ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

卵(2)

2019年12月23日 18時08分00秒 | 鶏の話
 産むのを忘れた鶏は
 裏の竹やぶにすてましょか?
 いえいえ それはなりませぬ

 産むのを忘れた鶏は 
 畑のそばに埋めましょか? 
 いえいえ それはなりませぬ
 
 産むのを忘れた鶏は
 いっそカシワにしましょうか?
 いえいえ それはかわいそう
 
 産むのを忘れた鶏は
 象牙の船に銀の櫂
 月夜の海に浮べれば?
 いえいえ なんの役にもたちません

 産むのを忘れた鶏は
 撒き餌に卵を置きましょか?
 きっと産むのを思い出す

今日も撒き餌がわりと卵を食べる悪い癖のある犯人捜しに4個鶏小屋に卵を置いた。
しばらく見てたけど食べる気配はなく、さすがにいつまでも見てるわけにもいかなくて、数時間後・・・鶏小屋を覗いたら、1個だけ食べられていた。
ほかの3個は無事だったけど、卵は1個も産んでなく、撒き餌作戦は失敗だった。

結局卵を食べる根性悪の鶏はそんなに多くはなく、卵を産まなくなった主な原因はやっぱり冬になったからなのだろう。
真冬や真夏、鶏は「こんなに寒いと、こんなに暑いと、卵なんて産んでられるか!」と思うのか極端に産卵は落ちる。
スーパーで卵を買ってる人はわからないだろうね。
冬になっても普通に売られているから。
あれは実は鶏を騙して産ませているからなのだよ。
夜になっても鶏小屋に明かりをつけて、「まだ冬じゃないよ~~~」と、言って。
そう、みんな騙されて産んだ卵を食べているんだよ。

「大寒卵は滋養がある」と昔からありがたがられたけど、まあ確かに極端に産卵が落ちる頃の卵だととっても滋養があると思えて来るよね。
そうでも思わないとやってられないよね。

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