場所:紀ノ川河口
条件:若潮 2:15満潮
釣果:ボウズ
いつもの友人から聞いた話だが、彼の職場には去年の春くらいからやたらと外国人の買い物客が増えているそうだ。大半は転売目的なので大量に買い物をする。そんな外国人(そういうことをするのは全部中国人だが・・。)はなんとか安く商品を仕入れようと様々な割引券を持ってくる。そんな割引券のひとつに株主優待カードというものがある。
本当は株式を持っている名義人とその家族しか使えないことになっているのだが、名義人が日本人の名前でも自分の家族の券だと言い張るので仕方なく使ってもらっている。
そんななかで事件が起きた。精算した後、その割引カードを返してもらっていないというのだ。カードを取るのを忘れたことに気がついてすぐに戻ってきたら無いじゃないか。そっちが失くしたのだろうと言い張って聞かない。こっちのスタッフは間違いなくお皿につり銭とカードを乗せて中国人の前に差し出したと言う。状況を聞いていると、隣にもうひとり中国人が座っていたので間違えて持っていったのではないかということになった。これは困った。どうしようもないじゃないかとなったが、カードの持ち主とその横に座っていた中国人はどうも仕入れ仲間のようでラインみたいなもので連絡が取れる間柄らしく、問い合わせたが知らないといっているということだ。やっぱりそっちが失くしたのだろうとまた言いがかりがヒートアップしてきた。こうやって問題がこじれてから彼のところに報告が上がってくる。
さて、どうしたものか。どちらにせよこっちには非がないということで逃げ切らなければならない。それも毎度の事ながら社内からは何の手助けも期待できない。自分に降りかかってくる火の粉は自分で振り払えというのが彼の会社の流儀だ。
そこで彼はまずは相手に揺さぶりをかけるため、そのカードは名義人か家族しか使えないはずだから、再発行の手続きをさせてもらうので名義人の住所と電話番号を聞き出すように現場に指示を出した。当然ながら中国語しかしゃべれないのに日本人の苗字はおかしいので相手も姉の知り合いから借りてきたとか訳のわからないことを言い始めた。
大体こういう買い物には消費税の免税の手続きが付きまとうのだが、免税というのは個人が個人として使用する場合しか認められない。転売目的で買ったものは免税ができないのだ。そう意味では彼らはものすごくグレーな買い物の仕方をしている。だからこんな揺さぶりをかけるとあきらめて帰るかもしれないと考えたのだがこいつは下っ端のようでそんなことも理解もしていないようだったらしい。
それならば、彼のいくつかのくだらない経験から導き出した対処法、「こんなときは相手よりももっと大騒ぎするべし!」という作戦でいくことにしたそうだ。
自分で転んでちょっとした怪我をした人でも、ここにこんなものが置いてあるからお前のところが悪いのだとわめく人がいる。そんなときはすかさず、「お体大丈夫ですか!!すぐに救急車を呼びますので横になっていてください。」と大騒ぎをすると、因縁をつけたがるひとに限っておとなしくなるものだ。
だから今回は、警察に盗難届けを出しましょうということで交番まで引っ張って行った。警察が盗難届けを受理してくれたらこっちは関係がなくなる。盗られたのだからこちらには非はないということだ。実際こちらが失くしたという事実も証拠も無い。
彼自身も交番まで同行して警官に対して、こいつはやばい買い物の仕方をしているやつらだとそれとなく訴えたりしてこっちの見方につけようとがんばったそうだ。
結局、こいつが再び、隣にいた中国人に今警察に来ていると打ち返したらすぐに、自分が持っているから返すと言ってきて、彼の意図する終わり方ではなかったが一件落着となった。
結局、本当にその隣に座っていた同朋が盗んでいたのだった。
まあ、警察官の方々にはとんだ手間をかけたが助かった。彼はいままでいっぱい交通違反をして警察には多額の寄付をしているのでそこは許してもらおう・・・。と思ったが和歌山県警にはたくさん寄付をしてきたけれども、大阪府警にはまだ寄付をしたことがなかった。申し訳ない・・・と心のなかでつぶやいたそうだ。
しかし、中国人とは恐ろしい。自分の面識のある人間の持ち物でも平気で盗みを働くことができるのだ。
以前にもスーツケースを盗まれたと騒ぎ出した中国人がいて、どうした、どうしたとあたふたしていると、そのスーツケースを引っ張った女がみんなの前を通り過ぎていったということがあったので、こんなことは彼の国ではひょっとしたら日常茶飯事なのかもしれない。
尖閣列島や南沙諸島を平気で自分達のものだと言ったり、外国の技術や文化を平気でコピーするというのも、彼らならやっても当然というか、やるのが当たり前だと考えていると思える出来事であった。
こっちで網をかけていれば盗難カードが使われたというのはすぐにわかるのだ。そんなリスクを知って知らずか、堂々としたものだ、尖閣や南沙も歩が悪くなるとすぐにすまなかったと引き上げてしまうのだろうか?
