気ままな思いを

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綴る雑日記です 

「つるし雛」の意味と決まりごと

2009-02-27 | 言葉の意味は


ひな祭りのつるし雛は、子や孫の成長を願う、やさしく、
暖かい心をこめた風習です。

女の子の健やかな成長を願って、手作りされ、意味や決まりごとを
守りながら、現在まで受け継がれています。

江戸時代から作られている、日本古来の伝統工芸品です。


  

土浦の雛まつりにての、つるし雛です

▲ 意味や決まりごと

    ・ 花=花のように可愛らしく
     ・ よだれかけ=ほうそうよけ
              ・ だるま=七転び八起きで、福を招く縁起物
・ かめ=長寿の象徴

 ・ 羽子板=厄を飛ばす。女の子の遊び道具
       ・ すずめ=五穀豊穣をあらわし、食に恵まれるように
        ・ ほおづき=女性のお守りとされている。婦人病の薬効

   ・ はと=神の使いとも言う
        ・ おかめ=福を多く招く(お多福)
・ お手玉=遊び道具
       ・ ぞうり=足が丈夫になるように
      ・ 太鼓・つづみ=めでたいもの

  ・ とうがらし=虫除けの効果があることから、
          娘に悪い虫がつかないように    
   ・ ふくろう=呪力がある。福や不苦労をかけて
  ・ 柿=栄養価が高く、滋養がある。長寿の木


                 
             *** 土浦の雛まつり・印刷物より抜粋にて ***

  

文政11年ごろの、ひな人形と思われます。
男雛が右側になっていますが、古い年代を感じます。

 写し方が悪くて、男雛と女雛を、大きく写してみました。
  
  

  

  
  
  

 これは何か?、と思われるかもしれません。
花火で、中はこのようになっているのですね。
雛まつり会場に、展示されていましたので、パチリしてみました。

土浦では、毎年10月始めに、全国花火大会が実施されています。