行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2018年5月29日(火)の日記

2018年05月29日 | 日記

会社の健康診断も終わった。だからすぐに飲みに行くというのは身体にもあまりよくないと思い、数年前に封印したつもりだったが、やっぱり1週間あまりアルコール類を我慢したから帰りに飲みに行きたくなった。

行徳駅前公園東側のとり一へ。

まずは瓶ビール・・キリンクラシックラガー。それとお通し。

つまみはまず、つくね刺

これをちょっとずつ、つまみながら焼きものを待つ。

牛タン塩

きもはつ

ビールを飲み終えて次は地酒で、黒龍を1合。

つくねねぎま

注文したあとで、つくね刺とこちらのつくねがダブったのに気が付いたが、まあ食べ比べもいいかということにした。

最初に注文したものを食べ終わり、次はおすすめで初めて見るメニューでレバーパテ

地酒をもう少し飲みたいので、手取川をハーフで。

前は地酒のハーフは1合で枡に入れるグラスを使っていたが、少しサイズが大きいのに変わった。マスターによると、量は同じだということ。でも、このグラスのほうがおしゃれな感じなので代えたということだ。

締めは緑茶ハイ

そして、厨房の中のお品書きにこんなのがあった。

「狼桃トマト 高知県四万十産 年に一度この時期だけの限定出荷」
ということ。こういうのを見るとどうしても興味が湧き注文。

狼桃トマト

皮を剥いて切ってあるので、一切れずつ食べる。

一口では特別美味しいとは感じなかった。でもよく見ると、居酒屋で冷やしトマトを注文したときに、たいていはついてくる塩やマヨネーズがない。そのまま食べても十分に甘みがある。ゆっくりと食べると徐々に味が分かってくる。

限定もので美味しいというと、「頬が落ちるような」と形容されるようなものを想像してしまう。食べながら思ったが、50代後半ぐらいになるとそれまでいろいろなものを食べて舌が肥えているので、新しく食べたものに対してもあまり敏感には感じなくなるのだ。

思えば、社会人になって1年か2年ぐらいのとき、まだ今ほど店が多くなかった松屋へ初めて入り、牛焼肉定食を食べたときは、ステーキ店などよりずっと安いのにこんなにおいしいものがあると感動した。今はそんなことは感じないが、まだ舌が肥えていなかった頃のことだ。

前に何かのテレビ番組(バラエティ番組だったと思うが)で、タレントの高田純次(だったと思う)が、
「長く生きているといろんなことを経験するから、(初めてのことにも)感動しなくなる。」
というようなことを言っていた。

自分もそういう歳なので、初めてのもの、そして限定品のようなものを食べるときは、ゆっくりと味を確かめながら食べないとその味が分からない、ということに気が付いた。歳を取っても学習することはいろいろとあるものだ。

で、これだけの飲み食いでお代は5,100円だった。