もうひとつ驚くのは、その盗られた本人は怒ることもなくカードが帰ってきてニコニコしていたらしい。日本人ならそんなことをした相手に怒りを覚え、それこそ、警察に被害届を出して、あいつを捕まえろ!ということになるはずであるのだが・・・。
それにはこんな話がある、「中国人は量で考え、日本人は質で考える。」というのだ。中国人は小銭の貸し借りにはかなり無頓着で借りたコーヒー代を返さなくてもお互いなんとも思わないそうだ。そのコーヒー代が自分にとって些細な額ならどうでもいいらしい。ただし収入が少なくてそれが自分にとって大きな金額だとなるとえらい剣幕で返せ!となるそうだ。列に割り込まれても、列を待つ時間にそれほど大きな影響がないのなら全然平気らしい。日本人なら額がどうであれ借りたものを返さないとお互い気まずいし、たとえ2時間待つ列でも前にひとり割り込んできただけで前の人も後ろの人も怒って締め出すだろう。これが“量”と“質”の違いということらしい。
盗られたこいつも、カードさえ戻ってくればよくて、後から怒り心頭して相手に文句を言う時間はもったいないという考えだったのだろうかというように思ったそうだ。
絶対にこんな民族とは相容れることはできないと彼はあきれながら言っていた。
なんとも与太話が長くなってしまった。
今日のローテーションは小船の日。
毎年、この頃から紀ノ川河口ではタコのチャンスがある。あるといってもこの2年、まったく釣ってはいないのであるけれども・・。
まずはスズキを狙うべくルアーをキャスト。最初は青岸の灯台の前で投げていたのだが、対岸の釣り客がうるさい。ぼくはかなり沖の方に停泊しているので彼らに迷惑をかけているはずはないのであるけれども、「邪魔」「あほちゃうか」というような声が聞こえてくる。僕にしてみれば船を持っていないやつらのひがみだろうと受け流したいところだがあまりいい気はしない。どちらにせよアタリがないのでいつものテトラ帯へ移動。鉄板バイブレーションに変更して数投目でいきなりアタリ。めちゃくちゃ大きい。しかし走らない。ああ。これはきっとエイだ。せっかくだからなんとかデッキの上に引き上げたい。5号のリーダーで持つだろうかとドラグを調整しながら引き寄せるとこんなのが釣れてきた。
エイヒレなんていう料理があったり、煮凝りを作ったりできるのだろうが、やっぱりこの魚はグロテスクすぎる。毒針も気になるのでさっさとお帰り願った。
朝日も昇ってきたのでタコ釣りに変更。
すでに引き潮にかかっているけれども若潮だからだろうか、流れはさほどきつくない。手作りテンヤでも底が取れる。
これは期待ができるとがんばってみるけれどもアタリがないままエサをすべてロストして午前6時半に終了。
やはり小潮回りで夜明けに満潮の途中という潮でないと釣れないものなのだろうか・・・。
錨の先っちょにはゴカイが巻き付いて上がってきた。なかなか豊かな海域だ。だから魚はたくさんいるはずなんだけれども・・・。
いくら暑いとはいえ、まだこの時刻は涼しさが残る。
エンジンを全開にして海面を疾走するとなんとも心地いい。
寝苦しい夜を過ごすよりやっぱりこっちの方が気持ちがいい。
家に帰って歯の掃除。船の底も半年経つとえらいことになるけれども、歯茎の周辺も半年経つと歯石がまとわりついてくる。歯が抜けてしまうのは髪の毛が抜けてしまうのと同じくらい怖いことだ。すでに歯茎の周りの骨はかなり溶けてしまっているらしいがなんとか死ぬまで持たしたいと考えている。
なんだかヨタばかりの日記になってしまった・・・。
条件:若潮 2:15満潮
釣果:ボウズ
いつもの友人から聞いた話だが、彼の職場には去年の春くらいからやたらと外国人の買い物客が増えているそうだ。大半は転売目的なので大量に買い物をする。そんな外国人(そういうことをするのは全部中国人だが・・。)はなんとか安く商品を仕入れようと様々な割引券を持ってくる。そんな割引券のひとつに株主優待カードというものがある。
本当は株式を持っている名義人とその家族しか使えないことになっているのだが、名義人が日本人の名前でも自分の家族の券だと言い張るので仕方なく使ってもらっている。
