ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

田舎暮らし断想~農的暮らし(2)

2011年01月25日 03時50分07秒 | 田舎暮らし
農業で稼ぐのはとても難しい、けど農で暮らすのはとても楽しい。
せっかく田舎に来たのだから、がつがつ生きることは無いじゃないか。
まず自給、余った野菜を売ったら。
田舎暮らし派の強みは都会との距離が近いこと。
都会に知り合いがいるのでまずその人たちに買ってもらえる。
特に無農薬・無化学肥料で作った野菜なら。

「有機で野菜を作るのは難しいでしょう?」とよく聞かれる。
でもそれが簡単なのだ。
逆に農薬や化学肥料を使うほうがずっと難しい。
農薬は使う量や時期がきまっているのでその知識がないと使えない。
化学肥料もやりすぎると障害を起こす。
有機肥料だと少々やりすぎてもかまわない。
無肥料でもそれなりにできる。
というわけで自給自足的な農業ならだんぜん有機栽培あるいは自然農法がお勧めだ。
だいたい野菜って種さえ蒔けばよいのだ。後は自然任せで何とかなる。
自然だったら、種を蒔いて芽が出て花が咲いて、種ができて、種がこぼれて、翌年また芽が出てくる。
これが自然というもので、別に人の手が入らなくても毎年野菜はできるのだ。
・・・と思って、一度ミレーの種を蒔く人の絵のようにやってみた。
思いっきり種を蒔いてそのままほっといた。
その結果は・・・まったく芽が出てこなかった!
その時これは自然が間違ってる!と思った。
でも考えてみると自然とはそういうもので、一茎の野菜から何千という種が採れる。
その何千という種がこぼれ落ちて、わずか1株か2株の野菜ができる。
ミレーの絵の人もきっと後でこっそり(?)土をかけたに違いない。
というわけで種を蒔いたら土をかけないといけないという当たり前のことがわかった。
ともあれ有機で野菜を作るのは簡単なのだ。
高く売れる野菜を作ろうとか、
大きな見栄えのいい野菜を作って人に自慢しようとか、
ひとかけらだって虫にやってなるものかとか、
そんなせこいことを考えなかったら。
これくらい楽なことは無い。
コメント (2)
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ロケットストーブ

2011年01月25日 02時21分39秒 | 田舎暮らし
先週は月曜は「21世紀は田舎町から元気に協議会」の新年会、土・日は「田舎暮らし交流会」の新年会、そして日は我が家での飲み会。
・・・というわけで、呑み会続きで、あらら・・・そのぅ・・・なんというか・・・う~ん・・・

しかしいつも我ながら呆れるのは、こんな飲み会ではいつもウサギになってしまうということ。
いくら年をとってもまったく何の進歩も無い。
このさい人よりもいっぱい呑んで元を取ろうとして大急ぎで呑んで、うんうん元を取ったと思ったとたんに安心して眠ってしまう。そして亀に追い越される。
根が意地汚いのだ。

「21世紀は田舎町から元気に協議会」と「田舎暮らし交流会」の話は別に改めて書くけど、「田舎暮らし交流会」でのロケットストーブの話。
先月、参加できなかったけど、この会でロケットストーブの見学会があった。
うわさには聞いてたけど、なんかどえらいものらしい。
そのストーブを、メンバーの手作りのストーブをはじめて見ることができた。
意外に簡単に作ることができる。
とっても安く作ることができる。
わずかな薪ですごい火力がでる。
完全燃焼なので煙が出ない。
見たのは調理用のストーブだったけど、もちろん暖房用のストーブも作ることができる。
これだったらわざわざ達磨ストーブを買うことも無かった。
今度「田舎暮らし交流会」でみんなで作る話が進んでいるので、今度は参加しようと思う。
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