晴れ。羊雲が広がっています。昨日は一日中、曇ってぐずつき気味でしたのに、今日はうって変わって、すっきりと晴れています。「秋晴れ」です。
虫たちが朝早くから大合唱していますが、大丈夫かしらん。だって、今日は、何日かぶりで、最高気温が30度を超すとのことですから。
ところで、秋と言えば、「天高く、馬肥ゆる秋」…と、なるはずなのですが、学生達はそうはなりにくい…ようなのです。だいたいが、(彼らの国では)四季がそれほどはっきりしていないのです(春も秋も、冬もあるとは言うのですが…ちょっとねえ、あれを冬といえるのかしらん)。だから、季節毎に旬の食べ物があるというのが、なにやら怪しくも、胡散臭くも思われてくるのでしょう。
それよりも、「よく眠れる」というのが、大方の意見。昨日も、学校に来ていないので、電話をすると「ふぁ~い。あれ、先生…」。下手をすると、そのまま、また眠りの国へ…のパターンですから、そこは大きな声で、「起きなさい。眠ってはだめですよ。もう授業が始まっています。すぐに来るのですよ」
こうなると、とにかく、相手に話させるしかありません。こちらが、一方的に話してしまうと、それがいつしか子守歌となってしまうようなのです。で、とにかくしゃべらせる。問答をする。そうすると、だんだん、口数が増え、言葉が明瞭になってくる。大丈夫だなと思われた頃を見計らって、「待っていますね」と、電話を切る。
やはり、涼しくなると、眠りが深くなってしまうのでしょう、それに若いですしね。よくわかります。とはいえ、勉強です。時間です。叩き起こすしかありません。
昨日は、目覚めがよかったと見えて、電話後、程なく、軽やかにやって来ました、一人は。教室に入ってくるなり、ニコニコして、「ごめんなさい、先生」。一方、中国人女子学生は、身体を引きずるようにして来て、恨めしげに私をチラリと見て、小声で挨拶して…俯きながら入ってきました。せっかく気持ちよく寝ていたのに…というところでしょうか。
ただ、南から来ている学生達は、こういう感覚は…余り…ないようです。夏の暑さにフウフウ言っているのは、私たちだけで、彼らも、口では、確かに、「暑い、暑い」と言っているのですが、どこか、真面目に言っていないような気がするのです。
日々是好日
虫たちが朝早くから大合唱していますが、大丈夫かしらん。だって、今日は、何日かぶりで、最高気温が30度を超すとのことですから。
ところで、秋と言えば、「天高く、馬肥ゆる秋」…と、なるはずなのですが、学生達はそうはなりにくい…ようなのです。だいたいが、(彼らの国では)四季がそれほどはっきりしていないのです(春も秋も、冬もあるとは言うのですが…ちょっとねえ、あれを冬といえるのかしらん)。だから、季節毎に旬の食べ物があるというのが、なにやら怪しくも、胡散臭くも思われてくるのでしょう。
それよりも、「よく眠れる」というのが、大方の意見。昨日も、学校に来ていないので、電話をすると「ふぁ~い。あれ、先生…」。下手をすると、そのまま、また眠りの国へ…のパターンですから、そこは大きな声で、「起きなさい。眠ってはだめですよ。もう授業が始まっています。すぐに来るのですよ」
こうなると、とにかく、相手に話させるしかありません。こちらが、一方的に話してしまうと、それがいつしか子守歌となってしまうようなのです。で、とにかくしゃべらせる。問答をする。そうすると、だんだん、口数が増え、言葉が明瞭になってくる。大丈夫だなと思われた頃を見計らって、「待っていますね」と、電話を切る。
やはり、涼しくなると、眠りが深くなってしまうのでしょう、それに若いですしね。よくわかります。とはいえ、勉強です。時間です。叩き起こすしかありません。
昨日は、目覚めがよかったと見えて、電話後、程なく、軽やかにやって来ました、一人は。教室に入ってくるなり、ニコニコして、「ごめんなさい、先生」。一方、中国人女子学生は、身体を引きずるようにして来て、恨めしげに私をチラリと見て、小声で挨拶して…俯きながら入ってきました。せっかく気持ちよく寝ていたのに…というところでしょうか。
ただ、南から来ている学生達は、こういう感覚は…余り…ないようです。夏の暑さにフウフウ言っているのは、私たちだけで、彼らも、口では、確かに、「暑い、暑い」と言っているのですが、どこか、真面目に言っていないような気がするのです。
日々是好日