行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2018年2月12日(月)の日記

2018年02月12日 | 日記

3連休の3日目は家でのいろいろな片付けごとをやる。でも、ずっと家にいても運動不足になるから昼飯と晩飯は外で。

昼飯は行徳駅南の商店街にあるオリジンへ。

2日続けて飲んだあとはボリューム控えめで食べたい。なので今回はイートインメニューの定食はやめておき、マイプレートに惣菜を軽く入れたのをイートインコーナーで食べる。

マイプレートの1角にはライス小、それと豚汁も食べる。今は唐揚げがセール中で少し安いということで、全体で580円だった。

 

晩飯も行徳駅前へ。

行徳駅前だけでなく市川市内で駅前に設置されたイルミネーションは2月14日で終了予定。なので、この冬はまもなく見納めとなる。


 

晩飯はCoCo壱番屋エビあさりカレーでライスの量はふつう、辛さは1辛。それとヤサイサラダ


2018年2月11日(日)の日記

2018年02月11日 | 日記

昼頃にカメラを持って野鳥の楽園から福栄いこいの広場のほうへ行く。今日の昼間は予報通り気温が上がり、最高15度ぐらいまでいったようだ。昼間はダウンが入っていないブルゾンで、しかも前をはだけても大丈夫だった。

新浜通りから野鳥の楽園への道に入るところの福栄公園。

朝のうちは日も差していたが、この時間には雲が広がる。

福栄公園を過ぎ、欠真間三角は葦に覆われていた。

野鳥の楽園の遊歩道へ。

耐震性の問題で無期限休館に入ってもう2年余りの野鳥観察舎。

野鳥観察舎前から干潟。

南行徳駅前通り方向へ歩く。途中の水路部分で鴨。

野鳥の楽園の樹木はまだ冬の姿。

でも、河津桜には花が開きかけた木もあった。

南行徳駅前通りに近づくあたりで黄色い花。一見、菜の花かと思ったがこれは違う。

 

南行徳駅前通りを歩いて福栄いこいの広場へ。入口の花壇に植えられていたのは菜の花。

階段を上り、下水終末処理場上部の広場。

下水処理場の建物上部だけでなく、建物脇のスペースにも広場が作られていて、それもあわせて福栄いこいの広場と呼ばれている。この広場ができてけっこう長いが、実は建物脇のエリアへ足を踏み入れたことがなかった。今日はそちらへも行ってみることにする。

下水処理場上部へは階段ではきつい人用にバリアフリーということだろう、スロープが作られている。その途中に建物脇エリアのほうへ入る入口がある。

その中の遊歩道へ。

池も作られている。案内板を見ると、大雨などに備えた調整池とのこと。そして池のそばには木道。

木道上の池に近いところから。

木道には池に張り出したところもあって、野鳥観察用の囲いも設けられていた。野鳥の楽園の行徳高校脇のところにもあるが、野鳥が人の姿におびえるので壁を作り、観察用の小さい窓を設けている。

ところが行こうとすると、腐食しているので通行禁止。やはり水の上に張り出していると、そうなってしまうようだ。

遊歩道は池の周りを1周できるようになっている。木道があるのと反対側から。

福栄いこいの広場の入口は大通りの南行徳駅前通りのほうだけかと思っていたが、西入口もあるのを初めて知る。その西入口から出てみる。ちょうど雲の間から日が差してきた。

西入口そばにあった福栄いこいの広場の案内板。

さっきの池が数字の7番、8番のところ。右の方の四角いエリアが終末処理場の建物上部の範囲。建物脇のほうは狭いところに作ったのだろうと思っていたが、実際に池の周りを1周するとけっこう広い。この案内図を見てもそのことが分かる。

福栄いこいの広場の西入口は行徳ふれあい周回路から入ることができる。ちょうど、南行徳富美浜自治会館(写真で右の方の建物)の脇を入っていくことになる。

 

新浜通りへ出てそこにあるラーメン屋で昼飯にする。餃子・らー麺のまる長という店。

前に住んでいた南行徳のバイパス側の家からだと、イオン(旧ダイエー)・ヤマダ電機のちょっと先の新浜通りは微妙に遠い距離。それで、一度も来たことがなく、今回初めて入る。

