場所:紀ノ川河口~加太沖釣行
条件:大潮 5:30満潮
潮流:6:06 上り1.9ノット最強 9:15転流
釣果:タチウオ1匹 真鯛1匹 ハマチ1匹 イサキ1匹
今週は三連休。日本は外国に比べて祝日が多いというが本当で、9月にも三連休が2回あり、今月もまた3連休だ。今までは祝日などはまったく無関係であったのだが、こんな歳になって実感している。しかし、まとまった休日などまったく無駄だ。同じ3日休むなら飛び石で休ませてほしい。それなら仕事場で体力を回復させて連続で釣りに行ける。
ということで、三連休なら初日と3日目に釣りに行けるかと思っていたが初日は北風が強いという予報が出ていた。それならばと昨日は小船の船底塗装をしていた。
大潮なので上架には条件が悪いが休日は無駄にしたくない。
満潮は午前4時47分なので、まあ、午前8時くらいに港に着けばちょうどよいだろうと思っていたら潮はすでにかなり引いてしまっている。急いでウインチをセットして引き上げにかかるが勾配がなだらかなところに当たってしまい後部が海底につかえてしまうトラブルを起こしてしまった。こんな時はジャッキの出番だ。

しかし、この機械は人間の発明したものの中では火薬と紙と羅針盤の次に位置づけられるほど役立つ機械ではないのだろうかと思うほど役に立つ。
一度船底を持ち上げてからコロをかまして水際まで引き上げ。今年の夏はかなり暑く、そのせいかフジツボがかなり付着していたものの、その後はいつものとおり順調に塗装を終了。

天気のほうも北風が吹いてたまに日が差したときは一気に暑くなるが比較的涼しくて楽であった。その分、期待していたほど体重は減らず、これはこれで残念なのである。

潮が満ちてくるのを待つため、一度家に帰って大きいほうの船のオイル交換の準備をして港に舞い戻る。

今回はエレメントの交換もするのだが、前回の失敗の教訓をもとに買ってあったレンチは絶大な威力を発揮した。

前回完全に壊れてしまったレンチは力が入らず、柄のところにパイプを差し込んでエレメントを緩めたりしていたのだが、今回はいとも簡単に取り外すことができた。
摩擦力だけで緩めることができるこの道具はジャッキの次の5番目に位置づけることができるほどの人類の発明品なのかもしれない。
そして、道具は良いものを持たなければならないというのを実感した瞬間であった。
エレメントの交換がすんなり終わったのでオイル交換は30分もかからずに終了。ちょうどその頃には小船の船体も半分くらい海水に浸かり進水が終了。
そして今日。
お昼頃には雨が降ってくるというのでそれまでは釣りができそうだ。
気温はかなり低くなり、素手でバイクのハンドルを握っているとちょっとしびれる感じがする。早くも手袋が必要になりそうだ。
まずは紀ノ川河口でタチウオ狙い。これも出遅れ、出港するころにはすでに東の空が明るくなってしまっていた。

仕掛けを流すも小さなタチウオ1匹だけ。アタリの数もこの魚を含めて2回だけであった。例年ならあと1週間は釣れるものだが今年は今日で終わらねばならなさそうだ。
アタリも期待できないのですぐに切り上げて加太に向かう。
加太での釣りは当然ながら潮の流れが重要なのだが釣りに行ける日が決まってしまっているので潮流を見るのもなにもない。潮がどうであろうと関係ない。
今日も朝はアジ釣りだとサビキ仕掛けでスタートしたが、その後に潮流表を開いてみるというのだから始末が悪い。それに加えて三連休のうち天気を見てみると今日が唯一釣りに出ることができる日であるからなのかかなりの数の船が出ている。

大体が周りの船の様子を見てポイントを決めているのでこれだけたくさんの船が分散しているとどこで釣れているのかというのがわからない。
適当なところで仕掛けを降ろしてみるがアタリはない。そんなときに潮流表を見てみると、ちょうど最強時刻を過ぎた頃だからこれはアジを狙うよりも真鯛を狙ったほうが良いのではないかと思い高仕掛けに変更したのだが、これがピッタリはまった。すぐにアタリがあり真鯛が上がってきた。これに調子づいて、それならテッパンポイントだろうと北上をしてみる。この作戦もピッタリはまりメジロクラスのハマチが上がってきた。3.5号のハリスでよく上がったと思うが、他の船とはまったく違う場所を流していたのでゆっくりとやり取りできたのがよかったようだ。
その後、魚探に大きな反応があったと思ったらアタリがあり、鬼アジかと思ったら上がってきたのはイサキだった。それもかなりの大きな型だ。
美味しい魚が釣れた。
そろそろ潮が止まる時間なのでこれで終わろうと、最後に鬼アジがいないかと四国沖ポイントに移動し仕掛けをサビキに変更。すぐにアタリはあったが小さなチャリコだ。その時間がちょうど午前9時、これで今日は終了。
港に戻り叔父さんの家に向かうべく水軒川の堤防を走っている頃にはポツポツと雨が降ってきた。ちょうど良いタイミングで引き上げてきたようだ。

