行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2012年2月21日(火)の日記

2012年02月21日 | 日記

今日は綿のコートで、帰りはマフラーも手袋もなくても寒くはなかった。なかなか春が近づかないように思えたが、徐々に三寒四温のパターンになってきているようだ。

ここのところ毎週、火曜や水曜の帰りに飲みにいくパターンが続いていたから、今週はセーブする。今日の晩飯は南行徳のやよい軒サバの塩焼定食

 

12月頃から、何年も置いたままで使っていない小型の機器とか、昔買ったデジタル機器付属のケーブルとか、そういった類のものを処分してきた。そして、年が明けてから長年使ってきたこたつテーブルを処分して、代わりに少し小さめの脚折れローテーブルに買い替えた。つまり、"断捨離"をいろいろとやってきたわけだが、特にこたつテーブルから脚折れローテーブルに替えたことで、部屋がずいぶん広くなったように思えて、気分がよくなった。そうすると、引き出しの中にまだ残っているものとか、押入れの中のものとかも断捨離したくなって、次は何を処分しようかなどとしょっちゅう、考えるようになってきた。

だが、これは危険な兆候らしい。以前、断捨離依存症というのを聞いたことがあるが、ピンと来なかった。それがようやく分かった。不要なものを捨てて部屋がすっきりするなどして、気分がよくなることが実は落とし穴なのだ。気分がいいとか、気持ちがいいとかいったものは、それ自体が目的化してしまうリスクが大きいということだ。それは断捨離に限らず、言えることだろう。アルコールやドラッグなどは言わずもがな。ものを手放さない単なる整理整頓でも、やった結果、気分がいいなら、小さくても同じリスクがある。常に整理整頓しないと気がすまないという人は、実は依存症なのではないかと思う。

引き出しの中を片付けるより、家具を入れ替えて家の中が広くなったと感じるほうが、自分にとってはより気分がいいことだったので、そのいい気分をまた味わいたいという欲求が出てきたみたいだ。1年以上、何年か使わないまま置いておるものを断捨離候補に挙げるのはいいが、性急に行動に移さず、何日か冷却期間を置いて、本当に今後もずっと使う機会がないか、じっくりと考えるように心掛けたほうが、依存症防止にはいいだろう。