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ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

網代編み

2014年10月10日 11時43分10秒 | 竹細工


今作っている作品。
この網代編みはちよっと面倒でなかなか進まない。
完成したらお盆にしようかと思っている。

網代編みはなんか面倒くさくてあまり性にはあわないけど、
でもたまには作りたくなってくる。
こんな面倒な作品ほどできたときの喜びはおおきい。
でもやっぱりしょっちゅうやるものではないな。

さて、いつ完成するかな?

竹の話~竹ひご作り(1)

2014年10月07日 18時22分50秒 | 竹細工


竹細工の道具はいろいろあるけど主に使うのはこの2つ。
竹引きノコとナタ。
竹引きノコは歯が細かいので普通のノコよりきれいに切れる。
あとはもっぱらナタを使う。
ナタは古いほうがいい、切れないほうがいい。
ナタを研いではいけない。
といっても古いナタは売ってないだろうから、
他のことにいろいろ使った後で使うのがいい。
よく切れるナタは危ない。
でも田舎暮らししてるとナタはよく使うけど、そうでない人はそうそう使う機会はないだろう。
それでナタを使う時はかならず皮の手袋しておくこと。

さてまずは竹を適当な長さに切る。
小品なら一節のあいだでできるけど、大きな作品を作るときは何節かにまたがる。

・竹は回しながら切れ
一気に同じ方向から切るのでなく、最初は軽く線を引く気で回しながら切る。
するとたいてい1周するとずれてくる。
でも薄い線だったら修正がきく。
修正しながらさらに回しながら切っていく。
きっちり切りたいなら、紙を巻いてそのふちを切るといい。
でも竹をそのまま使う竹組細工ではなく竹ひごを使う竹細工ならそんなに厳密にしなくても問題はない。



つぎに真竹には余計な節があるのでこれをナタで削ぐ。
でもまあちょっと引っかかるのが気にならなかったらそのままでもいい。
このぐうたら百姓もよく忘れるけど忘れてもどうってことはない。



次は巻尺を巻き鉛筆やボールペンで印しをつける。
たとえば幅が5ミリの竹ひごを作るときは5ミリごと・・・じゃなくてプラス1ミリ、6ミリごとにしるしをつけていく。
理由はいろいろ。
・竹はまっすぐなようだけど厳密には先端は細くタケノコ状に伸びている。
・竹は円弧になっているので外よりも内側が狭い。
・竹を割った性格、というとまっすぐな素直な一途な性格・・・このぐうたら百姓のような、あっちにふらふらこっちにふらふら、
いつも迷ってばかりの、いつも悩んでばかりの性格の人間と全く違った性格を想像するけど、現実には本当にまっすぐな性格の竹は少ない。
一癖も二癖も、一節も二節も癖のある竹が多い。
そのためにも1ミリほど余分に切っておく・



・木もと竹うら
木は根元から切れ、竹は先のほうから切れ、という。
まき割りした人はわかるだろうけど木は根元から割ったほうがとっても割りやすい。
竹はその逆、先のほうから割った方が割りやすい。
しかし木元竹裏・・・?
木元はわかるけど竹裏・・・??
裏に先という意味があるのだろうか?
どうやら裏というのは逆という意味らしい。
木は根元から、竹はその逆という意味。
まっ、どうでもいいことだけどね。
というわけで後でもわかるように反対側に色を塗って根元と先とがわかるようにしておいたほうがいい。

(続く)

竹の話~竹伐り

2014年10月04日 18時15分56秒 | 竹細工
竹細工に使う竹は主に真竹。
孟宗竹は普通は使わない。
真竹と孟宗の見分け方は簡単だ。
孟宗は節が一重。
真竹は二重。

これは孟宗。


これは真竹。


真竹の下の節はちょっと厄介で、引っかかるのでふつうこれは削ぐ。

・木6竹8 ~という。
木は(旧暦の)6月に竹は(旧暦の)8月に伐れという。
木は7月頃、竹は9月頃伐れということだけど、竹は11月に伐れともいわれる。
まあ、竹は9月から11月までに伐ればいいだろう。