もっとも、お品書きなどは事前に食べログを見てきたので、これにしようと思っていたらー麺セットを注文。

らー麺餃子3個小ライス漬物。漬物はラーメンどんぶりに隠れてしまった。なお、この店のらー麺はデフォルトで醤油味。塩味にしたいときは注文時に告げるということだ。

最近はあっさり味のラーメンが好みになっているが、この醤油味のらー麺、なかなかいい。スープを見ると、黒っぽいスパイスのようなものが入っていたりして、あっさりと言っても決して淡泊すぎることはなく、バランスがいい。

セットの餃子は「たった3個?」とも思ったが、出てくると1個がけっこう大きめ。具に野菜が多い感じで、それも自分にはいい感じ。

 

3連休の2日目だし今日も一杯やるが、この前の休暇以来、外で飲むのが続いていたし、今日も家呑みでいく。飲み食いしながら今日も録画した映画を見る。

コンビニで売っているつまみになりそうなものを食べながら飲む。おつまみ用のウィンナーと野菜スティック。柿ピーだけはスーパーで6袋入りを買って置いてある亀田の柿の種(ピーナツ入り)。

今日は最初はビールにする。サントリーの限定醸造ので、ブリュワーズ・バー 絹のような小麦のラガーの350ml缶。やっぱりビールは最初のひとくちが美味い。

ビールのあとは家に置いてあるウィスキーを飲む。サントリーオールドニッカ竹鶴も去年の春ぐらいに買って、5月ぐらいから飲み始めた。同じ頃に飲み始めた焼酎の芋と麦の720ml瓶各1本はすでに飲み終えた。ウィスキーと焼酎のアルコール度の違いだろう。

ロックで飲むが、アルコール度の高いものを飲み過ぎないようにメジャーカップで量って飲む。最初はダブルで2種類を各1杯。そのあと、もうちょっと飲みたいのでメジャーカップを逆さにしてシングルで各1杯。

次のつまみはこれもコンビニで買った照焼チキンのチーズ焼き。

冷蔵庫へ入れておいたつまみを出して、電子レンジで温めたりして用意し持ってくるまで、見ている映画は一時停止にする。まとめてつまみを出さずに、徐々に出していくのは居酒屋やダイニングバーで一品ずつ注文していくかのように思えてきた。

締めの飯はこれもコンビニのサーモン寿司。

 

今日の昼間は室温も上がりエアコンは使わなかったが、夕方ぐらいからは冷える感じになってきたので暖房を入れる。昨日と今日の暖かさもあっという間に終わり、明日はまた寒くなるらしい。


2018年2月10日(土)の日記

2018年02月10日 | 日記

今日から3連休になる。といっても、初日の土曜はいつもと同じで洗濯・掃除・クリーニング出し。家で片付けることがいろいろあるから、昼飯も朝にコンビニで一緒に買っておいてほぼ1日家にいる。

そして夜は家呑み。笹かまの手巻きなどをつまみに飲み、録画しておいた映画を見る。

先週の休暇で2日目、伊豆の下田駅前の寿司屋に入ったとき、ビールなしでいきなり日本酒の300ml生酒瓶にした。職場の宴会でも最初はビールで乾杯だし、自分が店呑み、家呑みでも、まずはビールというパターンがほとんど。

でも、伊豆下田の寿司屋でのように、別に絶対に最初はビールにしないといけないわけではないから、いきなり日本酒というのもありだろうと思った。それで今日はいきなり日本酒で山形の樽平酒造の酒で住吉の特別純米酒。

日本酒を飲み終えたら家に置いてある焼酎。芋焼酎と麦焼酎を1本ずつ置いている。去年の春頃に買って、5月ぐらいから飲み始めた2種類は1月に飲み干した。今は次に買った2本。

まずは芋焼酎で一刻者。これをロックで。

その次は麦焼酎で麦全麹。これもロック。

締めの飯は太巻き4切れセット。


2018年2月9日(金)の日記

2018年02月09日 | 日記

立春を過ぎて昼間の時間もどんどん長くなり、日の光も力を増してきたようだ。朝飯を食べてトイレへ行き、そのあとネクタイを締めスーツの上着を着て出勤の用意をするが、その時間に窓に日が差すようになってきた。これがけっこうポカポカと暖かい。

今週は最低気温が0度かあるいはマイナスなので、朝はマフラーと手袋をしている。でも、コートはもうウールのコートから綿コート(ライナーは付けている)にした。帰りの時間、マフラーと手袋は鞄に入れて大丈夫だ。

