ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

田舎暮らし断想~車

2011年01月27日 18時28分16秒 | 田舎暮らし
車の免許証を更新したのでとりに行ってきた。
初めてのゴールド免許。
これからは人の免許証を見たら、そしてゴールドでなかったらきっと言うだろう。
「あれっ?ゴールドじゃない・・・免許証ってみんなゴールドだとばかり思っていた。
へ~、青色なんてあったんだね。どうやったら青色免許もらえるの?」
そして一度でも違反したら青色になると聞くと、すかさず
「そうか、犯罪者だったのか!犯罪者とは付き合いたくないな」
こんな会話をするのが楽しみだ。
それに任意保険が安くなるのがうれしい!

ところで更新はまだ2回目。
最初の更新のときは青だった。
これは今でも心穏やかでない。
だって56キロで走っててつかまったのだから!!
しかもその道は前後は50キロ。一箇所だけ、別に家が立て込んでるわけでもないのに40キロなのだ。
実に陰険な道路で犯罪者を出すためにわざわざ40キロにしたとしか思えない。
都会ではさして車の必要性を感じてなかったのでずっととらないで来たのだ。
なんてことはおいといて免許をずっと取らなかったのは都会暮らしでは大して車の必要性を感じてなかったから。
それで田舎暮らしを始める前にやっととったのだ。
やっぱり田舎では車はいるだろうなと思って。
でも最初の1年間は車なしで過ごした。
JRの駅から歩いて6~7分なのでそれでも暮らしていけた。
買い物は大体はコープで済ませて、たまにJRに乗ってスーパーで纏め買いした。
ホームセンターなどで量がかさばる買い物は配達してもらった。
というわけで車なしでも暮らしていけたし、車の無い生活のほうが逆に時間に余裕があった。
来たころは知った人もいなかったので人との付き合いで時間をとられることも無かったし、
買い物の回数も少なかったし、何よりJRの列車をのんびり待つような余分な時間があった。
当時昼間は2時間に1本しか動いてなかったので(今では1時間に1本ある)乗り遅れると2時間近くも待つことになる。
その間駅でビールを飲んだり、本を読んだり、またまたビールを飲んだり・・・と時間はゆっくり過ぎていった。
こんな時間は今は無い。
車が来てからは暇な時間が無くなり逆に忙しくなった。

というわけで田舎で車は必要か・・・というと必要ない!といいたいところだけど、普通の田舎ではやっぱり必要。
それどころか一人1台!!
車がないと野菜も売れない、仕事にもいけない、買い物もできない。
駅の近くという恵まれた条件でもない限り、車は必須。
でも・・・車が運転できなくなったら・・・
車を運転できる人がいなくなったら・・・
そしてせっかく来てながいこと住んだ田舎を引き上げてみんな都会に戻る。
・・・そう考えるとやっぱり車が無くても住める田舎で暮らすほうがいいと思う。
駅に近いとか、バス停に近いとか・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする