電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ミニコンポを購入して一年。

2009年07月17日 05時27分03秒 | クラシック音楽
単身赴任生活の楽しみに、テレビよりも音楽を優先し、ONKYO のミニコンポ FR シリーズより、XN7TX という製品を購入したのが1年前の7月でした(*1)。その後、毎日の生活にすっかりとけこみ、文字通り電源の入らない日はないほど(*2)です。一年間を振り返って、ミニコンポを評価してみました。

(1) 目覚まし機能はたいへんありがたいです。現在、everyday 設定で、朝の6時に目覚ましの音楽が鳴り出すように設定しておりますが、できれば everyday だけでなくて、weekday という区分もあると助かります。weekend は目覚まし不要という人は少なくないと思います。
(2) スリープタイマーは、頭を休めるのに良い機能です。静かな音楽を聴きながら眠りに入ると、緊張が解きほぐされるように感じます。
(3) テレビ用共同アンテナをFM端子に接続し、NHK-FMが良好に受信できます。幸いに当地の電波状況が良いようで、ノイズもマルチパス歪も少なく、まずまずの音が楽しめます。
(4) ミニディスク(MD)によるタイマー録音機能は、たいへん楽しみな機能です。特にLP4(4倍モード)による長時間エアチェックは、昔の10号リールのオープンデッキでなければ不可能だった、四時間まるまるタイマー録音してしまうという芸当が可能です。頻度はそう多くありませんが、年末のバイロイト音楽祭をまるまるエアチェックするなど、楽しみが増えました。
(5) 肝心の再生音ですが、あまり低音を欲張らず、自然な品の良いもので、小音量再生時にも聴きやすいものです。
(6) 本体のジョグダイヤルというのは、あまりわかりやすいとは言えません。録音もリモコンで操作できるようになっているほうが便利です。

今後、ミニコンポは、パソコンやインターネットとの接続などがポイントになっていくことは明らかでしょうが、私の場合、おもにパソコンやネットを使う場所と、おもに音楽に集中する場所とでは、生活ゾーンがやや異なるように感じています。バス・トイレ、ダイニングキッチンと一間だけの単身赴任のアパートですが、ネット関係はキッチンに置いたテーブル上のパソコンと周辺機器にまかせ、音楽はもっとゆったりと、快適ゾーンを形成したいと考えております。

(*1):単身赴任用に、ONKYOのミニコンポを購入~「電網郊外散歩道」
(*2):目覚まし再生は、本当は weekday だけでよいのですが、once と everyday しか選択肢がありませんので、毎日朝になると電源が入ります。私が不在時にも、しっかり一時間は音楽が流れます(^o^;)>poripori
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