ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

「ウィグル大虐殺からの生還」

2022年02月10日 19時27分54秒 | 本の中から
「ウィグル大虐殺からの生還」(再教育収容所・.地獄の2年間)グラバハール・ハイティワジ・著・・・を読んだ。
この話は収容所群島のソ連時代の話ではない。
1000万~2000万人を殺戮したという毛沢東時代の話でもない。
今現在にウィグルで起きている中国の話なのだ。
著者はフランスに家族で政治亡命したウィグル人の普通の主婦。
事務上の手続きの必要があるという理由で騙されて新疆ウィグルに戻って、そのまま収容所送りとなった。
そして収容所と職業訓練所と言う名の再教育収容所に2017年1月から2019年8月まで、何の罪もなくまともな裁判を受けることもなく3年近く拘束された。
劣悪な収容所の環境、「職業訓練」などまったく行われず、毎日毎日、洗脳教育、そしてウィグル民族絶滅を図る避妊処置、避妊注射。

グラバハールさんはまだ良かった。
フランスの亡命してたのでフランス大使館が動き奇蹟的に解放されることができたから。
ところが多くの収容者はさらに悲惨な刑務所送りとなる。
隣の部屋で自分の子供が拷問され、やむなく身の覚えもない罪を認めさせられて15年の刑務所送りとなった人もいる。
グラバハールさんは幸い刑務所には行っていない。
刑務所ではさらに悲惨な状況が、おぞましい生体臓器移植も行われているのだから。

さてこんな状況を読んで皆さんどう思います?
中共政府が考えていることはただ一つ、ウィグル民族の殺戮、消滅。
チベットでの成功を今ウィグルに向けられている。
そして次は台湾、次は沖縄と北海道、次は日本全土。

今こんなジェノサイドに反対するのは当たり前のこと。
ところが国会のジェノサイド決議にさえ反対する国会議員がいる。
中身を全く骨抜きにして「中国」という国名を入れることさえ妨害する国会議員、
自民のあのシェーシェー官房長をはじめとする媚中・親中の国会議員、そして公明党の議員、中国のセクシーやマネーにすっかり汚染されて日本を売る売国奴たち。
こんな議員たちに1票を投じた有権者たち、恥ずかしくないのか。
「清き1票」どころかあんたたちが投じた1票はけがれたとっても汚らしい1票なのだよ。
そう、公明党に投じたあんたたち、イスラム教徒の命なんか人権なんかどうでもいい!と思っているの?

コメント
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