ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

まんねりな日々

2008年05月20日 09時52分58秒 | 田舎暮らし
ホトトギスが鳴きだした。
柿の葉もネコヤナギの葉もすっかり大きくなり、
木の下に来ると山羊は立ち止まり、上を見上げて「め~」
葉をちょっとちぎってやると、むしゃむしゃ。美味そうに食べて「め~」
またちぎってやると、むしゃむしゃ。そしてまた「め~」
いつまでもきりがないので邪険にロープをひっぱると、足を踏ん張って抵抗する。
それでも何とか無理やり引き離すと、今度は電気柵の中の野菜を狙って「め~」
「こらっ!」と今度も山羊との綱引きが始まる。
四足動物の引っ張る力って、とても強い。
こうして山羊と格闘しながら目的の草地に連れて行って、ガンガンとロープを地面に打ち付けて繋ぐ。
そしてようやく朝の最初の仕事が終わり、ほっとする。

夕方は餌を小屋の前に用意しておき、繋いでいた山羊を放す。すると山羊は一目散に小屋の餌を目指して走る。
そのスピードにはとうてい追いつけない。
「こらぁ、待て~」
四足動物の走るスピードは、とても早い。
そしてようやく小屋にたどり着くと山羊はむしゃむしゃ美味そうに「め~」とも言わないで食べている。
そして山羊を小屋の中にいれて、一日の仕事が終わる。

この生活が毎日続いている。
~雨の日は山羊を外に出さない代わりに餌をとってきてやる~
まんねりなあまりにまんねりな山羊との日々が毎日続いている。

まもなくひよこが産まれそして子山羊が産まれる。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする