ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

田舎暮らし断想~つきあい

2011年01月14日 13時18分58秒 | 田舎暮らし
田舎暮らしになかなか踏み切れないもうひとつの理由は、地元の人と付き合っていけるかどうか、地元の人が受け入れてくれるかどうか、田舎のしきたりになじめるかどうか不安だということ。
まして知った人がいたらともかくも誰も知った人がいない土地だったらなおさらだ。
これはやってみなければわからない。
田舎暮らしで失敗するパターンは2つある。
入れ込みすぎと入れ込みすぎないこと。
(入れ込みすぎ)
せっかく来た田舎、田舎のために何かしてあげようと、やりすぎて嫌われるパターン。
あるいはいろんな役を押し付けられて、そのくせよそ者の言うことは何も聞いてくれない、
そしてうんざりして逃げ出すパターン。
そんな人を見ると、何もしなきゃいいのに、そこそこの付き合いさえしとけばいいのに、と思う。
それに、田舎のためになにかしてやろう、というのは都会人の傲慢さが、田舎の人を見下す態度が見える。
都会人の知識なんか知れている。田舎の人のほうがずっと生活の知恵はあるんだよ。
それで「田舎のために何かしてやろう」ではなくまず「田舎の人に教えてもらおう」というのが正しい態度。
田舎の人はみな親切に教えてくれるよ。
金のかかること以外は。
(入れ込みすぎない)
自分たちの仲間だけで固まり村の人たちと付き合おうとしないタイプ。
そのためすっかり村八分状態。
村祭りなどの誘いは一切無い。
自治会費を取りに来る以外は・・・
逆に付き合う気はあるのに最初からよそ者という色眼鏡で見られて、村八分状態。
そのため村祭りなどの誘いは一切無い。
自治会費を取りに来る以外は・・・
一般的には(かなり誤解を承知の上でいうと)
村でかわいがられる人は自分たちよりも貧しい人、かわいそうな人
村で嫌われる人は自分たちよりも金持ちの人、恵まれている人。
立派な家やログハウスに住んでるというだけでお金持ちだと思われて敬遠される。
「郷に入りては郷に従え」という了見の狭いことを言うので無く
郷に従わない人も入れてくれる、もっとおおらかな田舎であってほしいと思う。
過疎化が進む田舎の現状を考えると、そんなこと言ってる場合じゃないんだよ。
自治会費を払ってくれるだけでもありがたいと思わなきゃ。
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田舎暮らし断想~仕事

2011年01月14日 13時10分10秒 | 田舎暮らし
田舎暮らしになかなか踏み切れない理由のひとつに仕事さがしがある。
月に・・・円の収入があったら暮らせるのだけど、と仕事を探してもろくな仕事は無い。
いまどき都会だっていい仕事は無いのだから、まして田舎でいい仕事を探すのは難しい。
ハローワークに行ってはがっかりするばかり。
それでいつまでも田舎暮らしに踏み切れない。
というわけでここでもやっぱり無謀なあるいはいいかげんな選択が必要になる。
なんとかなるさ。

ここに来るとき、思った。
自給自足的な暮らしだったら田舎では月15万で暮らせる。
でも野菜の販売だけで15万稼ぐのは難しい。
それで野菜の販売で5万、体験農園で5万、パートで5万稼ごうと思った。
そのうち年金も出るだろう。
そしたら後は楽勝、のんびり田舎暮らしを楽しもう!!
都会の感覚ではそれぞれ5万円ずつ稼ぐのはそんなに難しくないと思った。
こんなきわめて緻密な(?)計算ではじめた田舎暮らし。
でも現実にはそれがなかなか難しい。
順調だったのはパートの収入だけ。あとは貯金を切り崩して暮らした。
でもそのうちに野菜の客も増えた。
なんとかなるものなのだ。

パートの仕事は向こうからやってくる。
地元の人と親しくなったら、いろんな話が・・・
田舎は仕事が無いわけではない。
でもたいてい知り合いの紹介できまることが多くハローワークには碌な仕事は回ってこない。
というわけで給料は安いけど、生活費も安いのでまあなんとかなるもの。
今までも何とか暮らしてきたしこれからも何とか暮らしていけそう。
なんとかなるさ。
これが田舎暮らしの基本だ。
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