厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2016年166冊目『堀江貴文 人生を変える言葉』

2016-09-10 23:02:31 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

堀江貴文さんがこれまでに発表した書籍、ブログ、メルマガなどから一部を抜粋・改訂し、まとめた1冊。

古い価値観を捨て、動き出すことの大切さと楽しさを、さまざまな言葉で伝えています。

本書の中で最も多く出てくるのが、情報と未来との関係です。

・人より何倍も情報収集できれば、必ず未来が見えてくる。(P.186)

・情報を知っているから、ある程度の未来を見通すことができる。(P.192)

・ニュースとか記事とか大量の情報を知って、いろいろな方面に詳しくなると、時間を先取りするというか、相対的な未来を知ることができる。(P.194)

・多くの情報を持っている者にとっては、まだ現実に今は存在していなくとも、「近い将来に必ず起こる現象が見える」のだ。(P.235)

仕事は娯楽であると捉え、これまでの組織と人間関係の考えを少し疑って見れば、インターネット・スマホの時代、‘動き出す’のはそれほど難しくはないことが分かります。

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2016年165冊目『チームを成長させる 問題解決のコツ』

2016-09-10 22:34:04 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

中谷彰宏さんが教える「チームマネジメントの極意」として、チームが解決に動き出す61の具体例を紹介します。

・最善策は、隣の人が知っている。

・責任は、個人にはなく、仕組みにある。

・問題を、仕組みを変えるチャンスにしよう。

・生きるとは、問題解決すること。問題解決に取り組むことで、成長しよう。

人間は、よりレベルの高い問題にぶち当たるために、仕事をし勉強をします。問題の数は、その人のレベルを表すのです。より大きな問題に出会えるということが、自分自身が成長している証し。

問題というものを、前向きにとらえることができますよ。

【my pick-up】

◎問題をキッカケに、コミュニケーションを増やそう

そもそも問題が起こるのは、社内のコミュニケーション不足が原因です。その問題をキッカケに、社内のコミュニケーションの量を増やしていきます。組織は、ほうっておくと、コミュニケーションの量は常に減る方向に進みます。意識してコミュニケーションの量を増やすことが求められます。風通しがよくなる外的要因の1つが、問題が起こることです。問題の発生が、コミュニケーションの量を増やす一番にキッカケになるのです。

◎解決の今後のタイムテーブルをつくろう

問題解決する時は、全員で同じことをしないことです。女性がよくする失敗は、「みんなでやりましょう」と言うことです。「一緒にやる」というのは、役割分担の発想ではありません。「全員で一緒にやろう」は、楽しいですが、最も実用的ではない問題解決の方法です。本来、最小限の人数で最短の時間でしたい時は、役割分担するのが一番早いです。そのためには、各々の役割を明確にすることです。全体の中で自分の役割がわかると、ほかの人の手助けができるようになるのです。

◎問題が、リーダーをつくり、スタッフを育てる

リーダーに大切なことは、「よし、この問題を自分が仕切って乗り切ってやろう」という意識の目覚めです。「誰かがやってくれるだろう」という受け身から、「よし、これは自分がしないとダメだな」と自発に変わるのが、スタッフの成長です。それによって、スタッフ1人1人が「自分はどのパーツを引き受ければいいのか」と考え始めます。

◎解決策は、隣の人が知っている

解決策がないというのは、問題があるところにないというだけのことです。これを解決する方法が共有化です。チームで問題を共有することで、すぐに解決するのです。解決策は遠くにはありません。常に身近なところにあるのです。

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