ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

空き家法

2015年02月27日 17時48分49秒 | ニュースの中から
田舎暮らしをしたい人はたくさんいるのに、
おまけに田舎は空き家だらけなのに、
売ってくれない、貸してくれない。
そこで田舎暮らしをあきらめる。
こんなケースはとっても多い。
そこで空き家にもっと税金をかけろ、と思ってきた。
そしたらみんなしかたなく売るだろう。

そこで空き家対策特別措置法(空き家法)というものができたそうでとても期待している。
こちらが期待しているような法かどうかよく知らないけど、
個人の財産の侵害・・・という面があり国がなかなか踏み込めなかったことに、やっと踏み込んだのかも知れない。
この種の法は運用が難しい。
しばしばざる法で終わってしまう。
当面は、倒壊の危険のあるあき家、ゴミ捨て場になっているあき家、犯罪者のたまり場になっている家・・・そんな家の解体指導、行政代執行ということになるようだ。
これだと個人の財産の侵害だと反対している人もある程度は納得するだろう。
でもそのような危険家屋だけでなく、田舎の再生、街の再生のためには普通の空き家にも手をつけて欲しい。
空き家税をかけて持ってたら損だと思わせないとなかなか手放さない。

空き家の基準も住民票だけでなく、1年間光熱費をまったく使ってないとかで判断するというのは妥当なところ。
というのも家財道具などがまったくない本当の空き家は少ない、というかほとんどないから。
それに盆や正月家族が集まるときのために、あるいは墓参りに時のために売らないで置いてある、と言うところも多い。
それはそれでかまわない。
そんなところは年に最低一度は家に戻り、電気・ガス・水道を使う・・・ということでいいだろう。
するとそのうちそれも出来なくなって手放さざるを得なくなる。

そこで家を売る、あるいは貸すということになる。
でも田舎では、都会でも環境によっては売れない家も多い。
そしてそんな家は自治体が無料で引き取り、就農希望者に無料で貸す。
そして10年間住んだら無料で渡す。
これなら金のない若者だって田舎暮らしできるだろう
新規就農者支援は今でもあるのだから。

とまあ、ここまで期待しているように運用が踏み込めるかどうか・・・
これは田舎暮らしだけでなく街の活性化、シャッター商店街の解消などに繋がること。
運用しだいだね。

コメント (6)
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