昨日・今日とこの冬最強の寒波が来ているという。確かに出勤時間はマフラーに手袋がないときつい。手のひび・あかぎれも痛いので、薬を会社へも持って行って、塗ったりしている。
6月の夏至の頃よりも、梅雨明けの7月下旬から8月にかけてが一番厚いのと同様に、12月下旬の冬至の頃よりも2月のほうが一番寒いというのは確かなことだ。
明日が祝日で休みなので帰りは飲んでいく。南行徳を降りてメトロセンターのだんらんへ。
まずは生ビールとつまみがセットになったものから、生ビールAセット(生ビールと鶏わさび和え、菜の花天ぷら)。
セットとは別にお通しもある。それと生ビールAセットの生ビール。
セットの鶏わさび和えがまず来る。
次に菜の花天ぷら。
地酒メニューを見ると、初めて見る銘柄が目に付く。注文したのは赤で囲んだもの。
まずは佐渡の地酒で至(いたる)。
最初のセットの次に注文したつまみは、まずツブ貝の刺身。
それと、生銀だらの照り焼き。
そして2杯目の地酒に岩手の赤武(あかぶ)。
地酒メニューにはそのお酒の味などが書いてある。吟醸酒でフルーティーとか、香りがパイナップル系とかピーチ系とか書かれているものもあるが、あまり興味をそそられない。
自分が20代の頃の1980年代後半にも吟醸酒ブームがあって、最初はデパ地下でちょっと高めのをおそるおそる買ってきて、冷蔵庫で冷やしておそるおそる飲んだ。それまでは、日本酒はおっさん連中の酒で、酔っ払いのおっさんたちが臭い息をまき散らしているというイメージしかなかった。だから、フルーティーな香りとかワイン感覚という日本酒があるのは驚きだったし、初めて飲んで以降、長い間に渡って香りを楽しめる地酒にはまっていた。
だけど、年齢が上がるにつれて、そういうものよりも酸味と甘さが適度にバランスして、味わいもある日本酒が一番いいと思えるようになった。(そういう酒の中で一番好きなのが黒龍なのだが)。
3杯飲むときついと分かっていても、初めて見る銘柄があると飲みたくなる。もう1杯は神奈川県の地酒で残草蓬莱。
これも純米酒で、フルーティな香りをウリにした酒ではない。
「”残草”がぱっと見、”残業”に見えてしまうよね。」
「そりゃ職業病ですよ。」
などと店長とジョークのやりとりをしてその残草蓬莱を注文。
読みは「ざんそうほうらい」ではなく「ざるそうほうらい」ということだ。
締めのつまみは、長芋とネギのふわとろ焼。
だんらんはどんどん変身していく店だけど、前は串揚げと言っていたのが、大阪流の串カツという呼び名になっていた。
前はソースや塩の小さいつけ皿を出していたが、今は二度漬け禁止のソースが置かれていた。