行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2020年8月8日(土)の日記

2020年08月08日 | 日記

昼頃までは曇りがちだったが気温は30度超になったらしい。ベランダ干しした洗濯物が乾くか心配だったが、気温の高さで乾いたようだ。

昼頃には日差しが出てきたが空は薄雲が出ているような感じ。夏の空は晴れて気温が高くてもそういことが多い。秋晴れや冬晴れのような蒼天にはなかなかならない。

昼飯と買い物で行徳駅前へ。西友行徳店のあたり。

昼飯はすき家牛丼並盛おしんこセット(おしんこ、みそ汁)

きつい直射日光がなかったとはいえ30度超の気温の中、昼飯と買い物に行って帰ってきただけでぐったりとした。しばらく椅子にもたれてぼーっとしていた。

今週はずっと在宅勤務で朝と夕方しか外に出なかったからか、昼間の暑さが思いのほか堪えた。

 

今週後半には思わぬ事件。ケーブルテレビのセットトップボックスにトラブル。水曜夜に録画した映画を見たときはなんともなかったのに、木曜夜に見ようとすると内蔵ハードディスクが認識できなくなっていた。リセット・再起動してもだめ。こういうデバイスが故障するときは実際、突然ということが多い。一昨年、10年近く使ってきたBOSEの一体型オーディオが壊れたときも電源入れて聴こうと思ったら、アンプ部分がだめになったようでCDプレーヤー部分は動くのに音はまったく出なくなっていた。

J:COMに連絡すると対応が思ったより早く、今日、セットトップボックスをの取り替えをやってくれた。これまで興味が湧いた映画をどんどん録画してきたので、130本ぐらい見ていないのがたまっていた。一番古いのが去年の6月の分。それがみんな見られなくなった。

でも、ハードディスクというのはそういうデバイス。故障したら終わり。まあ、ほとんどの映画は一度見ればそれで十分。何度も見たくなるようなものはDVDかブルーレイのパッケージソフトを買うことにしている。

今日、新しいセットトップボックスの設置が完了したら、さっそく興味のある作品の録画予約をおこなった。これからもそうやっていくつもりだから、またしばらくすれば50本や100本はたまってしまうだろう。

 

それで、この週末は家飲みしながら何か録画したものを見るつもりだったが、録画分がないことになった。なので、家にあるパッケージソフトのものからブルーレイの「ラ・ラ・ランド」を見ることにした。

飲むときのつまみは先ず、家にある乾き物、コンビニで買った冷凍のチーズタッカルビ、スーパーの惣菜コーナーで買ったトマトサラダ。

ここのところ安上がりの第3のビールを飲むことが多くなっているけど、ときどきは普通のビールかプレミアムビールも飲みたい。それで今日はヱビスで500ml缶。見ると「誕生130年」となっている。そういう記念の缶のようだ。そして反対側はその記念なのだろう、「全国宝船の旅キャンペーン」が印刷されていた。

チーズタッカルビを食べ終えたところで次のつまみ。スーパーの惣菜コーナーで買ったにぎり寿司。

ビールを飲み終えたら次は地酒で白鶴の生酒。今回はこれをフリーザーで凍らせている。

凍らせたといっても中身は氷というよりシャーベット状。それをマドラーでかき混ぜて酒グラスに掻き出し、ゆっくり融かしながら飲む。

300ml瓶の生酒のこういう飲み方は30年以上前に知った。

社会人になって3年か4年ぐらいの頃。1986年か1987年。バブルのピークに向かって景気がどんどん良くなっていった時代。情報システムの会社は忙しくて残業も多かったが、景気がいいからサービス残業などはなく、やった分だけ付けることができた。そして収入も増えていった。

そのころ銀座で飲む店を開拓してみたいと思ったが、自分が開拓したのは表通り(中央通りや晴海通り)から入っていった道の、さらに脇へ入る路地にあった焼鳥屋。目立たない場所に隠れたいい店があるのではと思って入ったのだった。土曜の夜に初めて入ったというのは覚えている。たしか銀座の七丁目か八丁目だった。さすがに銀座だけあって、そんなに多く飲み食いしなくてもお代は5,000円だった。

そこへ2回目に行ったとき、マスターに「こういうの飲んでみる?」と進められたのが日本酒の300ml生酒を凍らせたもの。銘柄は覚えていない(店の名前も30年以上経って思い出せない)。実をいうと日本酒に300ml瓶の生酒があることをそのときまで知らなかった。それを凍らせるというのもなおさら。

当時、そうした生酒の飲み方が流行っていたのかどうかは今となっては分からない。まだインターネットが広がりはじめる7,8年前。テレビ、新聞、雑誌などのメディアで見た覚えはなかった。その焼鳥屋だけがやっていたのか、あるいは飲み屋で静かに流行っていたのかも分からない。

でも、生酒を凍らせ、徐々に融かしながら飲むのは暑い時期にはいい感じだし、その後その焼鳥屋へ行ったときにも注文した。家(まだ独身寮だったが)でも酒屋で買ってきた生酒を冷蔵庫のフリーザーで凍らせて飲んだことがあった。

何度かやったが、やがて飽きてやらなくなった。世間で一般的になったということもない。

今回、30年ちょっとぶりに思い出してやってみた。でも、マドラーでかき混ぜてグラスへ掻き出すのは意外と面倒だった。それで飽きたのかもしれないし、世間に広まらなかった理由かもしれない。確かに夏は冷たさが保たれるからいいかもしれないが、他の季節だと飲むための手間がかかって、あまりメリットはなさそうだ。