釣行回数をもっと増やそうと思うと連日釣りに出なくては思うもののかなり疲労が溜まるのかと躊躇していたが、あちこち筋肉痛で辛いものがあるのも確かとはいえ、今回の船底塗料作業と翌日の釣りを連続でやったことでひとつの目途がついた。連続で大きいほうと小さいほうを乗り分けて釣りができそうだ。
外部環境の変化で自分の人生を左右されたくはない。もう少し抗ってみたいのである。
条件:大潮 5:30満潮
潮流:6:06 上り1.9ノット最強 9:15転流
釣果:タチウオ1匹 真鯛1匹 ハマチ1匹 イサキ1匹
今週は三連休。日本は外国に比べて祝日が多いというが本当で、9月にも三連休が2回あり、今月もまた3連休だ。今までは祝日などはまったく無関係であったのだが、こんな歳になって実感している。しかし、まとまった休日などまったく無駄だ。同じ3日休むなら飛び石で休ませてほしい。それなら仕事場で体力を回復させて連続で釣りに行ける。
ということで、三連休なら初日と3日目に釣りに行けるかと思っていたが初日は北風が強いという予報が出ていた。それならばと昨日は小船の船底塗装をしていた。
大潮なので上架には条件が悪いが休日は無駄にしたくない。
満潮は午前4時47分なので、まあ、午前8時くらいに港に着けばちょうどよいだろうと思っていたら潮はすでにかなり引いてしまっている。急いでウインチをセットして引き上げにかかるが勾配がなだらかなところに当たってしまい後部が海底につかえてしまうトラブルを起こしてしまった。こんな時はジャッキの出番だ。

しかし、この機械は人間の発明したものの中では火薬と紙と羅針盤の次に位置づけられるほど役立つ機械ではないのだろうかと思うほど役に立つ。
一度船底を持ち上げてからコロをかまして水際まで引き上げ。今年の夏はかなり暑く、そのせいかフジツボがかなり付着していたものの、その後はいつものとおり順調に塗装を終了。

天気のほうも北風が吹いてたまに日が差したときは一気に暑くなるが比較的涼しくて楽であった。その分、期待していたほど体重は減らず、これはこれで残念なのである。

潮が満ちてくるのを待つため、一度家に帰って大きいほうの船のオイル交換の準備をして港に舞い戻る。

今回はエレメントの交換もするのだが、前回の失敗の教訓をもとに買ってあったレンチは絶大な威力を発揮した。

前回完全に壊れてしまったレンチは力が入らず、柄のところにパイプを差し込んでエレメントを緩めたりしていたのだが、今回はいとも簡単に取り外すことができた。
摩擦力だけで緩めることができるこの道具はジャッキの次の5番目に位置づけることができるほどの人類の発明品なのかもしれない。
そして、道具は良いものを持たなければならないというのを実感した瞬間であった。
エレメントの交換がすんなり終わったのでオイル交換は30分もかからずに終了。ちょうどその頃には小船の船体も半分くらい海水に浸かり進水が終了。
そして今日。
お昼頃には雨が降ってくるというのでそれまでは釣りができそうだ。
気温はかなり低くなり、素手でバイクのハンドルを握っているとちょっとしびれる感じがする。早くも手袋が必要になりそうだ。
まずは紀ノ川河口でタチウオ狙い。これも出遅れ、出港するころにはすでに東の空が明るくなってしまっていた。

仕掛けを流すも小さなタチウオ1匹だけ。アタリの数もこの魚を含めて2回だけであった。例年ならあと1週間は釣れるものだが今年は今日で終わらねばならなさそうだ。
アタリも期待できないのですぐに切り上げて加太に向かう。
加太での釣りは当然ながら潮の流れが重要なのだが釣りに行ける日が決まってしまっているので潮流を見るのもなにもない。潮がどうであろうと関係ない。
今日も朝はアジ釣りだとサビキ仕掛けでスタートしたが、その後に潮流表を開いてみるというのだから始末が悪い。それに加えて三連休のうち天気を見てみると今日が唯一釣りに出ることができる日であるからなのかかなりの数の船が出ている。

大体が周りの船の様子を見てポイントを決めているのでこれだけたくさんの船が分散しているとどこで釣れているのかというのがわからない。
適当なところで仕掛けを降ろしてみるがアタリはない。そんなときに潮流表を見てみると、ちょうど最強時刻を過ぎた頃だからこれはアジを狙うよりも真鯛を狙ったほうが良いのではないかと思い高仕掛けに変更したのだが、これがピッタリはまった。すぐにアタリがあり真鯛が上がってきた。これに調子づいて、それならテッパンポイントだろうと北上をしてみる。この作戦もピッタリはまりメジロクラスのハマチが上がってきた。3.5号のハリスでよく上がったと思うが、他の船とはまったく違う場所を流していたのでゆっくりとやり取りできたのがよかったようだ。
その後、魚探に大きな反応があったと思ったらアタリがあり、鬼アジかと思ったら上がってきたのはイサキだった。それもかなりの大きな型だ。
美味しい魚が釣れた。
そろそろ潮が止まる時間なのでこれで終わろうと、最後に鬼アジがいないかと四国沖ポイントに移動し仕掛けをサビキに変更。すぐにアタリはあったが小さなチャリコだ。その時間がちょうど午前9時、これで今日は終了。
港に戻り叔父さんの家に向かうべく水軒川の堤防を走っている頃にはポツポツと雨が降ってきた。ちょうど良いタイミングで引き上げてきたようだ。

釣行回数をもっと増やそうと思うと連日釣りに出なくては思うもののかなり疲労が溜まるのかと躊躇していたが、あちこち筋肉痛で辛いものがあるのも確かとはいえ、今回の船底塗料作業と翌日の釣りを連続でやったことでひとつの目途がついた。連続で大きいほうと小さいほうを乗り分けて釣りができそうだ。
外部環境の変化で自分の人生を左右されたくはない。もう少し抗ってみたいのである。