ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

二都物語

2014年07月04日 19時15分15秒 | 本の中から

ディケンズの「二都物語」を読んだ。
今まで読んでたとlばかり思ってたのだけど、始めてだった。
昔ディケンズは好きでよく読んだ。
でもこの作品は名作とはいえないようだ。
筋立ても不自然。
革命期のフランスに夫あるいは婿を助けるためとはいえ、
妻や子どもお手伝いさんまで行くことはない。
まず義父だけ行くのが自然だろう。
これじゃまるで観光旅行だね。
「二都物語」という表題にするのなら、革命期のパリとロンドンこの2都市の対比をもっと書くべきだろう。
もしディケンズが書いたのでなければ、世界文学に残ることはなかっただろう。


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求道者

2014年07月04日 12時21分06秒 | 陶芸
お茶の茶碗を作るのには、やっぱりお茶を嗜む人でないといい作品は出来ないだろう。
ぐい呑みを作るのも、やっぱり酒を嗜む人でないといい作品は出来ないだろう。
焼き物のよさはやっぱり使ってみないとわからない。
その程よい大きさ手触り、
自分の手にぴったりくるかどうか・・・
日本酒には日本酒の、
焼酎には焼酎の、
ワインにはワインの、
ビールにはビールの、
もっとも適した形がある。

ワインのぐい呑みを作る時はやっぱりワインの気持ちにならないといけない。
というわけでワインを飲みながら作った。
ほろ酔い気分がほど良いゆがみをうむ。
そのゆがみが心地よい。

というわけで、ひたすら美を追求ためにワインを飲んだ。
こうなるとまさに求道者と言うべきだろう。

こらこら、そこの君!
なぁ~んだ、呑む口実にしてるだけじゃない、と思っているそこの君。
その考えは間違っている。

美を追求することがいかに厳しく辛いことか・・・
これからは「酔っ払い」ではなく「求道者」と呼んでください。

うぃぃ~・・・
zzz・・・

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