朝もマフラー・手袋が要らなくなるまであと一息というところにきた感じ。

晩飯はすき家牛丼しじみ汁おしんこセット。牛丼は


2018年2月7日(水)の日記

2018年02月07日 | 日記

前の土曜日房総ジビエフェア2018冬の参加店で船橋のバーへ行って、猪肉料理3種類を食べてきた。

このジビエフェアは猪ともう1種類、鹿肉の料理を宣伝するためのもの。そして、参加店市川市内の店は1店だけだが、その店では鹿肉の料理を出している。

猪もだけど、鹿肉もなかなか食べる機会のない食材。なので、食べてみようと今日の帰りはその参加店、行徳駅からバイパスのほうへ行ったところにある地鳥こまへ行く。

この店は5年余り前、行徳バルが行われたときに来たことがある。過去日記を探すと2012年11月10日(土)だった。ちょうど土曜日で午後5時半頃に行ったが、人気店だけにその時間で辛うじてカウンターに座ることができた。行徳バルの日だったから余計に混んだのかもしれなかったが。

ジビエフェアでこの店に行くのは、この週末の金曜か土曜にしようかと思っていた。だけど5年前の混み方を思い出し、そして今日は定時すぎで帰ることができたこともあり、じゃあ今日、行ってしまおうということにした。

店頭には房総ジビエフェアの幟。

午後6時半前でまだ奥のテーブル席に一組だけお客さんがいただけ。自分はカウンター席の一番奥に通される。その斜め上にもジビエフェアのポスター。

そして、カウンター上の壁のホワイトボードに書かれたおすすめメニューに、ジビエフェアの鹿肉料理も載っていた。鹿肉のローストと鹿肉のポトフ。

飲み物は生ビール中。それとお通し。

5年余り前の行徳バルで来たときは混んでいて店内を写せなかったが、今回は6時半前に入ってまだ空いていた。カウンター席一番奥から入口側を見るとこんな感じ。

鳥料理の店だし串焼き類を注文。それとジビエフェアのメニューで鹿肉ローストも一緒に注文。串焼き類がまず来る。串ももつくね手羽塩焼き砂肝わさび焼き

そして鹿肉ロースト(900円)。

猪も鹿も野生のだから肉は赤身。脂が多くてとろけるようなものではないが、かといって噛み切れないぐらい固いわけでもない。外見のイメージから鹿のほうが猪よりもおとなしそうなので、肉も柔らかめというふうに思ってしまう。だけど、実際に食べるとこのあいだ食べた猪とほとんど変わらない。そして、普段食べることが多い牛・豚・鶏と比べてずっと噛むと味がしみ出してくる感じ。そういうところは猪に近い。やはり野生動物だけに、肉も滋養の強さと、生命力を感じさせるものだった。

ビールを飲み終え、地酒メニューを見ると、「ジビエ」という酒がある。聞いてみると、このジビエフェアにあわせて仕入れたらしい。

そのジビエを一合注文。

瓶の裏側のラベルを見ると、高知の無手無冠という酒蔵の酒で、ジビエ料理に合うように作られたもののようだ。

ところがこの無手無冠のサイトを見てもジビエという銘柄のことは載っていない。探すと、同社Facebookページ内のこちらにだけ載っていた。一昨年、千葉県の酒屋からの依頼で造った酒とのこと。房総ジビエフェアは2、3年前からやっているようだから、その絡みかもしれない。

鹿肉ローストを食べ終える頃、地酒「ジビエ」一合も飲み終えた。まだ週の中頃だから日本酒はこの一合だけにしておく。次のお酒の注文は角ハイボール。

野菜類を摂ろうと鳥皮シーザーサラダ。鳥皮はカリカリに炒めたか揚げたものを、細かくチップスふうにしている。

しかし容器が大きい。でも、野菜は見た目が多くても、実際は思ったよりも少なめなことが多い。

飲み物はもう1杯、お茶ハイ。なかなか濃いめのお茶ハイ。

食べる方の締めはジビエメニューのもうひとつのもので、鹿肉のポトフ(580円)。

全般に安めの値付けをした店だが、お会計は5,300円ちょっと。ジビエ料理で特に鹿肉ローストの900円が高めだったか。


2018年2月6日(火)の日記

2018年02月06日 | 日記

寒い日が続いているというわりにあまり寒さを感じない。朝は一応、マフラーと手袋をしていくが、帰りは鞄に入れてきた。寒さに身体が慣れてきたからか、あるいは今日は風があまりなくて体感的にそんなに寒くなかったからかもしれない。

