ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

田舎のオープンカー

2008年05月09日 08時27分35秒 | 雑感
軽トラの荷台に乗ると、いつもと違った世界が現れる。
心地よい風を浴びて270度の視界が後ろに遠ざかってゆき、
ガタンガタンという軽快な音にからだもはずむ。
がたがた道やカーブのときなどジェットコースターの雰囲気も味わえて楽しい。

しかしどうせならもう少し改良できないだろうか?
荷台にテーブルと椅子とパラソルをのせて、コーヒーを飲む。きっと他の車の人はうらやましそうに振り返るだろう。

バーベキューをするのも良いかもしれない。軽トラの荷台から焼肉の煙が立ち込める・・・。
そしてビールを飲むと酔いもすぐまわる。

あるいは和風に、畳を敷いてコタツでミカンを食べるという使い方も考えられる。
そして七輪でサンマやイワシを焼き日本酒を一升瓶で茶碗についで呑む。この光景、軽トラにはよく似合う。

いやいやもっと建設的な攻めの使い方を考えよう。動く店というのはどうだろう。
毎日1時間位もかけて通勤する都会の人たちのための朗報、
軽トラ理髪店・美容院~頭を刈ってもらいながら通勤できる。忙しくて散髪にもいけない人向け。
軽トラマッサージ店~軽トラのゆれが心地よくツボを刺激する。仕事にすっかりつかれきっている人向け。
軽トラ呑み屋~これなら帰りの時間を気にすることはない。酔いつぶれたころ、気がつくと家についている。
軽トラ移動休憩所~睡眠不足のサラリーマンに通勤のひと時、ぐっすり休んでもらおう。
軽トラ雀荘~負けが込んでいる。せめてあと半チャン。でも終電車の時間。・・・こんなとき重宝する。
  でもこれはあまりお勧めできない。リーチをかけたとたん軽トラが揺れて牌がひっくり返ってテーブルに散乱する。
軽トラ露天風呂~露天風呂に入って通勤。これで大分ストレスも解消するだろう。

昔は選挙の遊説に結構軽トラが使われていた・・・ような気がする。
でも今では使われることはない。これは残念なことだ。あの形は選挙の遊説にはぴったり。町会議員選挙にはよく似合う。

優勝パレードなどにもよい。軽トラは田舎のオープンカー。
巨人にはあまり似合わないかもしれないけど、中日や広島などの優勝パレードにはぴったり似合う・・・ような気がする。

他にもまだまだ軽トラは使えそうだ。
演歌歌手の地方巡業にもぴったり。
そうもっともっと有効な使い方を開発しよう。
日本の将来は軽トラにかかっている。
コメント
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