気ままな思いを

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糖質から逃れられない現代

2018-02-26 | 言葉の意味は


「甘さと日本人」という新聞記事より。
菓子パン、ケーキ、炭酸飲料・・・。現代人は、甘い食べ物や飲み物を
摂り過ぎています。という記事がありました。

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甘さがこれほど容易に手の入る時代は、人類史にありませんでした。
せいぜいこの60年でしょう。
この変化で、食べ物から生命体に必要なエネルギーを得る代謝回路に狂いが生じ、
糖尿病など多くの病気の原因になっている。そう、考えています。糖の量を
甘さと一口にいいますが、栄養学では炭水化物から食物繊維を除いた糖質です。
なかでも、現代の甘さを支えているのは、精米や精製小麦粉、清涼飲料水に
含まれている糖類といった「精製された糖質」です。

人間の代謝回路には、糖を分解するものと、脂肪を分解するものの二つがあります。
膵臓から出るインスリンが、血液に溶けた糖の量を調整します。かつては代謝の脇役
だった膵臓が長年の長時間労働で疲れ果て、糖尿病を起こすといえる。
特に精製糖質には、血糖値を短時間で急激に上げます。調整役のインスリンが一気に
大量分泌される。これを繰り返す膵臓の疲れは、たまる一方です。

糖質の厄介さは、必ずしも強い甘みを伴わないことにもあります。茶わん一杯のご飯
150㌘に含まれる糖質は55㌘、角砂糖なら17個。角砂糖を一度に17個も食べ
られないが、ご飯一杯は食べれれます。糖質のワナです。

なぜ、人間は糖質から逃れられないのでしょう。脳が甘さを感じると、快感をもたらす
神経伝達物質のドーパミンを分泌します。この味を覚えると中毒になる。メカニズムは、
危険な薬物に似ています。中毒性を持ち、徐々に体をむしばむ糖を「マイルドドラッグ」
と呼ぶ医師もいるほどです。

*** 朝日新聞「リレーおぴにおん」より抜粋にて  ***

茶碗一杯のご飯に含まれる糖質が、角砂糖なら17個分・・・には驚きました。
私も糖尿と分かった時には、きちんと量を測って、朝のご飯はお茶碗に半分、これは
今でも守っていますが、お寿司や、外食の時には、羽目を外してしまいます。
幸いに体重を減らすこともでき、最初から薬の服用は無く、食事制限だけです。
糖尿と分かった時には、すでに網膜出血していて、眼底検査は15年以上続いています。
精製糖質には気をつけて、甘いものもほどほどにが一番いいようです。



お正月に活けた、塗料?をつけられた枝から、葉が出てきました。
どんどん出てきますか、生けておいてみます。
なんの植物でしょうか?。生命力の強さを感じます。