行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2013年6月30日(日)の日記

2013年06月30日 | 日記

朝飯はホームベーカリーのホシナで買ってくる。

デジタル一眼で背景をぼかして写してみる。左手前がハワイアン。左奥がクリームパン。右が辛口カレーパン

午前中に、昨日、湊・水神宮で写した写真で、行徳雑学館トップページのレポートを作り、UPする。

午後からは映画を見に出かける。まず、南行徳駅周辺で昼飯をと思ったが、どうも朝よりも食欲が落ちてきた。昨日、水神宮の祭りで食べたチキンステーキと広島風お好み焼きは、両方あわせるとけっこうボリュームがあったから、そのせいかもしれない。

それで、昼飯はゆで太郎に入って、もりそば1枚にしておく。 

 

映画は有楽町で見る。

有楽町駅前にある有楽町ビルディング。

その下層階にスバル座という映画館がある。この映画館へ来たのは初めて。この場所に、映画館があること自体を今まで知らなかった。

写真に写ったスバル座のショーケースにも出ているが、見た映画はさよなら渓谷

先々週の日経新聞金曜夕刊のシネマ万華鏡で紹介されていて、人間の心理を丹念に描いた見ごたえのある作品のようだと思えた。今日の午後あたりに見に行こうと思っていたが、今朝のニュースを見ていたら、ロシアの映画祭で賞を貰ったと言っている。単館上映作品がそういうふうになると、混雑する可能性が高いと思って、かなり余裕を持って出かけ、チケットだけ先に買っておく。待つ間は、すぐそばのビックカメラでいろいろと見る。8年前に買ったWindowsXPのモバイルノートPCの代わりは、XPのサポートが切れる来年春までになんとかしないといけないが、タブレットも含めどんな製品があるかとか、あとはデジカメ関係で今はどんなのが売っているとか。

映画は午後4時過ぎからの回で見る。そこそこの入りだったが、決して混雑しているということはなかった。

集団レイプ事件を起こして退部・退学したかつての体育会大学生(大西信満)と被害者だったかつての女子高生(真木よう子)は、居場所を求め、今は内縁関係の夫婦としてひっそりと暮らしている・・・というところから話は始まる。

複雑な関係の二人の、複雑な心理を描く内容はたしかに見ごたえがあった。

ただ、見終わってから、振り返って見ると、映画の内容に既視感があると思えた。最後のほうは、かつての加害者と被害者が恩讐を超えてハッピーエンドになるのではないかという期待を観客に抱かせて、それを打ち砕いてしまう。

そうした作品というと、成瀬巳喜男監督の「乱れ雲」(1967年(昭和42年))。自分が小学校に上がった年の映画だから、リアルタイムには見ていない。去年か一昨年、CS放送(ケーブルテレビ経由)で初めて見た。不可抗力の事故で人をはねて死なせてしまった若いビジネスマン(加山雄三)と、被害者の妻で、亡夫の家からも離縁されてしまった未亡人(司葉子)の話。

加山雄三の左遷先と、司葉子が帰った実家が同じ地方で、偶然に再会。何度も出会いを繰り返すうちに、司葉子のほうから憎悪は消え、2人の仲は進展し、恩讐を超えたハッピーエンドになるのではと期待を持たせるが、結局、その期待は打ち砕かれる。

どちらの作品もその時代を反映しての描き方(設定、登場人物の言動等々)が異なるが、同じテーマを描いているものだ。そして、ハッピーエンドを期待させながら、それを打ち砕いてしまう。今回の「さよなら渓谷」で描かれたテーマは、先人たちもかつては描いていたのだ。

 

南行徳へ着いたら午後7時を過ぎていた。マルエツ並びのLaniへ行って、ちょっと飲んで晩飯とする。

ここでもデジタル一眼撮影。

まずは生ビール。

ちょっと遅れてお通し。

まずは、ヤム・ウン・セン(タイ風春雨サラダ)。

最初の生ビールの次はシンハビール。2品目の食べ物は、グリーンカレー

あとは、ジャスミンハイを1杯。

夏の掛け布団でも暑くなってきたので、昨夜からタオルケットで寝ている。特に寒いということはない。だけど、梅雨明け前からタオルケットに切り替えるなど、今年の梅雨がそれだけ暑いということなのだろう。