評価 (3点/5点満点)
・手書きすることで思考は整理される
・情報同士が化学反応を起こし大きなアイデアが生まれる
・メモに悩み事を書くと翌朝には解決策がひらめく
・未来を書くことで夢は現実のものとなる
「元・野村證券伝説の営業マン」著者の市村洋文さんは、社会人になってからメモを片時も離していません。メモはすべての行動の源泉。毎日朝4時半に起き、ひたすら白い紙にメモを書く習慣を始めてから、仕事の効率が上がり、売上も増え、運がどんどんよい方向に回転していくようになったとのこと。
この本では、市村さんの人生を変えたともいえるこのメモを基軸に、30年かけて編み出した夢を叶えるためのメモ、そしてノート術を伝授します。
野村證券時代に、先輩から「とにかくメモを取るように」とB6版の小さなノートをすすめられ、とにかく小さなことでもメモを取るように指導されましたが、現在は「ブロックメモ」を長年愛用しているそうです。
本書を読むと、仕事の生産性を上げ収益を出すために、手書きにこだわっていることが分かります。メモはただの走り書きなどではなく、そこから巨大なビジネスを起こして成功につなげていけるツールなのです。
また、毎日続けていくことの大切さも理解できます。
【my pick-up】
◎ベストセラー本は新鮮なアイデアの宝庫
私はたいてい週末には大型書店に行き15~20冊の本を買って乱読します。アイデアというのは、既存の要素と新しい要素の新たな組み合わせ。ということは、既存の要素をどれだけ蓄えられるかで、発想の総合力が変わってきます。読書を通じてインプット習慣をしていくことで企画頭は発展していきますよ。