晩飯はバーミヤン油淋鶏定食

今日はダンベルの上半身メニューをやる。


2018年2月4日(日)の日記

2018年02月04日 | 日記

水曜日からの休暇は今日で終わり。昨夜も飲んだので、明日からの通常の仕事日に備えて今日は休養。

昨夜、食べる方もガッツリだったので今日の朝と昼は軽くすませる。朝はサンドウィッチ1個、昼はおにぎり2個と小さい唐揚げのセット。

晩飯もコンビニ飯で生姜焼きの弁当とサラダ。

あとは早めの就寝。


2018年2月3日(土)の日記

2018年02月03日 | 日記

昨日の金曜日も休暇の続き。行徳地域は積雪はなかったが、南岸低気圧が北から寒気を引き寄せて、おまけに日差しもないのでとにかく寒い。昼飯時に行徳の駅前へは行ったが、それ以外は家で旅行疲れを取るためゆっくりとしていた。どうも年齢とともに冬の寒いときの旅行は一泊ぐらいでも堪えるようになってきた。半分は飲み疲れだと思うが。

そして、今日の土曜日はまだ休暇中だが、やはり土曜なので洗濯、掃除にクリーニング出しをやる。

 

そのあとは昨日の続きで休養。

夕方から、この休暇中に行こうと思っていたもう一つの場所にでかける。目的地は船橋。

船橋駅の北口側。

そこから脇の細い道を入っていったところにあるBAR HOPへ。

わざわざ船橋のバーへ来た理由はこれ。店頭にもポスターがあるが、房総ジビエフェア2018冬

自分のタブレットに市川市の広報アプリを入れているが、千葉県全体の情報も届く。2、3週間前に来た分の見出しを見ていくと房総ジビエフェアのことが載っていた。

千葉県も猪や鹿といった野生動物が増え、農作物を食い荒らす食害が深刻になっているので駆除をやっている。でも、捕まえて殺処分するだけでなく、どうせなら食べてしまおうということで、こうしたフェアでアピールしている。

参加店一覧を見ると、船橋の店ではこのHOPで猪料理を2種類出していると分かる。

猪肉は子どものとき一度だけ食べたことがある。小学校の5、6年か中学の1、2年のころ(1970年代前半(昭和40年代後半)頃)だが、デパートの駅弁大会で買った猪肉の駅弁でだった。それを食べて、

「猪って、凄くおいしい!」

と思った。駅弁だから味付けは万人向けだろうし、それぐらいの年齢なら味覚もまだ単純だからそう思えたのかもしれない。でも、そのとき、

「機会があれば、猪の料理をまた食べてみたい。」

とも思った。

だが、猪肉に特別に強い思いが生じたわけではない。そんなものがあれば、とっくの昔に猪料理を出す店を探して食べに行っているだろう。”何となく”レベルだったから、あっという間に40数年経ち、自分も50代後半の歳になってしまった。

とは言え、”何となく”レベルでも意識の中にはずっと残っていたようで、今回の房総ジビエフェアの情報に思わず反応してしまった。そして、行徳から近くて行きやすい船橋の、それも駅近くの店に猪料理2種類があるというので、いい機会だから食べに行こうと思った。

午後6時ぐらいに入ったから、まだ店は空いていた。カウンターの一番奥に座る。

するとそのそばにもジビエフェア宣伝用のスタンド広告があった。

バーテンダーさんにもジビエフェアの情報でこの店を見つけて来たと告げる。すると、お品書きでジビエフェアのメニューを見せてくれた。

バーテンダーさんが言うには、ジビエフェア参加店の情報ページにはスモークローストと黒ビール煮込みの2つだけ載せたが、さらにメニューを増やしてカレーもやっているということだ。

