イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

紀ノ川河口釣行

2017年07月30日 | 2017釣り
場所:紀ノ川河口
条件:小潮 4:10干潮 10:04満潮
釣果:ボウズ

台風が2個日本に接近してはいるがまだうねりは小さそうだ。
長らく大きい方の船を動かしていないのとそろそろもう一度キスにも行っておかないと僕にとってのシーズンが終わってしまう。

夜明け前に出港して浜の宮に向かおうとしたが、一文字の切れ目を出るとそこそこうねりがある。
これはあまり気持ちがいいものではないので紀ノ川沖に向かう。潮が込み始める時間なのでそんなに流れも強くはないだろう。
今日は朝からなんだか嫌な雰囲気の空気が漂っていた。雲の厚さと太陽の位置のせいだろうが、空気が黄色い。液晶テレビのシネマモードで景色を見ているようだ。
写真の画像ではわかりにくいが、白いはずのデッキも薄っすらと黄色く見える。空では雷が鳴っていて気のせいか、リールを触るとピリピリする。電気を帯びた空気は黄色くなったりするのだろうか・・・。



エネルギーセンターのテトラ帯の下流で船を止め仕掛けを入れてみる。
流れは大したことはないが、ゴミが多い。なんだか木の葉が腐ったようなものだ。ハリにゴミが掛かるようなところはあまり釣れないので少し場所を変わろうかと考えながらふと淡路島の方を見ると間違いなく雨が降っている。




あの雨はきっとこっちの方に流れてくるぞと思っているとすぐに雨が振ってきた。どんどん雨が強くなる。オーニングの下に逃げ込んで小降りになるのを待っていたがその気配がない。
諦めて港内に入り数日前から停泊しているらしい海上自衛隊の輸送船「おおすみ」を海上から見学。全長178メートル。300メートル級のばら積み船にはほど遠い大きさだが兵器だと思うとまた別の迫力がある。



こんなことをしながら雨の具合を見ていてもやっぱり治まる気配がない。ゴカイはもったいないがあきらめて帰港。
渡船屋の事務所で雨宿りさせてもらっていたが余計に雨が強くなってきた。



どうやらこの時間がピークだったようだ。



こんな状況なら今日は仕方がない。無事に帰れただけでよかったとしよう。

一向に雨がやまないので濡れるのを覚悟で帰宅。腕は濡れても顔に雨がかからないのがなかなかいいではないか!

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