日本で昔から飲まれてきたお茶、ホッとする飲み物です。
「抹茶」と「煎茶」は作り方が違うそうです。
抹茶のもとになる緑茶のことを「碾茶=てんちゃ」と呼び、葉っぱを
蒸したあと、煎茶とは違って揉まずに乾燥させたものです。
碾茶の「碾=てん」は、臼でひいて粉にするという意味です。
碾茶を石臼でとても細かい粉末にしたものが抹茶になります。
この碾茶を育てるのは、とても手間がかかる。
お茶の芽は、成長するにつれて食物繊維が増えて硬くなり、うま味の
成分が、太陽の光や苦みや渋みのもとになる成分に変化する。
碾茶と、緑茶の中でも高級な「玉露」は葉を摘み取る3週間ほど前から、
黒い布で覆って光を遮っている。すると、わずかな光でも光合成をしようと
葉っぱの葉緑素が増える。だから碾茶や玉露は濃い緑色なのです。
5月初めごろの新茶の時期に摘み取られる風味のいい葉を使っています。
*** もっと教えて!ドラえもんより抜粋にて ***
何気なく飲んでいますが、茶畑を見るくらいで、このように手をかけて
作られていることは知りませんでした。
「玉露」は頂き物で飲むくらいですが、「抹茶」は高いと思っても時たま
飲んだりしていますが、深く味わって飲むように心がけようと思います。