ビールは、外国ビールや国内のクラフトビールをいろいろ用意しているということだが、上の写真で右側に載った3種類がレギュラーメニュー分ということ。

その一番上に載っているエーデルピルスを先ず飲む。

お通し。

料理はジビエフェア参加店ページに載っていた2種類をまず注文。

最初に来たのが、猪ヒレ肉のスモークロースト

結論から言うと、このスモークローストが煮込み料理のような強い味付けをしていない分、昔、猪肉駅弁で食べた猪肉の印象に一番近い。というか、かつての記憶を呼び覚ます感じだった。

猪肉は別に固くはない。そして、噛んでいくと味がじわっと湧き出してくる。それが、牛・豚・鶏よりも強い。子供のときに猪肉が凄くおいしいと思ったのは、これだったのだと思えた。

猪は野生でしかもパワーのある動物。だから、肉も滋養の強さ、いや生命力の強さが含まれていて、それが猪のおいしさなのだろうと思う。

次に来たのが猪の黒ビール煮込み ドルチェ・フォルテ風

店の人が言うには、ヨーロッパでは猪肉の臭みを消すために、いろいろな味を付けて煮込むそうだ。これはそうした料理。肉以外にもシナモンなどが一緒に煮込まれていた。でも、肉を噛むとスモークローストほどではないが、やはり猪感はあった。

厨房担当の店員さんが、このフェアにあわせて房総半島中心にある大多喜へ行き、獲った猪の処理場を見学したと言っていた。解体して冷凍庫に入れるまでの手順が実によく考えられていて、処理の速さに驚いたということだ。畜産の牛・豚・鶏などでも生肉が腐敗したり、細菌に感染したりしないように処理の速さは必要だろうが、まして野生動物はどんな細菌を持っているか分からない。より一層の処理の速さが必要なのだろう。

2杯目のビールを注文。ブリュードック ナイントゥファイブウィザード。レギュラーメニューのビールでない、そのときどきのゲストビール。SmallとLargeがあるがこれはSmall。

3杯目を注文するが、午後7時まではハッピーアワーでレギュラーメニューのビールは安くなっているというので、その中からジェット ブラックハート

野菜が足りなそうなので、野菜のピクルス

そろそろ締めにするかと、次のビールは日本のクラフトビールで、所沢ビール ザ・キャノンボール

そして食べる方は、せっかく猪料理が3種類あるのだから、”乗りかかった船”でもう1種類も食べようと、猪のカレー 15種のスパイスを注文。

カレーも煮込み料理で強い味付けだが、肉を噛むとやはり猪感があった。

40数年ぶりに猪肉を食べて満足感はあったが、バーというところは食事類が居酒屋などよりも高い。お代がいくらになるか気になった。8,000円ぐらい行くのではと予想した。でも、午後7時までのハッピーアワーで安くなるレギュラーメニューのビールを2種類注文したからだろう、税込で6,000円ぐらいだった。

店は午後7時を過ぎてから賑わってきた。若い人間が多いのではと予想していたが、上の年齢の人が多い。中には自分よりもっと上の年代のおばあさんを含むグループもいた。船橋の地元の人に定着している店のようだ。

 

自分が子供のときに食べた猪肉駅弁のことを調べてみる。

育ったのは大阪だったから、その駅弁を買った駅弁大会をやっていたデパートは、確か大阪難波の高島屋。

弁当は丹波篠山(兵庫県篠山市)のJR(当時は国鉄)駅のものだろう。「ジビエ」という言葉を耳にするようになったのはここ数年だが、丹波篠山はそのはるか以前から猪肉の鍋(ぼたん鍋)が有名だった地域。

猪肉駅弁のことを調べると、駅弁のことを書いている個人サイトが見つかり、JR福知山線篠山口駅の駅弁ページ(の下の方)に記載があった。猪のぼたんめしという名前だ。猪肉駅弁としては全国唯一だったということで、自分が駅弁大会で買ったのもこれだろう。

だが、残念なことに篠山口駅の駅弁販売は2012年に無くなってしまったということで、今はもう食べることができなくなっている。

 

それはそうと、今回行ったBAR HOPのあたりは意外にディープな雰囲気の場所だった。

自分は社会人になって以来、東西線の西船橋側に住んでいるので船橋は買い物などでけっこうよく行く場所。だけど基本、行くのは昼間で、夜に飲み屋へ入ったりしたことはない。一度だけ、駅あたりのショッピング街のとんかつ屋で晩飯を食べて、そのときにビールの瓶1本かジョッキ1杯を飲んだような覚えがあるぐらい。

