イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

洲本沖釣行

2015年11月21日 | 2015釣り
場所:洲本沖
条件:長潮 7:48干潮
潮流:5:47転流 9:02下り1.9ノット最強 11:50転流
釣果:タチウオ 12匹

真鯛を狙いに行きたいのだが今日の潮はイマイチだ。
今シーズンの最後として五たび洲本沖へ釣行した。本当は真鯛を釣りたいのだが・・・。

天気予報を見てみると十分安全な天気だったし、事実、中ノ瀬戸を越えるまでは至極順調なクルージングだったのだが・・・



友ヶ島の北に出たとたんにものすごい北風と波だ。エンジンの回転数も上げられない。

ポイントに到着しても風と波はまったく治まらない。
潮はほとんど流れていないはずなのに仕掛けはどんどん流されていく。これでは釣りにならない。前回の釣行を参考にして作っておいた予備のオモリを追加して再スタート。
いくらかは仕掛けが立つようになってきた。そんなときにいきなりアタリ。こんな時でも潮はゆっくりなので食ってくるようだ。底を取るのがいかに大事かということを思い知らされる。

最初のアタリ残念ながらバラしてしまったがその後も散発ながらアタリは続く。当たると食い込みはいいようでほぼテンヤに乗ってくれる。
風は相変わらず治まらす潮と風の向きが同じはずなのに仕掛けがどんどん置いて行かれているという感じだ。
一時はクラッチを前進に入れたままでテンヤをリトリーブしなければならなかった。

場所移動のときでも潮をかぶり、波頭に乗り上げて一気に落ちてゆくので船底がバ~ンと海面に打ちつけられる。今日はだれも誘わなくてよかった。



潮流のピークを過ぎてアタリは少なくなり、しかも小さくなってきた。道糸もふけてしまっているのだろう。アタリを感じないのにイワシのしっぽだけがなくなっていたり腹だけ食われていたりする。
午前11時になりもう終わりだと思ってテンヤを回収する。イワシが食われているとまだ釣れると欲が沸きあと1回だけとイワシを付け替えて再投入。午後4時に会議があるので早く家に帰らなければなければならないのだが結局正午まで延長戦を戦って2匹追加。
急いで帰路についた。

北風も友ヶ島の陰に入るとすっかり治まりまさしく小春日和だ。本線航路はやはり侮れない。




いつものとおり港近くのおじさんの家に魚を放り込んで野菜をもらい、いつものスーパーでジャンボモナカを買って午後2時に帰宅。お昼を食べて写真をアップしスーツに着替え、燃料補給のために軽油を購入するため迂回して出勤。
会議の40分前に無事出勤。慌ただしい1日だ。
ハマちゃんみたいにカッパの下にスーツを着るのはさすがにできないのでこんなに慌ただしくなるのだ。当たり前だが・・・。


今日はPEの道糸を約40メートルロスト。アタリがあって合わせて少し巻き上げたときにフッと軽くなって切れてしまった。40メートルの場所なんて普段使うところではない。それもPE3号だ。これは仲間を助けるため別のタチウオが道糸にアタックして切ってしまったに違いない。なんという仲間愛。
人間社会では信仰の違いで殺し合いをしているといういうのとは大違いだ。タチウオには邪念がない。そこを見習わねばならないのだ。

コメント
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