鱈のマンテカート。
鱈の季節。
もちろんお弁当用にフライを仕込んだり、
ムニエルにもしたのですが、
たまには変わったものをと作りました。
イタリアの干し鱈を使って作るお料理のようですが、生の鱈に塩をして水分が抜けたものを使いました。
手に入りやすい材料で作っていますが、
美味しいです。
じゃがいもや玉ねぎなど、北海道の素材を多く使って、イタリア料理といえど何となく身近な感じがします。
パンや野菜と一緒に。
出口の見えない長い長いトンネルにいるようなこの2年。本当に疲れますね。
野菜の色に元気をもらって。
しばらく、
また出かけにくい状況になるので、
家で楽しく「食べる」を楽しみたいなと思います。
どんな事にも諦めずに、前向きでありたく思います。
つばたさんのふたりからひとり、を読み終えました。
自然の命の基本は、水です。
どんな食材も、水で味が変化します。
心して携わっていけることに至福の想いです。
以前、沢田研二さんがセーヌ川を辿っている映像があって観ています。
何を於いても、命への賛歌は素晴しいですね。
地球と言う星に生まれたことに感謝です。
わたくしも、生きている中での様々想いが過ぎっていきます。
言葉では語り尽くせないでも、作る楽しみを忘れないでいたく思っています。
料理に籠める心の形に、深い想いも重なります。
明けない夜はなく、必ず明日は来るのですよね。
いつまでも続く長いトンネルに、
少々嫌気がさしておりました。
でも、前向きな気持ちでいることが、
大切ですね。
つばたさんのご本、
読み終えられたのですね。
わたしが読んだのは、「きのう、きょう、あした」というタイトルのものでしたが、
その中に食は命という言葉が出てきて、
それは本当にそうだなと思って。
その中でも水は大切ですね。
英子さんのように、手間暇を惜しむことなく、小さな積み重ねをしながら、暮らせたら素敵ですね。
わたしもまた、読み返してみようと思います。