電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

小さな市の大きな試み

2008年03月31日 21時46分50秒 | Weblog
昔は、ちょっとした買い物にいくときは、必ず風呂敷を持参したものでした。お菓子を購入すれば、紙袋ではなくて風呂敷に包んで行き、訪問先で風呂敷の結び目を解いて、「お口にあいますかどうか」などと言いながら差し出したものでした。

いつごろからか、スーパーに買い物に行っても、レジ袋に入れてくれるのを当然のように思うようになっておりました。ところが、写真の場所、山形県東根市では、市内の主だったスーパー等が市や市民団体と相談の上、レジ袋の有料化に取り組むことになったそうです(*)。レジ袋というのは、レジから家庭までの一過性の用途です。あとはゴミとして捨てられる運命ですから、確かにもったいない話。全国にちらほら聞かれる話題ではありますが、今後、こうした取り組みが、県内の他市町村にも広がっていくのかどうか、興味深く見守りたいと思います。

それと同時に、個人的に小ぶりで良質の風呂敷がほしいな、と思う今日この頃です。

(*):レジ袋削減に向けた協定締結~東根市などと市内のスーパー4社~山形新聞ニュースより
コメント