ディケンズの「二都物語」を読んだ。
今まで読んでたとlばかり思ってたのだけど、始めてだった。
昔ディケンズは好きでよく読んだ。
でもこの作品は名作とはいえないようだ。
筋立ても不自然。
革命期のフランスに夫あるいは婿を助けるためとはいえ、
妻や子どもお手伝いさんまで行くことはない。
まず義父だけ行くのが自然だろう。
これじゃまるで観光旅行だね。
「二都物語」という表題にするのなら、革命期のパリとロンドンこの2都市の対比をもっと書くべきだろう。
もしディケンズが書いたのでなければ、世界文学に残ることはなかっただろう。