そんななかで事件が起きた。精算した後、その割引カードを返してもらっていないというのだ。カードを取るのを忘れたことに気がついてすぐに戻ってきたら無いじゃないか。そっちが失くしたのだろうと言い張って聞かない。こっちのスタッフは間違いなくお皿につり銭とカードを乗せて中国人の前に差し出したと言う。状況を聞いていると、隣にもうひとり中国人が座っていたので間違えて持っていったのではないかということになった。これは困った。どうしようもないじゃないかとなったが、カードの持ち主とその横に座っていた中国人はどうも仕入れ仲間のようでラインみたいなもので連絡が取れる間柄らしく、問い合わせたが知らないといっているということだ。やっぱりそっちが失くしたのだろうとまた言いがかりがヒートアップしてきた。こうやって問題がこじれてから彼のところに報告が上がってくる。
さて、どうしたものか。どちらにせよこっちには非がないということで逃げ切らなければならない。それも毎度の事ながら社内からは何の手助けも期待できない。自分に降りかかってくる火の粉は自分で振り払えというのが彼の会社の流儀だ。
そこで彼はまずは相手に揺さぶりをかけるため、そのカードは名義人か家族しか使えないはずだから、再発行の手続きをさせてもらうので名義人の住所と電話番号を聞き出すように現場に指示を出した。当然ながら中国語しかしゃべれないのに日本人の苗字はおかしいので相手も姉の知り合いから借りてきたとか訳のわからないことを言い始めた。
大体こういう買い物には消費税の免税の手続きが付きまとうのだが、免税というのは個人が個人として使用する場合しか認められない。転売目的で買ったものは免税ができないのだ。そう意味では彼らはものすごくグレーな買い物の仕方をしている。だからこんな揺さぶりをかけるとあきらめて帰るかもしれないと考えたのだがこいつは下っ端のようでそんなことも理解もしていないようだったらしい。
それならば、彼のいくつかのくだらない経験から導き出した対処法、「こんなときは相手よりももっと大騒ぎするべし!」という作戦でいくことにしたそうだ。
自分で転んでちょっとした怪我をした人でも、ここにこんなものが置いてあるからお前のところが悪いのだとわめく人がいる。そんなときはすかさず、「お体大丈夫ですか!!すぐに救急車を呼びますので横になっていてください。」と大騒ぎをすると、因縁をつけたがるひとに限っておとなしくなるものだ。
だから今回は、警察に盗難届けを出しましょうということで交番まで引っ張って行った。警察が盗難届けを受理してくれたらこっちは関係がなくなる。盗られたのだからこちらには非はないということだ。実際こちらが失くしたという事実も証拠も無い。
彼自身も交番まで同行して警官に対して、こいつはやばい買い物の仕方をしているやつらだとそれとなく訴えたりしてこっちの見方につけようとがんばったそうだ。
結局、こいつが再び、隣にいた中国人に今警察に来ていると打ち返したらすぐに、自分が持っているから返すと言ってきて、彼の意図する終わり方ではなかったが一件落着となった。
結局、本当にその隣に座っていた同朋が盗んでいたのだった。
まあ、警察官の方々にはとんだ手間をかけたが助かった。彼はいままでいっぱい交通違反をして警察には多額の寄付をしているのでそこは許してもらおう・・・。と思ったが和歌山県警にはたくさん寄付をしてきたけれども、大阪府警にはまだ寄付をしたことがなかった。申し訳ない・・・と心のなかでつぶやいたそうだ。
しかし、中国人とは恐ろしい。自分の面識のある人間の持ち物でも平気で盗みを働くことができるのだ。
以前にもスーツケースを盗まれたと騒ぎ出した中国人がいて、どうした、どうしたとあたふたしていると、そのスーツケースを引っ張った女がみんなの前を通り過ぎていったということがあったので、こんなことは彼の国ではひょっとしたら日常茶飯事なのかもしれない。
尖閣列島や南沙諸島を平気で自分達のものだと言ったり、外国の技術や文化を平気でコピーするというのも、彼らならやっても当然というか、やるのが当たり前だと考えていると思える出来事であった。
こっちで網をかけていれば盗難カードが使われたというのはすぐにわかるのだ。そんなリスクを知って知らずか、堂々としたものだ、尖閣や南沙も歩が悪くなるとすぐにすまなかったと引き上げてしまうのだろうか?
