行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2008年8月25日(月)の日記

2008年08月25日 | 日記

せっかくの夏休みで仕事に行かなくていいのだし、今朝もコンビニのサンドやパンでは面白くないので、南行徳駅のメトロセンターにある二木のパンで朝飯。

10時ごろに出かける。新宿まで映画を見に行く。歌舞伎町でちょうど西武新宿駅のとなりにあるTOKYU MILANO ビル内のシネマスクエアとうきゅうへ。

先日行った銀座のシネパトスに続いて、今回もレトロな映画館。

跳ね上げ式でないこの座席! 意外に座り心地がよい。

ここ10年程度、すっかりシネコン慣れしているから、たまにこういう映画館に来ると感動してしまう。自分の子供の頃から、20代の頃までの映画館というと大体これに近い雰囲気だったのだが。

見た作品は落語娘

面白かったです。別に深い話とかそういうものではないけれど、パンフレットや公式サイトでエンターテイメント性の強い作品と分かっていたし、そういうものを楽しみたいと思って見に行ったわけだ。じゃあ、格別とか極上の楽しさかと言われると、そこまでとは思えないが、まあまあ楽しめる作品。

怪談話を絡ませて、クライマックスではぞくっとさせ、そしてスカッと解決するというお話でした。

映画が終わって昼飯はコマ劇場近くにあった浪漫亭という店。

サービスランチと表に出ていたので、それを食べる。本日のサービスランチはチキンソテーだった。

「週刊スタートレック・ファクトファイル」のバインダーがいるので、紀伊国屋やジュンク堂を見てみるがない。神保町へ行って書店グランデをのぞいたら、ちょうど2セット(4冊)置いてあったので買ってしまう。4冊あれば最終号まで入るだろう。でも、帰っても本棚にはまだ並べられない。いらない雑誌や単行本を売るか処分して場所を空けなければならない。それは夏休み明け以降になる。

神保町にいたときが、雨が一番強かった。バインダーを買ったらすぐに駅へ向かい帰途に着く。

 

ところが南行徳を降りてからショッキングなことを知る。南行徳公園北西側角のところにある居酒屋源さんが閉店していた。店の前にごみの袋が出され、テナント募集のポスターが出ていたので、どうしたのだろうと思ってのぞいてみた。

源さんが店内の後片付けをしていた。厨房のほうでは奥さんと娘さんが、やはり片づけをやっていた。先週末で閉店となったそうだ。

源さんは会社定年後、最初、船橋のほうで居酒屋をやったらしいが、うまくいかなかったので、そこをやめて南行徳でこの店を開いたということ。2000年の1月頃開店だったから、もう8年半。体力的にきつくなってきたということだったけど、70歳かそれ以上の年で店をやるのは大変なのだろう。

この店では岩手や会津直送のものをいろいろと食べさせてもらったし、それに会津喜多方の地酒というほかではあまり置いていないものを飲むことができた。特に喜多方の地酒に大和川というのがあるのには驚いた。大和川は奈良(昔の大和の国)から大阪湾に流れ出る川だから、どうして会津の喜多方にそんな名前の酒があるのだろうと思った。(ちなみに、その造り元である大和川酒造のご先祖が大和から会津に移ってきた人だったということからなのだが。)

それで、4年前に会津に折りたたみ自転車旅行をしたときは、2日目に喜多方に行って大和川酒造の見学もしてきた。そういう旅行をしたきっかけも、この店があったからだ。

源さんは定年後に店を始めたので、料理がうまいわけではなかったが、逆に構えたりせずにまったりと過ごすことができた。その点では貴重な店だったから、なくなるのは残念だ。

なじみの店が消えるのだから、やはり凹んでしまう。土曜日は2日続けて日本酒はやめようと思ったので、ビールとサワーでいける店に行ってしまった。源さんに行ったら間違いなく飲んでしまうだろうから。閉店と知っていれば、行って名残に飲んできただろうから、悔しくもある。

 

昼間、気温はそんなに高くないが湿気が多くて、歩くと汗が吹き出す状態だったせいもあるし、凹んだ気分もあるから、ビールジョッキ一杯でも飲みたい。でも、明日は大阪の親の家に行くから、飲みすぎると仕度ができない。なので、バイパスのデニーズへ行って、飯のついでにジョッキを一杯だけ飲む。食事は、三元自然豚のおろしとんんかつ御膳

さて、この日記を書き終わったらもう午後9時を回っている。明日の用意をしなければ。