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もう「いい人」になるのはやめなさい 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2010-10-30 |
評価
(3点/5点満点)
・やさしいと言われるけど、それが弱さの裏返しではないかと不安を持つ人
・お人好しなせいで損な役を押しつけられ、悩んでいる人
・愛想笑いが得意だけど、実は自分に自信が持てない人
そんないわゆる「いい人」は、仕事においても、人生においても大きな損をしています。
本書は、数多くの人の悩み解決やアドバイスを行ってきたエッセイストの潮凪洋介さんが、「いい人をやめる」というテーマに対し、人生、仕事、人間関係、やさしさ、恋愛、遊びなど、さまざまな角度からアプローチしています。
サラリーマン時代の苦い経験から、自由な生き方を求め独立した著者の魂の叫びが聞こえてくる1冊です。
【my pick-up】
◎「イヤなものはイヤ」とはっきり言ってみる
友達は永遠、腹の底から笑った思い出も永遠、しかしつまらない上司との無駄飲みは心と体を不健康にするだけなのである。
もちろん友情を確かめる大切な飲み会や、恋人を探すための飲み会などは週末に思い切り楽しんだほうがよい。そういうつき合いにはとことん「お人好し」になるべきだが、要は「平日のどうでもよい深酒、あるいは上司とのつき合い酒を減らすべし」というこだ。
◎いい男は天職の存在を信じ、ひたすらそれに自分を近づける
天職を見つければ誰だって光り輝き、以前の数倍の収入を得られるのである。
とくに「1つの会社でうまくいかない奴が、ほかのところに行ったってうまくゆくわけがない」は、会社という仕組みの中であなたをちゃんと規則正しく動かすための会社都合のルールでしかない。
◎思い切って「愛想笑い」をやめてみる
愛想笑いをしなければいけないような職場、または愛想笑いを苦痛に感じているようであれば、それはあなたがいる場所ではない。