気ままな思いを

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かすみがうら市歴史博物館へ

2018-10-11 | 雑感想


かすみがうら市歴史博物館に行ってみました。
途中から大雨になりましたが、着くころには雨も上がっていました。




車が数台止まっていましたので、天気に関係なく見に来る方もいました。
歴史博物館大手門です。



4階建ての城郭型博物館です。
1~3階まで常設展示室、4階は展望台地なっています。



霞ヶ浦の帆引き船は、明治13年に考案されたものと伝えられています。
帆引き船は漁法分類から、打瀬網漁に位置づけられ、この打瀬漁法は大阪湾で
江戸時代に始まったとされています。
打瀬網漁は漁獲の利が頗(すこぶ)る高いものであったため、日本漁業史上に
おいて画期的な漁法となり、漁業振興に大いに貢献していきました。
その成果から、瞬く間に全国各地で打瀬網漁は普及していきます。

ただほとんどの打瀬網漁は、沿岸漁業で実施された漁法で、内水面漁業としては
霞ヶ浦の帆引き船が唯一用いられました。
ここに霞ケ浦漁業の特殊性が見出せます。  
帆引き船は次第に、霞ケ浦沿岸地域各地に広まり、水産加工が盛んになると共に
霞ヶ浦の魚を広める存在ともなりました。  

今回の特別展では、一般的な打瀬網漁に比べた帆引き船の特殊性、帆引き船が
果たした殖産興業の様子に焦点をあて、日本漁業史の中での位置づけや、日本
社会に与えた影響などが紹介されています。     検索にて

店内には珍しい小さな船が、何艘か展示されていました。
屋上に行ってみましたが、お天気が悪く筑波山も見えませんでした。



屋上からの「かすみがうら」です