行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2018年1月1日(月)の日記

2018年01月01日 | 日記

朝のうちに親が今住んでいる地域の鎮守へ初詣に行く。

午後は大阪市内の有名だが一度も行ったことがない神社へ。

大阪市内を走る電車では割と新しい路線であるJR東西線の大阪天満宮駅で降りる。

地下の駅から地上へ出て参詣は天神橋筋商店街のアーケードを通っていく。自分の前を歩いている人たちはほとんどが大阪天満宮へ初詣に来た人。

何ともにぎやかな商店街。天神橋筋一丁目から六丁目まで続く大阪で一番長い商店街だということだが、進学で大阪を離れるまでも、それ以降の帰省したときも含めて、実はこれまで一度も来たことがなかった。

自分が小学生ぐらいのころ、1970年の大阪万博に合わせて大阪市内の地下鉄網が整備されたが、大阪の南から行こうとすると電車の乗り換えが複数回必要になる。キタの繁華街の梅田なら1回ですむ。梅田は家族で出かけるのも、一人で出かけるのも何度も行っているが、天神橋筋のあたりはどうも行きにくさがあって、行った覚えがない。

ちなみに今は、JR東西線のような新しい路線もできているし、この付近を通る地下鉄の堺筋線が南海電鉄の天下茶屋まで伸びて接続したから、かつてよりは行きやすくなっている。

大阪天満宮もそういう神社があること自体、ほとんど意識したことがなかった。調べてみると公式サイトがあって、創建は西暦で949年、つまり10世紀半ば。そんな古くからある神社。大阪の天神祭はテレビのニュースなどで聞いてはいたが、この神社の祭礼というのもこれまで頭の中でつながってはいなかった。

参詣客がとにかく多いので、アーケードを抜けて街路をぐるっと回る感じで歩き、山門のところに来た。

ところがここで入れるわけではなく、一度山門と反対側へ歩き、折り返してようやく山門へ向かうことになる。

境内へ入る。

だけど、ここからがまた長かった。

拝殿の上では巫女がときどき御神楽を舞う。

拝殿前にネットが張られているのは、混んでいると遠くからお賽銭を投げる人がいるので巫女に当たらないようにしているのかと思った。実はこの御神楽はご祈祷(有料)を申し込んだ人のために行い、巫女が手にしている矢を授与するというもの。ご祈祷を申し込んだ人たちも舞台の前に並んでいるので、その人たちにもお賽銭が当たらないようにするためだった。

駅を降りて天神橋筋商店街の人の流れに入ってからお参りまで、ほぼ1時間かかった。大阪の南のほうに住んでいる人間だと、初詣で思いつくのは住吉大社だが、北のほうに住んでいる人たちはこの大阪天満宮のようだ。

 

妹と2人の息子は今日、帰ってしまったので、晩飯は両親と自分の3人。昨日、買ってきた堺の地酒-千利休はもうお猪口1杯分ぐらいしか残っていなかった。おせち料理の残りなどをつまみに缶ビールと千利休の残りを飲む。