船橋の市街というと、JR船橋駅から南へ延びる大通りの脇道、裏通りあたりが昔からの市街でディープな場所というイメージを持っていた。駅の北口側、東武デパートやイトーヨーカドーとその周辺は、整然と区画整理されたエリアというイメージ。

ところが、駅前のバスターミナル周囲の道からBAR HOPへ入っていくあたりは、南口と同じようなわかりにくい細い道を通っていく。

店を出て、HOPの一つとなり(船橋駅側)の店を見ると、ビルの1階だが、まるで昭和の時代の木造建物にある食堂か飲み屋のような外観。行きはHOPの場所を見つけるのに意識が向いていて気がつかなかった。

あとで調べると、いっきゅうfunabashiという居酒屋。

さらにそこから駅前のバスターミナル側へ出るのは細い路地。そこには八十郎商店というバル。

こちらはチェーン系で都内などにもあちこちにあるようだ。

船橋駅北口もバスターミナルの東側、JR高架のすぐ北側のエリアは細い路地が行き交う、南口側と同じようなディープなエリアだった。そういう場所に店ができるのは、意外性のアピールや客にも隠れ家的な店を知っているという”通”感覚を感じさせるためかもしれない。


2018年2月1日(木)の日記

2018年02月01日 | 日記

ホテルの朝食は食事会場に用意されるのではなく、各部屋へ届けられる。

こんな感じのピクニックへ持っていくようなバスケットで来た。

中身はこんな感じ。ステンレスのボトルにはコーヒーが入っている。

ホテル前から大浦。南岸低気圧が近づきつつあるため、空は曇り。午前中はどんよりというより、まだ明るめの曇りだった。

丘を切り通しの道で越えて中心市街地へ向かうが、切り通しのところで冷たい北風が吹いてきた。天気予報を見つつ、1日目は寝姿山とか遊覧船とか屋外のスポットを回り、2日目は天気が崩れてきそうなので博物館のような室内型スポットを回る予定とした。その予定にして正解だった。

昨日も少し歩いたペリーロードへ入る。道の終点が了仙寺というお寺だが、その敷地内にあるのがMoBS黒船ミュージアム。2016年の元日にオープンしたまだ新しい施設。「MoBS」は何だろうと思ったら、THE MUSEUM OF BLACK SHIPの頭文字。

ロビー部分は撮影OKとのこと。


だけど、その奥の展示室は撮影禁止。

シアターで30数分のビデオ上映を見る。幕末期の下田のことが上手くまとめられていてよく分かる。ペリー来航で徳川幕府は鎖国を解いて、アメリカと日米和親条約を結び下田を最初に開港するが、条約の細則部分の交渉を行った場所がこの博物館がある了仙寺。ペリーは陸上に宿舎を求めず軍艦で寝起きし、交渉のために港から了仙寺の参道を行き来して通ったという。

ペリーロードは元は了仙寺の参道だが、ペリーゆかりの道とうことで名前が付けられ、観光スポットとして宣伝されている。

交渉の会場となった了仙寺。これが本堂。

 

次は少し先の下田開国博物館へ。

手前に「豆州下田郷土資料館」とあるが、最初はそういう名前だったということ。

後に下田開国博物館と変わったということだ。

ここも内部は撮影ダメ。まずは玄関から入って1階、2階と見る。これが1号館。そのあと一旦、外階段で出て、道路を渡って向かいの2号館の2階へ外階段から入るのが見学順路。

2号館のほうが展示スペースも展示物も多かった。最後は2号館1階のわりと大きい売店の奥が出口になっている。

 

2つの施設を見たあと、下田の駅へ向かう広い道を進む。この道はマイマイ通りというらしい。


マイマイ通りの名前の由来を調べても、こちらのページぐらいしかない。シモダマイマイというカタツムリがペリーが乗ってきた船に紛れ込んで日本に来たという話があるようだ。つまり外来種ということになるわけだが、信憑性のほどは不明。

 

