードカバー小型ノートに書いてみる

2012年07月05日 06時01分45秒 | 手帳文具書斎
某百均で購入したハードカバー小型ノートは、一部で某有名高級ノートに似ていることから、「ダイスキン」などと呼ばれているそうです。先日、石けん台(皿?)を求めて出かけた百円ショップで発見したことから、赤白黒の三冊を購入してきました。人間と同じで、外見は良くても中身が問題です。ノートの中身と言えば、まずは紙質ということになりますが、実際に、様々な筆記具で実際に書いてみました。

パワータンク 黒 1.0mm
ジェットストリーム 黒 1.0mm
ジェットストリーム 黒 0.7mm
ジェットストリーム 黒 0.5mm
ジェットストリーム 青 0.5mm
ジェットストリーム 青 0.7mm
ジェットストリーム 青 1.0mm
パイロットG-knock ブルーブラック 0.7mm
ウォーターマン ブルーブラック M
パイロット・カスタム 黒 M (写真中で EF となっているのは間違い)
ペリカンM400 パーカー・ブルーブラック M
パイロット パーカー・ブルーブラック SF



ページをめくってみると、結果は次の写真のようになりました。



万年筆は軒並み裏に抜けています。とくに、ペリカンとパーカーのブルーブラックの組み合わせは、太字のせいもあるのでしょうが、激しく裏抜けしています。また、今のところそれほど目立ってはいませんが、ジェットストリームの青も、裏側からかなり目立って裏写りして見えます。水分の多い糊でスクラップしたりすれば、裏抜けはもっと顕著になることでしょう。青に比べれば、黒は比較的ましです。また、紙質がややザラザラしていることから、ひっかかり感があって、書き心地もあまり良好とはいえません。ジェットストリームでなんとか及第か、といったところです。

いずれにせよ、紙質はいまひとつです。コクヨのキャンパス・ハイグレードのような上質感は求めませんが、ふつうのキャンパスノートの上質さをあらためて実感する結果となりました。
利用の仕方がスクラップ中心なら、安価ですし、良いかもしれません。

結論:百均ノートでは、手書きの楽しさは感じとりにくい。スクラップ・ノートとしての利用ならば、良いかもしれない。

コメント