ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

健診

2015年02月03日 17時06分38秒 | 雑感
2日間禁酒をした。
今日は健康診断。
健診のときは医者をだますのを唯一の楽しみにしてる人間。
それで健診の前には必ず禁酒することにしている。
最初は1週間禁酒していたけど、だんだん軟弱になって、
3日になり2日になった。
前回なんかうっかり健診日を忘れて前夜呑みすぎ!
二日酔いの状態で受けてしまった。
そこで今回はそれを大いに反省して、思い切って(?)2日も禁酒をして受けたのだった。

健診というといつもいっぱい突っ込みどころがあって、格好のブログネタにしている。
でも今回は実はそれがあまりないのだ。
それも係りの人のとっても馬鹿丁寧と思えるほどのていねいな対応・案内にすっかり気勢を削がれてしまった。

ただ唯一の問題は採血。
針を刺して血を搾り取ろうとしてもなかなか血が出てこない。
どうもなんか針の角度が悪いような・・・
血管を突き抜けて筋肉から血を搾り取ろうとしているのでは?
おかしいなぁ・・・という顔をして、他の看護師がやるとすんなり採血できた。
おかしいのはこっちの腕じゃなくあんたのウデだろう?
この看護師(検査技師?)どうも採血が苦手なようだ。
身長体重や視力聴力測定にはとっても自信ありげだったのに・・・

というわけで2回針を刺されてしまった。
ここは大いに突っ込みどころ、
ブログに皮肉やジョークをいっぱい書くところだけど、
そこはまあ最初に丁寧な対応に毒気を抜かれていたので、
あまり書く気にはなれない。
それに血液検査というと人の血を吸い取ってそれを飯の種にするという、まるでドラキュラみたいな奴。
あの看護師はまだ人の血を吸い取るのに慣れてなかった…そう考えるとまあいいかぁ~という気にもなってくる。
たとえは悪いけど・・・

最後に医師の診察。
問診票、レントゲン写真、尿検査、身体測定を見てあとは三度胸をぽんぽんぽんと指で打診して終わり。
医者の仕事って検査結果を見ることで、患者を、生身の人間を診ることではないのだろうか?
三度の打診だけで何かわかるのだろうか?
内科医のイメージだと打診だけでなく、聴診器を耳にあて「はい息を吸って」「息を吸って」「息を吸って」・・・
「う~苦しい!たまには息をはいて、と言ってよ!!」
それをあちこち何度も繰り返す。
やれやれやっと終わった・・・と思ったら次は背中!

それだけじゃない、次は脈。
昔は日本では脈こそ診察の主流だった。
でももうずいぶん脈をとられたことがない。
最近の医者はこのような昔ながらの診察をあまりやってないのだろうな。
今、医者が見てるのは数字。
そして診てないのは生身の人間。
そこに何かが欠けてると思う。

治療でなく健診だとついついいい加減になるかもしれない。
でも逆に健診だからこそ病気を発見する、発見せずにおくべきか、えい、えい、お~!
そんな熱意というか気概というか・・・そんな熱い医者がほしい。
欲しい?・・・実際にいたら逆にちょっぴり迷惑か。
しかし3度の打診・・・これさえもなかったらなんか診察を受けた気分がしない、なんか損したような気がする。
でもせめて聴診器くらい胸に下げておいてほしい。
内科医は胸に聴診器を下げ、
外科医は腰にメスを差して歩く(まさか!)
これは必須アイテム。
まあ、アクセサリーあるいはファッションと思いそこら辺は自覚を持ってもらいたい。

というわけで、診察も無事に終わり、
血液検査の結果はまだだけど、
でもまあ今回も医者をだませたのじゃないかなぁ、と満足しつつ、健診を終わったのだった。
そして控室に行くと飲み物、お茶・コーヒー・紅茶などが無料で飲める。
これはうれしい!
でも・・・
酒がなかった!
酒の肴もなかった!
これがこれからのこの病院の課題かなぁ・・・と思った。
あの人の血を搾り取るのがとっても苦手なあの看護師がぴったり傍でお酌をしてくれて、
いっき!いっき!!
なんて言ってくれたら毎日でも健診に行くのになぁ・・・と思った。

ともあれ例によって健診をブログネタにして、いろいろからかってるので、どこの病院とは言わないけど、
医者も人の血を絞りとるのが苦手なあの看護師もとっても感じがよかったよ。

というわけで今回も健診をブログネタにしたのでありました。
うぃ~、酔ってます。
2日間の禁酒空け。
酒がうまい!
酔ってます。
コメント (2)
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