マイマイ通り沿いに宝福寺というお寺があるが、その入口の看板。

観光客にアピールするために描いたという感じの絵。

お寺の本堂のほうを見ると、坂本龍馬の像があり、右手に唐人お吉記念館がある。

正面向かって左にある「坂本龍馬飛翔之地」、「山内容堂 勝海舟謁見之寺」の石碑。

坂本龍馬がこのお寺や下田に来たわけではない。土佐藩主山内容堂も幕臣勝海舟もそれぞれ、船で移動中に荒天を避けるために下田に滞在していたとき、龍馬の師というべき勝海舟が山内容堂のこのお寺での滞在を知り、謁見して龍馬の土佐脱藩の罪(当時は死罪になる重罪)の許しを請い認められたということ。それによって坂本龍馬は公然と活動できるようになったので、坂本龍馬飛翔之地というわけだ。

唐人お吉の記念館へ。お吉は開国という時代の流れに翻弄された悲劇の女性。

そのお墓が記念館の奥にある。

手前のお墓は昭和の初期にお吉の話が小説となり、演劇化・映画化されてから多くの寄進を受けて建てられたものとのこと。

明治時代に建てられた最初のお墓は奥の方にある。

 

3ヶ所の施設を回ってもう12時半。帰りの列車は午後3時過ぎなので、それまでゆっくり飲み食いしようとあらかじめ調べておいた店へ行く。東京までは特急でも2時間40分ぐらいかかるから、飲んでも列車で寝ていける。なので、帰りも指定席を確保しておいた。

伊豆急下田駅のすぐそばにある大漁という寿司店。

昨日のとん亭でもそうだったが、12時半ぐらいに入るとまだカウンターに人が多いようで、平日は食事をする人が終わって帰る時間。すぐに自分1人になる。


メニューを見ると生酒はある。銘柄を聞くと菊正宗とのこと。特に地酒は置いていないようだ。伊豆の地酒(といっても蔵元は修善寺温泉のほうにあるのだが)は昨夜、ホテルで飲んだし、じゃあ菊正宗にしようと注文。

お通しは、ホタテ、エビ、なまこから選べるが、あまり食べる機会のないなまこにする。

寿司はちょっと張り込んで、地魚と貝ずし(3,000円税別)。

魚の種類は紙に書いて出してくれる。

店のお姉さんはやはり客商売だからだろう、会話が上手く、いろいろ話しながら飲んで食べる。いろんな話題が通じるからどうも自分とそんなに離れていない年代のようだ。

日本酒を飲み終えたあと、もう少し何か飲みたい。チューハイ類でもよかったが、メニューに出していない焼酎があるというのでそれをロックで注文。

酔神という芋焼酎だが、飲食店向けにプライベートラベルもやっているらしく、見せてもらったラベルは店名の大漁だった。

にぎり寿司は食べ終わったが、焼酎はまだある。もう少し軽く何かほしいが、安めの一品料理がない。

カウンター奥の壁を見ると、下田きんめ祭り実行委員会のポスター。下田で水揚げされた金目鯛を出す店の認定証だ。

昨夜のホテルで、金目鯛の切り身の2つか3つぐらい出るのを期待していたが、残念ながら出なかった。さっきのにぎりにも1個入っていたが、もうちょっと食べたい。

にぎり単品のお品書きを見ると、地金目鯛もある。

600円というのは1カンの値段。1カンだけだとやはり少ないし、半年か1年に1度の旅行でめったにない機会だと思い、2カン注文。

さっきのセットにぎりの中の1個とは違い、皮も付いている。マスターによると、単品で出すのは金目鯛の腹の側(だったと思う)で、これが金目鯛の身では最高級のところだそうだ。セットのにぎりのは背中側とのこと。

確かに違うと思えた。最後においしいものを食べて、実によい締めくくりとなる。

いや、まだあった。さっきの地魚と貝ずしに付くみそ汁。

この店で使う魚の、そのときどきにある種類のアラ汁ということ。

ちょっと贅沢に食べたので、お代は6,000円(税別)となった。

 

午後2時半頃に店を出たときは、ポツリポツリと雨が降り出していた。ごく弱い雨で、駅のすぐそばだから折りたたみ傘を出す必要もなかった。

午後3時過ぎの踊り子号に乗る。帰りはスーパービューでない旧型の踊り子。


東京へは午後5時45分ぐらいに着き、東西線に乗り換えて行徳を降りたらちょうど晩飯時。

雪にはなっていなかったが、もう傘が要るぐらいの雨だった。

晩飯は駅前の松屋プレミアム牛めし

家に帰ってから、夜遅くカーテンの隙間から見ると、雪になっていて家の屋根や車の上が白くなっていた。