それからこの写真のように節が白いのは1年竹。
カビや虫食いになりやすいので避ける。

竹の伐り方は、なるべく根元のほうを節の上から伐る。
節の下から伐ると切り口に水がたまり蚊が発生するのでよくない。

伐り倒すのはるのは木と同じで、まず竹の倒れるほうにノコで4割程度切る。
それから逆の方向から残りを切る。

伐り倒したら、根本は節間が狭いので避け、また枝が生えている部分より先もやめる。
というわけで使える部分は全体の3分の1程度。
(でもこれは原則。ちょっともったいないので枝が生えてる部分より先も使えないこともない

こうして切ったら、たわしなどでよく洗う。
生の竹はかなりよごれている。
そして真竹は節の下の部分を削ぐ。

こうして竹を切る作業は終わり、次は竹ひご作り。
(続く)

竹伐り

2014年10月02日 03時23分17秒 | 竹細工
昨日は竹細工教室のみんなで竹伐り。
毎年同じところで伐っているのでいい竹が少い。
ほかに切らせてくれるところがあったらいいのだけど・・・
どこも孟宗ばかりで真竹林はほとんどない。
どこか知りませんか~?



ところでこれは六つ目籠に紙を張った作品。
竹ひごを作るときふつう皮の部分1本に対して身の部分は3本とれる。
それに皮の部分は強いので、皮は高く身は安い。
それで100均で売ってる竹細工はほとんど身を使っている。
竹細工を見分ける一つのポイントだ。
竹細工教室では竹はたくさんあるので、たいてい皮を使う。
それで身が余る。
何に使おうかな・・・とちょっぴり贅沢に悩んでいる。
この作品は身だけを使っている。
紙を貼っているのでわからないから。

これからはもっと身をうまく利用していきたい。

竹の籠

2014年08月26日 05時02分46秒 | 竹細工




竹の籠。
作るのにちょっと時間がかかった。



こちらは六つ目編みに紙を張ったもの。
こちらはわりと簡単に出来る。
紙の張り方とどんな紙を使うかがポイント。
これだったらイベントに出せそうだけど、
買ってくれる人いるかなぁ・・・

竹の籠

2014年08月16日 17時31分38秒 | 竹細工
梅雨のような天気が続いている。
この夏の日照時間はずいぶん少ないようだ。
景気にも影響出てくるだろうな。
でもまあそのおかげでのんびりのんびり暮らしている。
もっとものんびりはいつものことだけど。
今日は工房で竹細工をした。
今丸い買い物籠を作っている。
柄も細い竹を使った。
出来栄えはいつものように今いち。
それでいつものようにセンスで誤魔化す。
見本どおりや習ったとおりに作るのでなく、
毎回人と違ったものを好きなように作るのが楽しい。

六つ目籠

2014年07月12日 08時16分10秒 | 竹細工


六つ目網に紙を張って透明ニスを塗ってみた。
評判はもう一つ。
紙とか紙の張り方とかにもう少し工夫したほうがよさそうだ。

後ろの茶色の籠は英字新聞を張ったのだけど、
なんか汚らしくなったので上から塗料を塗った。

手前の2つは100均でかった紙。
右のは薄かったので安っぽい。

このような作品なら月に10個くらいは出来そうなので、
うまく出来たらイベントなどに出せるだろう。

今度は竹細工

2014年06月18日 12時47分15秒 | 竹細工


竹細工もちまちまやっている。
今度は買い物籠を作った。
竹は焼き竹。
焼き方の違いで色が変わる。
それから始めて透明のラッカーを使った。
ラッカーで塗ると豪華に見える。
拙い作品もこれで誤魔化せそう。

久しぶりに竹細工

2014年05月01日 04時29分32秒 | 竹細工


久しぶりに竹細工。
今度はちょっと気分を変えて、竹の枠に紐を巻きつけて作ってみた。
竹だけでなくほかの素材も使うと面白いものが出来そう。
布・紐・紙・陶器・・・などなど。
この作品も紐の変わりに厚手の布、帆布とかジーンズの生地・・・とか、を縫いこんでもいいかな?
無愛想な竹の世界が色とか柄とか絵とか・・・とってもカラフルになってくる。

研修旅行

2014年04月18日 12時10分15秒 | 竹細工
昨日は竹の会の日帰り研修旅行。
場所は去年と同じ広島県の竹原。
そして同じ「竹の館」見学。
そしてその後はこれまた同じく古い町並みの見学。
「竹の館」の展示品は多少変わっているとはいえ、他に行くとかなかったのかなぁ・・・
でもまあ主たる目的は呑むこと。
そして充分にその目的は果たした。

竹細工

2014年04月02日 19時10分57秒 | 竹細工
毎週水曜は竹細工。
家では(せっかく工房を作ったのに、今のところ)ほとんどしないので、作品を作るためには行くほかない。
もう竹細工は3年目を迎える。
それなのに作った作品は本当に少ない。
頭の中ではいっぱい、それも完璧な作品が出来てるのになぁ・・・
でもそれを作品におとすのがなんとも面倒!