もうひとつ驚くのは、その盗られた本人は怒ることもなくカードが帰ってきてニコニコしていたらしい。日本人ならそんなことをした相手に怒りを覚え、それこそ、警察に被害届を出して、あいつを捕まえろ!ということになるはずであるのだが・・・。
それにはこんな話がある、「中国人は量で考え、日本人は質で考える。」というのだ。中国人は小銭の貸し借りにはかなり無頓着で借りたコーヒー代を返さなくてもお互いなんとも思わないそうだ。そのコーヒー代が自分にとって些細な額ならどうでもいいらしい。ただし収入が少なくてそれが自分にとって大きな金額だとなるとえらい剣幕で返せ!となるそうだ。列に割り込まれても、列を待つ時間にそれほど大きな影響がないのなら全然平気らしい。日本人なら額がどうであれ借りたものを返さないとお互い気まずいし、たとえ2時間待つ列でも前にひとり割り込んできただけで前の人も後ろの人も怒って締め出すだろう。これが“量”と“質”の違いということらしい。
盗られたこいつも、カードさえ戻ってくればよくて、後から怒り心頭して相手に文句を言う時間はもったいないという考えだったのだろうかというように思ったそうだ。
絶対にこんな民族とは相容れることはできないと彼はあきれながら言っていた。
なんとも与太話が長くなってしまった。
今日のローテーションは小船の日。
毎年、この頃から紀ノ川河口ではタコのチャンスがある。あるといってもこの2年、まったく釣ってはいないのであるけれども・・。
まずはスズキを狙うべくルアーをキャスト。最初は青岸の灯台の前で投げていたのだが、対岸の釣り客がうるさい。ぼくはかなり沖の方に停泊しているので彼らに迷惑をかけているはずはないのであるけれども、「邪魔」「あほちゃうか」というような声が聞こえてくる。僕にしてみれば船を持っていないやつらのひがみだろうと受け流したいところだがあまりいい気はしない。どちらにせよアタリがないのでいつものテトラ帯へ移動。鉄板バイブレーションに変更して数投目でいきなりアタリ。めちゃくちゃ大きい。しかし走らない。ああ。これはきっとエイだ。せっかくだからなんとかデッキの上に引き上げたい。5号のリーダーで持つだろうかとドラグを調整しながら引き寄せるとこんなのが釣れてきた。
エイヒレなんていう料理があったり、煮凝りを作ったりできるのだろうが、やっぱりこの魚はグロテスクすぎる。毒針も気になるのでさっさとお帰り願った。
朝日も昇ってきたのでタコ釣りに変更。
すでに引き潮にかかっているけれども若潮だからだろうか、流れはさほどきつくない。手作りテンヤでも底が取れる。
これは期待ができるとがんばってみるけれどもアタリがないままエサをすべてロストして午前6時半に終了。
やはり小潮回りで夜明けに満潮の途中という潮でないと釣れないものなのだろうか・・・。
錨の先っちょにはゴカイが巻き付いて上がってきた。なかなか豊かな海域だ。だから魚はたくさんいるはずなんだけれども・・・。
いくら暑いとはいえ、まだこの時刻は涼しさが残る。
エンジンを全開にして海面を疾走するとなんとも心地いい。
寝苦しい夜を過ごすよりやっぱりこっちの方が気持ちがいい。
家に帰って歯の掃除。船の底も半年経つとえらいことになるけれども、歯茎の周辺も半年経つと歯石がまとわりついてくる。歯が抜けてしまうのは髪の毛が抜けてしまうのと同じくらい怖いことだ。すでに歯茎の周りの骨はかなり溶けてしまっているらしいがなんとか死ぬまで持たしたいと考えている。
なんだかヨタばかりの日記になってしまった・・・。
いつもコメントありがとうございます。
そうですよね~。誰も彼も、言ったもの勝ち、やったもの勝ちという風潮がどんどん広がっているように思います。
どんどんいやな世の中になっていっているように僕には思えます・・・。
波止場の爺様たちは好き勝手言いますね!
自分の波止場だと思ってるんですよね。
昔、自分の所属している漁港の波止場で冬にナマコ漁で潜ってたら文句は言うわ石投げてくるわ・・・
【あんた偉そうなこと上から言うてるけど私は組合員なんやで、その気になったらこの波止閉鎖して釣り出来ないようにもできるけどどうする?一回今から組合の事務所行くか?】と言ったら黙りました。
はたまた普通に魚居てますか?って話しかけてくる人もいて、そんな時は邪魔してごめんなナマコ食うかとあげたりもしてました。
立場考えず文句言う奴はだめですね~