ひな祭りのつるし雛は、子や孫の成長を願う、やさしく、
暖かい心をこめた風習です。
女の子の健やかな成長を願って、手作りされ、意味や決まりごとを
守りながら、現在まで受け継がれています。
江戸時代から作られている、日本古来の伝統工芸品です。
土浦の雛まつりにての、つるし雛です
▲ 意味や決まりごと
・ 花=花のように可愛らしく
・ よだれかけ=ほうそうよけ
・ だるま=七転び八起きで、福を招く縁起物
・ かめ=長寿の象徴
・ 羽子板=厄を飛ばす。女の子の遊び道具
・ すずめ=五穀豊穣をあらわし、食に恵まれるように
・ ほおづき=女性のお守りとされている。婦人病の薬効
・ はと=神の使いとも言う
・ おかめ=福を多く招く(お多福)
・ お手玉=遊び道具
・ ぞうり=足が丈夫になるように
・ 太鼓・つづみ=めでたいもの
・ とうがらし=虫除けの効果があることから、
娘に悪い虫がつかないように
・ ふくろう=呪力がある。福や不苦労をかけて
・ 柿=栄養価が高く、滋養がある。長寿の木
*** 土浦の雛まつり・印刷物より抜粋にて ***
文政11年ごろの、ひな人形と思われます。
男雛が右側になっていますが、古い年代を感じます。
↓ 写し方が悪くて、男雛と女雛を、大きく写してみました。
↑ これは何か?、と思われるかもしれません。
花火で、中はこのようになっているのですね。
雛まつり会場に、展示されていましたので、パチリしてみました。
土浦では、毎年10月始めに、全国花火大会が実施されています。