それで頭の中はものすご~~~く、進歩してるのに、
技術は少しも進歩していない。
技術の不味さをセンスで誤魔化そう、そんなことばかり考えているので、技術が進歩する分けないか。

でも人のやるとおりにやっても少しも面白くない。
人と違ったことをやりたい。
かといって面倒な芸術的な作品を作りたいとは思わない。
実用的でちょっとセンスのいい、ちょっと変わった、それでいてあまり手数がかからない、そんな作品を作りたい。
センス、そうセンス!
センスで誤魔化す!!
センスで誤魔化そう!!!

公民館祭り~竹細工

2014年02月15日 19時18分43秒 | 竹細工
市の公民館祭り
何とか前日ほぼ徹夜状態で間に合わせた竹細工。
つくづく自分の下手さ加減にうんざりしつつ絶望しつつ、
ともあれ何とか間に合わせて恥を忍んで出した作品。
でもね、展示室に並べてみるとそれなりに収まった。
うんうんそうだよね。
やっぱりワインの瓶が効いているよね。
(中身は水だけど・・・)



でも・・・他の人の作品を見ると・・・
やっぱり落ち込む。
そうだよね・・・うんうん、やっぱりそうだよね・・・
でも・・・技術はないけど、それなりにセンスはあるではないだろうか?
なんせセンスだけが勝負!



でもまあ、そこはそれなりに収まった。



来年はきっともっと上手くなっているだろう。



明日は即売会もある。
展示品は売らないけど、即売品、とってもいい作品ばかりだよ。
それも滅茶苦茶安い!!
これはお買い得。
買いに来てきてくださいね。
場所は兵庫県たつの市新宮町の中央公民館です。
ついでに豚汁も食べてください。
このぐうたら百姓、あすは豚汁担当です。
なんか朝から酔っ払っているような、そんなさえない男がいたらきっとそれはこのぐうたら百姓です!
ぜひ声を掛けてくださいね。

(今年もこのぐうたら百姓は即売会用の竹細工は出さなかったけど来年は出しますよ!)

あわてて竹細工

2014年02月09日 17時33分59秒 | 竹細工
昨日の大雪がまだ残っているとはいえ、
ほぼ融けてやれやれ。
「大雪」よりもやっぱり「雪解け」が言葉の感じがいいね。

今日は一日工房にこもって竹細工。
展示会までもう1週間もないので大慌てでワイン入れを作っている。
なんせ出せるものがひとつも無いのだから!

明日できることは今日するな!
とばかり、いつもキリギリスの生活を送っているので、
いつも最後はこうなってしまう。
でも、それでも、アリになりたいとは思わない。

竹細工

2014年02月05日 18時59分04秒 | 竹細工
おきたら雪。
あ~あ、雪か・・・

竹細工に行った。
街に近づくにつれ雪が消えていく。
そこは車でほんの15分の所。
でも着いたら雪が降った気配すらない。
あ~あ、ここは田舎町。
でもそのまた田舎に住んでるんだね。

なんてことではなく。
来週の土日は公民館祭りで竹と陶芸の作品を出さないといけない。
ところが、いかん!
なぁにも出すものが無い!!
いかに今まで怠けていたか・・・

陶芸はもう間に合わないので、
恥をしのんで失敗作の中から少しはましなものを、
竹細工は来週までに何とか適当に作ろう。
とほほ・・・

竹細工

2014年01月29日 19時04分17秒 | 竹細工
今日は竹。
今日も竹ひご作り。
こんなことばかりしてて、
来月の展示会の作品がなぁ~んにも出来てない。
でもこの単純作業が一番気楽でいい。
籠を編むにはそれなりに疲れるしそれなりに面倒。
そして編み終わるとたいてい出来栄えにがっかりする。
そのてん竹ひごをのほほんと作るのは気楽でいい。
というわけで竹ひごがたまるばかりでなかなか作品が出来ない。
でもまあそのうち・・・作ろう。
そのうち?
うむ、いかん!
もうあまり時間が無い!!